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【ハチトーーク第1回】41歳オッサンの小学生の頃の宝箱が出てきた!~ゲーム取扱説明書編~

とつぜんですが「ハチトーーク」というおしゃべり対談コーナーを、不定期で夜8時頃に更新していこうと思います。深夜のラジオ番組を1人でこそこそ聞くような感覚で楽しんでいただけるよう、ユルんでねじれて干からびきったグルーヴでお届けしたいと、一同張り切っております。

では、さっそくいってみましょう。この対談は5/25(水)の午後にとつぜん小学生のころの宝箱を持参して出勤した編集部員酒井によって、仕事中の石川、伊波がとつぜん呼び集められたときに、思い立って収録したものです。

恐ろしいことに全7回もつづく予定。とても話が長かったのです……。

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【目次】

1. 八画文化会館編集部メンバー紹介
2. 小学生の頃の宝箱が出てきた!
3. ファミコンの取扱説明書
4. ディスクシステムの取扱説明書

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1. 八画文化会館編集部メンバー紹介

酒井(サカイ)

出身地:愛知県安城市
年齢:1975年生まれの41歳
小学生時期:1981年~1987年
小学生時のあだ名:【りゅうくん】
職業・肩書き:【べてらんへんしゅうぶいん】
趣味:【ついったー】【おしゃべり】
性格:【じこちゅうしん】【ろまんちすと】
武器と技:【でかいこえ】、【しつこさ】、【れんきんじゅつ】
戦闘力:★★★★★


石川(イシカワ)

出身地:東京都小平市
年齢:1982年生まれの34歳
小学生時期:1989年~1995年
小学生時のあだ名:【はるぼー】
職業・肩書き:【むちゃぶりへんしゅうちょう】
趣味:【うれないほんづくり】
性格:【まけずぎらい】【きぶんや】【らんぼうもの】
武器と技:【おーとかうんたー】、【ちょうはつ】
戦闘力:★★★


伊波(イハ)

出身地:沖縄県那覇市
年齢:1986年生まれの30歳
小学生時期:1993年~1999年
小学生時のあだ名:【ゆんな】
職業・肩書き:【かけだしへんしゅうぶいん】
趣味:【まじめなおたくかつどう】
性格:【まいぺーす】【がんばりや】【ひっこみじあん】
武器と技:【きのぼう】【ほいみ】
戦闘力:★★

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2.小学生の頃の宝箱が出てきた!

▲ジグソーパズル「ノイシュバンシュタイン城(西ドイツ)」の箱にしまってあった宝箱。


▲西ドイツ表記だよ!

石川:えー、これから酒井さんの宝箱をみんなで見る、という拷問のような企画を開催したいと思います。

酒井:拍手(大)

伊波:拍手(小)


▲1983年~1989年頃に流通していたものと思われる

石川:これはいったい……、いつ頃の宝物なんでしょうか?

酒井:小学3年生から中学2年生ぐらいの思春期の思い出だね。

伊波:これは……、なんで出てきたんですか?

酒井:引越しで片付けてて自宅から出てきたんです、宝箱が。オレももうチビが3人もいるオヤジだから、思い出に縛られてちゃイカンなと思ってね。捨てるつもりで20年ぶりぐらいに開けたわけですよ。オレんちが廃墟になってイルカちゃん(@ill_capone)とか、よごれんさんにサバくられても嫌じゃん。

石川:それは恥ずかしいですね。ちなみに自分だけの心のポケットにそっとしまって、現物はそのまま処分するという方法は思い浮かばなかったんですか?

酒井:それはまったく思い浮かばなかったね。

石川:そうですか。これ、一番貴重なものはどれなんです?

酒井:思い出に値段はつけれないよね。 プライスレス。

石川:つまりガラクタっていうことですかね。ヤフオクで売ったら総額いくらぐらいになるんですか?

酒井:うるせー守銭奴。1000円ぐらいだよ、きっと。オマエ、とっとと片付けて早よ帰るぞオーラ出しすぎじゃない?

石川:すみません、ガラクタにしか見えなくて。

酒井:宝の山だよ。何言ってるんだよ。

伊波:あっ、じゃあ一番思い出に残っているのは、どんなものですか?

酒井:嬉しいこと聞いてくれますなぁ。答えは「全部」だけど、じゃあ順番に聞いちゃう?

石川:……(めんどくせ)。

伊波:……はい。


3.ファミコンの取扱説明書

▲ファミコンの取扱説明書

石川:えー。何から見ていきましょう? なんでもいいよね。

酒井:ちょっとはやる気だそうよ。

石川:他人の小学校の頃の宝箱見るのって、あんがい苦痛よ。ね、伊波氏?

伊波:……いえ(笑)これ懐かしいですね、ファミコン。


▲『魔界村(CAP-MK)』1986年(株)カプコンより発売

石川:ゲームの結末を説明書に書いちゃっていいのかね?

酒井:魔界村はアーケードで流行っててね。おれも小学生の頃、南安城駅から名鉄西尾線に乗って、西尾駅にあるミカっていうデパートのゲーセンに行ったもんよ。アーケード版のほうが迫力あったね。ま、一度もお姫様は助けれんかったけど

▲『スターラスター(NSL-4900)』1985年(株)ナムコより発売

石川:いいですね、かなり適当な世界観とキャラ紹介。このゲームやってみたいよ。スターノイドは何なのかとか、ランク表の「この先は秘密」っていうのも、気になるね。

酒井:まったく思い出せんなぁ。『スターラスター』かぁ。ふーん。

石川:wiki情報ですけど、ナムコ初のファミコンオリジナル作品らしいですね。あっこんなことも書いてありますけど、覚えてます?

CMでのキャッチコピーは「クーソーしてから、寝てください。」

酒井:懐かしいねえ。「クソしてから寝てください」って毎日連呼してました


▲『ポートピア連続殺人事件(EFC-PR)』1985年(株)エニックスより発売

石川:本格サスペンスアドベンチャーゲームですって。すごいですね。

伊波:これ捜査メモになってますよ。トリセツにメモしながらファミコンするんですかね?


石川:「事件解決への道」っていうページにQ&Aがのってて、質問に答えてくれてるよ。ゲームをやる姿勢とは思えないほどまじめ。ちょこざいな質問をすると、叱りとばされるもん。これはメモ必須ですわ。

酒井:これはドラクエでヒットするエニックスの、ドラクエの前に出たソフトだね。ムズかったなあこれ。子供心に画期的だと思ったよ。テレビゲームは、バンバン敵をブッ倒してゆくもんだと思ってたからね。まさか推理をさせるなんて夢にも思わんかった。ほほう…と唸らせられたね、小学生ながら。

伊波:あ、このゲームつくったのドラクエ開発者の堀井雄二さんなんですね。

酒井:ほぇ~


▲ファミリートレーナーシリーズ①『アスレチックワールド』1986年(株)バンダイより発売

伊波:『アスレチックワールド』ってなんですか?

酒井:マット型コントローラのゲーム。画面見ながら、マットのうえで飛んだり跳ねたりすると操作できるやつ。

石川:すごいよ、これ。「セットした瞬間から部屋はスタジアムと化す」って書いてありますよ。

伊波:ほんとですね「部屋の中にいても気分はもう青空の下」とか。楽しそうですね。

酒井:マットの接触が鈍いから、かなり激しくマットを踏み込まないといけないんですよ。家が傾くんじゃないかってくらい足を動かさなくちゃいけなくて、兄弟の間で真剣勝負になると、よく振動で棚から食器とか本がバタバタ落ちてきて、親に怒られてたね。

石川:あぁ、それで部屋はスタジアムと化すんですね。


4.ディスクシステムの取扱説明書

▲ファミリーコンピューターディスクシステムの取扱説明書

伊波:これはなんですか?

酒井:これなんだったけ?山ちゃんなら知ってるよね、聞いてこよ。

(酒井、退出。同年代の山内に聞いてから戻ってくる)

石川:わかりました?

酒井:わかりました。ディスクシステムです。80年代後半から90年代前半ぐらいに流行ったんじゃないかということでした。(のちほど調べると1986年発売ということがわかりました)


▲『パルテナの鏡』1986年(株)任天堂より発売

石川:ファミコンに繋いで使うの?

酒井:ファミコンが出て、そのあとディスクシステムが出た。ちなみにオレは持ってなかったけど。なぜか初期ソフトの説明書だけ持ってるね。

伊波:カセットじゃなくてフロッピーディスクみたいなのを入れるんですね。


▲雑誌名不明。ゲーム攻略法の切り抜き。

酒井:あとこれね、ゲームの攻略法が雑誌に載ってて、切り抜いて集めてたんですよ。今思うと、あれが雑誌好きになったきっかけじゃないか。

石川:早熟ですね。『ドルアーガの塔』と『スパルタンX』っていうゲームですか?

酒井:そうそう、ドルアーガ!好きだったなぁ。あとさっきのディスクシステムの『メトロイド』とかも、好きだったなぁ。スパルタンエックスは、すっぱだかんセックスって叫びながら自転車で走り回っとったよ。

石川:面影ありますね。

(第2回につづく)

※第2回は、さすがにこれより面白くなる予定なので、どうか愛想をつかさずに読んでやってください。

収録日:2016/5/25(水)

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