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創造的に生きる=自分の脳内でイノベーションを起こす

今日は、「創造的に生きるって、自分の脳内でイノベーションを起こすことだ」と気付いたときの話を紹介します。

デザインについての講義で、イノベーションについての説明がありました。

見たことも聞いたこともないことを「イノベーティブ」と呼び、
イノベーティブなものが一般的になることを「イノベーション」と言う。
イノベーションを起こしたいなら、
まず、思考の枠組みの外に出る必要がある。

はっと、大学時代に読んだ精神医学の本に書いてあった、適応と不適応の話を思い出しました。(当時、精神保健福祉士の卵でした。)

ひとは生きていれば必ず何度も壁にぶつかる。
壁にぶつかって、自分の持っている経験や知識だけではどうにもできないときを「危機」と呼ぶ。
危機の状態は心身を脅かす。
人に相談するなど、試行錯誤することで切り抜けると適応したとみなされ、うまく切り抜けられなかったときは不適応の状態となる。
不適応は、心身の状態に影響が起こり、病気や障害になることもある。

危機の状態から抜け出るプロセスを紐解いていくと、
まず、当たり前ではない、自分の思考の枠の外にある考え方に気付いて、
その気付きを受け入れて当たり前の考え方になっていくとも言えるのではないか。
つまり、人の脳内でイノベーションが起こっていると言い換えることもできるのではないか。

うまくいかないなって悩んでしまうとき。
落ち込んでしまうし、
「どうしたらいいんだーーー!」と頭をかきむしりたくなるような気持ちになる場合もありますよね。

でも、この仮説があっているとするなら
「大丈夫。答えは自分の思考の外にある。落ち着いて過ごしてみよう!」と思えるんじゃないか。
ネカティブに感じがちなことも、穏やかな気持ちで捉えられるようになるのでは?

この仮説があっているか知りたかったので、精神科医の方に聞いてみました。
その方は第三世代認知行動療法を広めていらっしゃる方で、この本を書かれている方でした。

結論はと言うと...
「同じです。
心理療法は全て、自分の思考の外にある考え方を模索する方法とも言えます。」
といったことをご回答くださいました。

どうやったらうまく生きれるの?
の回答は、
イノベーションを起こすのと同じように、創造的な思考を持って生きればいい!!
創造的な思考とは、自分の思考の外に出ること。

わかったところで、試行錯誤する必要があることが洗い出されました。

どうやったら自分の思考の外に出ながら生きられるのか。
その思考法はどのようにしたら身に付けられるのか。

そんなことを考えていたら、以前noteに書いた出来事が起こり、
・創造的ってなに?
・どうやったら頭の中にある枠組みと関係なく思考できる?
・それをプロジェクトチームで行うには?
・どうやったらプロジェクトで人生を自ら、より豊かに創造する方法を学ぶことができる?
を探究する道へと続いて行きました。

最後までお読みくださり、ありがとうございます!