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軽やかに颯爽と働く女性の先輩の存在|episode②

こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。昨日は20代に出会った女性のお客様のお話しでした。

今日は、30代に入って、フリーランスで仕事をしていくきっかけになったお客様とのお話を書いてみようと思います。

ご縁がつながって

このお客様との出逢いは、不思議なご縁がつながって出会うことになります。日本全国を飛び回るとても元気な女性のY社長。

ガーデンプランナーとして、名刺も作ってないし、そもそもやります!と言ってやっていける自信もない。そんな本当に地元での駆け出しのころに出会いました。

女性としてのプライド

田舎に帰って庭の仕事をしていく上で一番ネックになっていたことがいくつかありました。一番大きかったのは「女性が庭のデザインなんて。」という妙な偏見です。

これも、悔しい思いをしまして、ちょっとボランティア的な意味合いで、公共のお仕事でデザインのお手伝いしたときに「安い先生を見つけた。」と言われたんですよね(笑)

ボランティアの精神でお請けしたお仕事に対して、公務員の発言か!?と言うほど、呆れた話で、「子供が小さいから、女だから」と、散々な言われようでした。

そして、「田舎で女性として庭のお仕事で食べていくのは無理かも。。」と、ちょっと自信を無くしてしまいました。そんなころにY社長が私を探し出してくださったんですよね。

奇しくも、その「安く請け負った」公共のお仕事の成果物を見て、このプロデュースをした人に会いたい!ということで、わざわざ会いに来てくださいました。

長いお付き合いの中で

Y社長のお庭のお世話をしながらも、たくさんの事を学びました。
「こどもがいても、こどもが小さくても、働き続けなさい。がむしゃらに働いたらいいのよ。大丈夫よ。仕事を頂けるなら、やり続けなさい。」
そういって、叱咤激励の嵐です。

「良いものを見に行きましょう。」そう言って大阪だろうが東京だろうが誘ってくださいます。有難いお話しですよね。
「良いものを食べて、楽しいお話をしましょう。」そう言って、突然お茶のお誘いをしてくださいます。お話はいつも聞き役に徹してくださいます。
そして、時々、「それ、私の専門分野じゃないかも?」というようなお仕事のご依頼もいただきます(笑)
ほとんど途切れることなく、声を掛けて気にかけてくださるのです。

迷いがやっとなくなった

長いお付き合いの中で、印象に残っている言葉があります。
3~4年ほど前の話です。
久しぶりにお庭でY社長とお話をしていた日の帰り道、Y社長からメールが来ました。
ーあなたも、苦労をしたんですね。出会った頃に比べて随分と丸くなりましたね。っといった感じの内容でした。それになんと返信したのか記憶は定かではないのですが、
ー迷いがやっとなくなった。といった感じでしょうか。と。

ずっと、迷いの中にあるということ、ばれていたんでしょうか(笑)

好きな仕事で食べていくなんて、夢のような話だとおもいつつ、でもそうやって生きていきたいという葛藤がずーっとあったのかもしれないですね。

振り返れば、本当に最初からずーっとY社長に力をいただいています。ね。

お2人の女性の共通点

出逢いに恵まれ、続けて来られたのは振り返ってみると、ご紹介した2人の働く女性のお陰だとしみじみ思います。
恋人や家族・友人とも全く違った、素敵な関係でしょ。

2人の女性の共通点がいくつかあります。

1.好きを仕事にしていること。
2.いつも笑顔でそして、ハッキリとモノを言うところ。
3.娘のようにかわいがってくださる愛情深いところ。
4.たくさんの方に慕われているところ。

そして、この令和の時代よりずっと前から共働きでお仕事をされてきたというところだと思います。
自立した女性ですが、きちんと母として妻として家庭での顔もお持ちです。

感謝を言葉にして伝えること

私がお二人のためにできることって何だろうな。と考えます。
贈っていただくことの方が多くて、お礼をお伝えしてもしきれないのです。
そして、多分そんなことを望んでいらっしゃらないことも。

いつまでもお元気でいて欲しいな。と思います。
そして、伝えられる限り、ありがとう。を伝えて行きたいです。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。


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