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免疫力を高める栄養素

ウイルスは自分だけでは生きられないので、必ず他の細胞に入ってこようとします。人間の体は毎日風邪・インフルエンザや花粉症にならないよう外敵から体を守るために戦っています。こうした外敵から体を守る力が「免疫力」です。

侵入経路は皮膚粘膜です。

鼻うがいや喉洗浄液などで洗いすぎると、ウイルスに侵入されやすくなるので、洗い過ぎに注意です。

皮膚粘膜は鼻から始まる気道、そして口から始まる消化管にあり、ブロックできれば感染しません。鼻・口・目などにある粘膜は粘液が満たされて免疫力が高い状態です。

粘液の「ネバネバ」には意味があり、病原体が付着した時ネバネバで覆えば 粘膜まで届かず鼻水や涙と一緒に排出しやすいからです。

粘液の材料はブドウ糖

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粘液の材料はブドウ糖・ビタミンA・ビタミンC・タンパク質・硫黄などです。脳のガソリンだけでなく、体作りにもブドウ糖は必要です。タンパク質と結合するとネバネバになります。

粘液のネバネバが敵を包んで排除する

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粘膜に襲いかかってきた敵を包んで、排除するのがIgA抗体です。IgA抗体は常に粘膜の最前線で戦ってくれています。グルタミンはアミノ酸の一種で、グルタミンとビタミンAがないとIgA抗体が生成できません。

ビタミンDは、抗菌・抗ウイルスタンパクの合成に必要な栄養素です。抗菌・抗ウイルスタンパクとはその名のとおり病原体に抵抗してくれる物質で、細菌の細胞膜を直接攻撃します。

甘いものを食べると免疫が落ちる

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抗菌・抗ウイルスタンパクは甘いものに弱く、口の中に甘いものがあると抗菌・抗ウイルスタンバクが作れなくなります。

ビタミンDは粘膜細胞同士を強く結合する働きがあります。ウイルスや細菌が粘膜から侵入するのをブロックする役割があります。

粘膜は皮膚と違い角層がなく、細胞が露出しています。それに病原体が増殖しやすくなります。そのためには細胞が増殖しなければなりません。そこには亜鉛という強力なサポーターとなります。

亜鉛は粘膜の再生に必要な栄養素です。ただ貯蓄が難しいのでこまめな摂取が必要です。亜鉛が不足すると免疫細胞の元気がなくなるので不足しないように心がけましょう。

粘膜から血液内に侵入してきた場合

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もしも外敵から体を守る粘膜での戦い破れた場合は、血液の中で、粘膜でブロックできなかった病原体と白血球が戦います。

マクロファージ・NK細胞などの種類があり、ちなみに「免疫担当細胞」 とも呼ばれています。

マクロファージは発見したものはなんでも食べて殺す掃除屋の役割があり、NK細胞は、常に血液内を巡回し、ウイルス感染の初期にも活躍します。
白血球をサポートするのが ビタミンA・ビタミンD亜鉛・プロバイオティクスです。

プロバイオティクスってなに?

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乳酸菌やビフィズス菌などをまとめてプロバイオティクスといいます。最前線で戦うIgA抗体の分泌を増加させています。

あなたの腸は健康ですか?

乳酸菌は、摂取してもほとんど定着しないそうです。あなたには、あなたのビフィズス菌が住んでいるので、ちゃんと餌を与えて育ててくださいね。

(ビフィズス菌の餌=フラクトオリゴ糖)

もし腸を突破して入ってきても、マクロファージや好中球という白血球が、菌やウイルスを食べて殺すという、最前線の戦いをしてくれます。 

なんか喉が変だな?
目がかゆいな?
鼻がムズムズしたり

ってありませんか?

私たちは気づかないけど、いろんな方法で、身体に入らないように頑張っています。これぞ、免疫力のおかげです。

免疫力はたくさんの栄養素で発揮する

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好中球も白血球の一種です。ビタミンCには白血球を刺激して、感染部位に集結するスピードをアップさせる働きがあります。白血球はグルタミンからエネルギーをもらい、の力を借りて活性酸素を発生させ病原体をやっつけてくれます。

免疫は体の「防衛隊」です。

みなさんもウイルスや菌たちに強くなる栄養素を取り入れて「免疫力」を高めていきましょう。

こうして考えてみると、世の中の情報って、これを摂れば免疫がつく!って謳っていますが、そんなわけはなく、栄養素のどれが欠けても免疫は弱ってしまう。だからこそ、不足しないように、偏りのない食事やいろんな食べ物を口にして、栄養を補給しなければなりません。

免疫に関わるおすすめの食材

ブドウ糖:脳のエネルギー源・赤血球・筋肉などに使われる。
【食材】白米・パン・麺・いも

タンパク質:粘液・筋肉・皮膚・爪・髪などの材料。
【食材】卵・ちくわ・かまぼこ・肉・魚・大豆

ビタミンA:粘膜・IgA抗体を作る。
【食材】レバー・うなぎ・たまご

ビタミンC:解毒・抗(酸化・炎症・ヒスタミン)作用・免疫作用。
【食材】ピーマン・ブロッコリー・パプリカ・アセロラ

ビタミンD:粘膜強化・抗菌・抗ウイルス蛋白を作る。免疫作用。
【食材】干し椎茸・キクラゲ・鮭・イワシ・魚の内臓

鉄:白血球が取り込んだ細菌・ウイルスの活性をなくす。
【食材】レバー・赤身肉・魚

亜鉛:粘膜強化・白血球のエネルギーに。抗酸化作用。
【食材】牡蠣・赤身肉・干しエビ・レバー

硫黄:粘膜の元になるムコ多糖体を作る。
【食材】長ネギ・玉ねぎ・ニラ・肉・卵

免疫を高めるための知識を日常に落とし込んで、ウイルスや菌に負けない毎日をお過ごしください。

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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