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意外と盲点?子どもの髪を守る正しいヘアケア

普段は美容師として働く「Ha-ha」代表・坂本直宏(スタイリスト名・Ryoma)ですが、夏になると、サロンワーク中にこんな相談を受けることが増えるそうです。
「夏場になると、子どもの頭のニオイが気になるんです」

“ニオイ”も、夏ならではのお悩みの1つですよね。
湿度も高い日本の夏では、子どももたくさん汗をかきます。
よく話題に上がる肌への紫外線対策などはきちんとしても、髪や頭皮は意外と盲点になりがち。

そこで今回は、大人とはまた違う、子どものための正しいヘアケア・スカルプケアについてお話しします。

(サムネイル 出典:Freepik)


「大人と同じヘアケア用品を使用」これ、実はNGなんです

先ほど冒頭でもお話しした相談は子育て中のママさんから寄せられたものですが、共感された方も多いのではないでしょうか。
このニオイの原因として、汗ももちろん挙げられますが、それだけが原因ではありません。

子どもの髪に、「大人と同じシャンプー・トリートメント」を使ってしまっていませんか?

気になる子どもの頭皮や髪のニオイをなんとかするために、クレンジング効果の高いものや香りの良いものを選んで対策している方も多いと思います。

しかし、それはかえって逆効果。特に香りの良いヘアケア用品は大人の女性に向けたダメージケア用であることが大半であり、それらに含まれるダメージケア用の成分は、洗い残しが出やすいのです。

すすぎきれずに頭皮に残留したダメージケア成分は、その後、酸化して不快なニオイを放ちます。
そもそも大人用のヘアケア用品は、成分的にも子どもの髪や頭皮に対して強すぎてしまい、ニオイだけでなくかゆみや頭皮のトラブルなどにもつながりかねません。

それでは、子どもの頭皮や髪のニオイの原因に対して、一体どのようなアプローチをすべきなのでしょうか?

(出典:Freepik)

実はとても簡単?! 子どもの髪を守るヘアケアとは

それは、よく「すすぐ」こと。
「洗う」ことよりも「すすぐ」ことを意識するだけで、子どもの頭皮や髪のニオイはかなり改善します。

シャンプー・トリートメントも、できれば子ども用を使用するのがおすすめ。
子どもの頭皮に合ったヘアケア用品で洗い、よくすすいで洗い残しを防ぎ、汚れをしっかり落とすこと。
特別なことは必要ありません。
基本的なことをしっかり行うことで、子どもの頭皮の健康は保たれるのです。

また、髪が細くて絡まりやすい子どもには、お風呂上がりに行うアウトバスケアが効果的です。

用意するのは、「ROüOIL」などのような、子どもにも優しい天然成分が主体のアウトバス用のヘアケア用品。

絡まってしまった部分にこれらを適量つけて、髪の滑りを良くしながら絡まりを優しくほどいてあげてください。
もちろん、髪自体のデイリーケアにも◎。
絡まりやすい髪質も、適切なアフターケアを続けていくうちに改善していきます。

子どもに合った正しいホームケアで、そのデリケートな頭皮や髪を健やかに優しく育んであげましょう。


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コスメブランドプロジェクト「Ha-ha(ハーハ)」とは
「未来に残るブランドづくり」「世の中に必要なブランディングモデル」をテーマに、2022 年スタートしたコスメブランドプロジェクトです。このnoteでは、ブランド・製品への想いや開発秘話、肌や髪などの美容など関する情報を発信していきます。

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