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ブランディング、デザインのお仕事〜本質と心得〜
株式会社ポケットでブランドディレクターをしております、ハギワラです。
今日は「ブランディング、デザインの仕事の本質心得」というテーマについてです。
現代においての価値創造
突然ですが、「価値を創造する」って簡単なことではないですよね?
価値を創造するということは、これまでに無かったものをゼロから生み出し、誰かから「こんなモノが欲しかったんだよ!」と言わしめるモノでなければいけません。
商いには、必ず相手が存在します。
自分たちは面白いモノやサービスを生み出せたと思っていても、受け取る側の相手がそのモノやサービスに対して、価値と感じるかどうかは相手に委ねられています。
だから自分が思う価値と相手が思う価値にズレが生じていた場合、
それは価値とは言えません!
(ただの自己満…)
さらには現代はモノやサービス、情報に溢れる時代です。
欲しい商品をネット上で探せば、すぐにお目当ての商品が見つかります。
むしろ選ぶのに困るほど…
そんな時代なので、単に価値を創るだけでは物足りません。
つまるところ、独自性もプラスで創出する必要があるのです!!
より難易度が増し増しです…!
思考を止めてはならない
少々前置きが長くなりましたが、ここから本題に入っていきます。
僕たちの仕事はどこまでいこうと「クリエイティブ(創造)」です。
お客さんのブランドのらしさ(個性)は?
中心にある価値は?
感情を揺さぶるほどの価値はある?
どう伝えれば、それらが消費者に伝わる?
問いはまだまだ足りないですが、上記について
これでもかというくらいに思考を巡らせて、
さらなる新しい価値を生み出すことが僕たちの仕事です。
つまり…
僕たちは決して仕事を作業化させてはならないのです!
思考を止めてはならない!
作業化とは、思考が止まっている状態を指すので、その状態からから新しい価値なんて生み出せるわけがありません。
プロジェクトに関わる全員が、ブランドの中心にある価値に目を向け、
それを表現するというところに全神経を集中させないと、
不確実性や複雑性が増している現代(VUCA時代/モノが溢れる時代)において、「消費者に価値が伝わる」という超絶難しいミッションは達成できません。
・・・
意味(価値)競争
少し話が逸れますが、
僕なりに、「価値」という言葉をあえて別の言葉に言い換えるならば「意味」です。
消費者は、「ならではの意味」を求めて商品を購入するので、そもそも「意味」がなければ消費者は買う理由を失います。
なので、なかなか集客ができないというのは、そもそも商品やサービスの「意味」が不足していたり、「意味」を伝わる形で伝えられていない可能性が高いです…!
つまり、今、僕らがやらなければいけないのは、
「価格競争」ではなく、「意味(価値)競争」。
ブランドへの想いに耳を傾けながら、一つ一つ本質を見極めて、丁寧に意味を加え、点ではなく線で意味を繋ぎ、大きな意味へと新化させ、そして伝えていく。
これがブランディング・デザインの仕事です。
楽しみながら創ることを忘れない
繰り返しにはなりますが、
意味を創出する僕たちブランディング、デザイン会社に所属する人が作業員となってはならない…。
もし、組織体制が理由でクリエイターが作業員化してしまえば、少し大袈裟かもしれないですが、日本全体の所得が低下することにも繋がってしまうという危機感すらあります。
改めて「価値を創造するという意識」の大切さと、
ブランディングやデザインの本質について共有したかったのでこの様な記事を書かせていただきました。
僕たちはもっと十分な時間を確保して探求に徹し、楽しみながら仕事をする。
そのために日々挑戦を続けていきます。
それではまた!^^
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