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伝統の金沢箔を未来へつなぐために

金沢の伝統産業を受け継ぐ経営者として

株式会社箔一の代表取締役浅野達也です。伝統産業を手掛ける企業の経営者として、日々感じることや、学んでいることをこのnoteを通じて発信をしていきたいと思います。日本の伝統文化をつないでいくために、多くの方と力を合わせていきたいと願っています。

人々に愛されて受け継がれる伝統でありたい

私は、日本のものづくりの素晴らしさに誇りを持っています。
美しい自然と四季に恵まれ、人々の繊細な感性や生真面目な気質が、各地で素晴らしい工芸品を生みだしてきました。

私たちは、金沢箔を中心としながら、日本の手仕事を人々の暮らしに広げていきたいと考え、挑戦を重ねてきました。

たとえ卓越した技術であっても、人々から必要とされなければ廃れてしまいます。伝統工芸は、日々の暮らしの中で価値を認められてこそ、生きた文化として未来へつながっていくのです。博物館や図鑑のなかだけで出会える伝統もあるかもしれませんが、私たちは、そういうものではなく、広く人々から愛され、求められて続いていく伝統でありたいと願っています。

未来に向けて、日本のものづくりを発信しています

私たちは、日本国内でのものづくりにこだわり、全国の産地と手を携えて新しい価値づくりに取り組んでいます。私たちの工房は「開かれた工房」として、いつでもお客様をお迎えしています。ここには全国から作り手やデザイナーが集い、議論を交わし、現代的なかたちでの伝統産業を国内外へと発信しています。

日本の素晴らしいものづくりを、未来へとつないでいくために。
私たちの取り組みを、ぜひ知ってください。

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