FLY 「銀河のお城に旅立つ天使」 絵と詩・キョウコ
パタパタパタパタ・・・
銀河のお父さんが言いました。「小さな羽根の天使さん、どちらまで?」
「わたし、ずっとずっと遠くの銀河のお城へ行くのよ。」
銀河のお父さんが言いました。「それなら私が案内しましょうか?
私は銀河の専門家です。」
「私はね、冒険がしたいの。あなたの後ろはついていかないわ。」
銀河のお父さんは言いました。
「ふむふむ。それはごもっとも。
楽しい旅を続けてください。」
パタパタパタパタ・・・
「あらら?ここは川かしら・・虹かしら・・・イタリア?
パスタの海かしら・」
パタパタパタパタ・・・
小さな鳥さんこんにちは!!
「パスタの川の向こうに小さな太陽があるわ!🌞
わたし、遠くまで来たんだわ!」
パタパタパタパタ・・・
パタパタパタ。
「あ!真っ青〜〜〜私どこにいるの?
あ〜!!真っ赤な太陽にぶつかる〜燃えちゃう!
銀河のお父さん、助けて!!」
そして天使の女の子は気を失ってしまいました。
目が覚めると、
そこは銀河のお父さんのお城。
天使の女の子はお姫様に変身していました。
銀河のお父さんは言いました。
「お帰りなさい、天使さん。
ここは銀河のお城です。
勇敢な天使さん、冒険は楽しかったかな?」
「わたし、冒険がしたかったの。自分で探したかったの。」
銀河のお父さんが言いました。
「助けて〜と言われたら、私は助けますよ。
それが宇宙の法則ですからね。」
「くやしいけれど・・・ありがとう、宇宙のお父さん。」
天使の女の子は温かいスープとパンを食べて
ふかふかのベッドで眠りました。
幸せな深い眠りの中で
天使の女の子は、つぎ人生の新しい夢を見続けました。
ー 絵と詩 キョウコ
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