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奥田版「陽気なギャング」

2007年1月13日に投稿したブログより。

欲にまみれて手を結んだ主人公一味とヤクザ、そして中国強盗団による、成金の10億円を狙った大争奪戦。

三つ巴の争いが面白おかしく描かれます。

誰一人感情移入できたり、同情できるようなキャラクターはいませんが、話のテンポや、明るいノリで、陰惨な展開にならないとことが救いです。

何も考えずに読むにはいいですね。

この面子で続編を書こうと思ったら、それも可能なような気もします。

奥田英朗にしては、少し毒が足りない気もします。

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

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