台風3号がはいむるぶしにもたらしたもののお話
はいさい!!はいむるぶしnote配信チームです。
今年は、7月の下旬になっても台風が2個しかできていなく、台風が来なくて不気味だなぁ~と思っていたところ、大型の台風3号が八重山の上空を通るという予報があり、第一級の台風対策を準備していました。結果的には、台湾に向かっていく台風となり、八重山はギリギリ暴風域に入りませんでした。とはいえ、風速は30M近くあり、23日の午前中で船が欠航になってしまい、24日・25日と全便欠航でお客さまにご利用いただくことはできませんでした。
NTTのケーブルが切断されたり、2~3時間ほどの停電や、園内の植栽が倒れるなどの被害はあったものの、甚大な被害を受けることはありませんでした。台風3号によりどんなドラマがあったかお伝えしたいと思います。
予報を受けて、各課にて台風対策隊が編成され、入社30年以上のベテランスタッフの指示のもと、徹底的に対策を行いました。
私の所属する管理課では、寮や従業員食堂の対策。寮周りにある危険なものを撤去し、空室の雨戸を閉めたり、窓の冊子に紙を詰めたりしました。スタッフが困らないように、紙やトイレットペーパー、養生テープを用意。自由にもって行けるようにしてあげました。
台風通過中は、従業員食堂を利用すること自体が危険だったため、1日だけ閉鎖。代わりに総料理長にお願いして、全従業員分のおにぎり🍙弁当を作っていただきました。
私の方では、カップ麺を1人2個用意し、おにぎり弁当とカップ麺をスタッフに無料で配布!!一人ひとり声をかけながらお渡ししました。
台風で気分が沈みがちになる中、笑顔になってくれました。
このような台風のなか、宿泊してくださってるお客様に現場は全力で対応。大嵐の中、3人1組でお部屋までお弁当を届けるスタッフ、ロビーに設置した卓球台で楽しむご家族に県大会出場経験のあるスタッフが卓球教室を開くなど、はいむるぶしらしい対応(涙)。台風の中、頑張っているスタッフに何かしてあげたい!!とまたまた料理長に相談したところ、お昼どきに「八重山そば」を振舞おう!!ということになりました。
台風により様々なことに気づかされます。食料はもちろん、当たり前のように普段の生活にある電気・水道・ガス・通信・交通といった5大インフラの大切さ。時間に余裕があるため、普段ゆっくり話すことがないスタッフとの会話が生まれたり、ES(従業員満足)が生まれたり、結束力が高まることも。今回の台風でもたくさんのことを学ぶことができたと思います。