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薄楽俊
2023年1月19日 17:39
2023年1月17日 18:02
雪しげき夜に肉体まとう君のゐて 赤裸々に吐く息の闇の花びら冬の恋 めいっぱいに身の詰まりたる蟹の爪 おわかれの乳房たわわにみのりけり この恋も山茶花散りおえるまで定型と自由律がまざっています。五七五を意識しつつ結局そうなれなかった句もある、ということかなあ。「蟹」は夏ですが、「ずわい蟹」「たらば蟹」などは冬の季語。3句目の「蟹の爪」はおせちの鉢盛のあれ。じつはこの句
2023年1月2日 02:37
いつまでの山茶花去年に逢ひしひとしんしんと雪ふる屋根や蕪村の忌発光はコンビニひとつ冬の闇つまづいて薔薇が壊れて寒涛に歳月が迫って胸まで冬銀河1.季語は山茶花。〈初冬〉 山茶花は冬の庭の彩り。散りながら咲き、咲きながら散る。 そのさまがずっとつづくといいがそうもいかない。二人の 関係とて・・・不倫です。2.季語は蕪村忌〈冬〉 山本てらさんがこの季語で3句詠んでいらっしゃ