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作品の物語

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製作した作品の解説です。 ひとつひとつに物語があります。
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2022年4月の記事一覧

龍の作品集

龍の作品集

私が、好んで描くモチーフの一つに龍があります。

さまざまな物語に登場し、
昔から多くの作家が作品にし、
「龍」と言えばどのような姿か容易にイメージが出来る
ある意味身近な存在だと思っています。

描いてきた龍は全て役割や特性を持たせ、独自の物語を紡ぎました。

※作品名に下線があるものはクリックすると作品の紹介ページに飛びます

龍の神

雨の龍

波の龍(作品名・波の使い)

碧海の龍

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【作品の物語】猫又夜行

【作品の物語】猫又夜行

桜の花びらが舞う、満月の夜。
猫又たちが歩き出す。

扇で花びらを仰ぎあそぶ。
猫目時計もまん丸である。

【作品の物語】煙の龍

【作品の物語】煙の龍

白い煙と現れる不思議な龍。
背からは煙が出ており、
時折姿が煙に隠れてしまう。

その龍がいる時は、
月の輝きが和らぎ、
自分がどこにいるのか
わからなくなるそうだ。

時々セージのお香を炊くのですが、

いつも炊いてすぐは煙の動きに見入ってしまいます。
空間の中でうねり、流れる姿に龍を重ねて描きました。

2022年ザ・美術骨董ショーに出品予定です。

【作品の物語】花の使い

【作品の物語】花の使い

ふわふわのうさぎが描くたくて…
のシリーズ3枚目です。

とても可愛らしい額を購入したので、制作しました。

うさぎのモデルは、Twitterのフォロワーさんのお家の子です。

アンティークのポストカードのようなお花と一緒に描きました。

絵は親指サイズです。

2022年 ザ・美術骨董ショー
(東京プリンスホテル)にて展示予定です。

【作品の物語】雪の使い

【作品の物語】雪の使い

普段妖怪を描いていますが、 
昨年UMAのジャッカロープを描いたのをきっかけにうさぎを描きたくなってしまったので、Twitterのフォロワーさんのお家のうさぎを描きました。

小さな額縁がとても可愛らしいデザインなのでピッタリだと思っています。

差し色に、紫のスミレを描き
アンティークのポストカードのような絵にしました。

【作品の物語】竜田姫の八咫烏

【作品の物語】竜田姫の八咫烏

錦秋の女神竜田姫の住む山竜田山にて、
紅葉の中を羽ばたく八咫烏を描きました。

古今和歌集の

【竜田川もみじ乱れて流るめり渡らば錦中や絶えなん】

という歌から発想を得たもので、
紋様として描いた紅葉は、千代紙のような発色にしました。

少し鈍い金色の額は、紅葉の鮮やかさを引き立ててくれます。

紅葉の花言葉は「美しい変化」だそうです。素敵ですね。

実りある豊かな人生に、美しい変化をもたらすお

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