初めてのハーフマラソン:レース中
9時20分ハーフの部がスタートしました!
約1000人のランナーさんの足音が響き渡り
ます。
隣にいてくれた彼に行ってきまーす💪と言い
隣の女性ランナーさんと笑顔を交わしスタート
しました!
とりあえず後のカーブも考慮した走りやすい位置取りを確保しつつ自分のペースを作ろう👍っと思って手元のApple Watchに目をやるとビックリビックリ!!キロペースが6分11秒でした。
想定していた入りは6分30〜40秒と考えていたのでだいぶ速い!
どうしよ〜〜
目標修正
かと言って今からペースを落とせない自分がいる
しばらくこのまま1キロ弱走り考えた結果
よし!今日の目標修正👍
”6分10秒前後のペースを維持し最後まで走り切ろう😊”と切り替えました。
当初の目標はタイム2時間20分でゴールすること、2週目から20秒台に上げられたらと、つまりは平均ペースとしては6分30秒台でいけたらよし!と思っていました。(そもそもそんな都合よくペースを上げられるかは未知数ではありましたが^^;)
1周目
スタートから500mくらいかな?いよいよ河川敷のサイクリングロード上に出ました。急に細い道になるので四方八方人とぶつかりながら、譲り合いながら、和やかに静かな酒匂川沿いを走り始めました。
どんどん、どんどん抜かれますからなるべく左側を走るようにして自分とペースが合わないと思ったら右側から抜くようにしてを繰り返していました。あくまでも自分のペースを貫くのみ!
すごく気持ちがいい〜富士山も綺麗✨矢倉岳も金時山も尖ってかわいい〜本当にいいお天気、ベストコンディションで大会が開催されている!私も良い感じみたい😊このまま楽しもう、一歩一歩確実に丁寧に積み重ねていきたい!今を感じたい、ただそれだけ。
うん!大丈夫👍
大丈夫とか大丈夫じゃないとかそういう論点でもないくらい集中している自分がいる。
すごい!楽しい!
ただただ手元のキロペース、6分09秒という数字を確認、また確認
それ以上でもそれ以下でもない、ただただそれだけ、体も心もそれだけを確認しながら、
今を生きているだけだ!
2周目に入る手前で家族が応援してくれていました!
速度を落としハイタッチをして、声をかけました!
「いい感じ!ペース刻めてる!」と。
給水について
給水ポイントは全部で6箇所ありました。
紙コップでの提供でスポーツドリンクとお水、
私は全回スポドリをいただきました。
初めての給水体験、少しスピードを緩めて手に取り足取りを進めながら飲むのでお口の左右から若干溢しながら飲み干しました😆毎回楽しかったな〜
冷たいドリンク嬉しいですね!
気分がシャキッとリフレッシュできました。
小さめの紙コップに三分の一くらいの分量なので100mlくらいづつだったように感じました。つまりはトータル600mlですね!
日差しも強く気温も上がったので、不足気味だったかもしれません。中には紙コップ2個手にとって給水されている方もいました。私も途中、2周目に入ったあたりで体が重く感じてきたので
自分の持っていたイオンウォーターでも補給しました。
あとチャレンジャーのレモン味を2周目に入る手前9キロ付近で補給しました。最後の最後ペースを上げられたのはこのおかげかも😆
レース後に頭痛があり、両ふくらはぎの違和感が強くあったので脱水気味だったかもしれません。ゴール後にペットボトルのスポドリの提供があったのでゴクゴクといっぱい飲むようにしました。
2周目
家族のお顔をみてホッとした心持ちで2周目がスタートしました。
一歩一歩走りながら、この瞬間はもう最後なんだ、と思いながらも少し体がキツくなってきた?
でも大丈夫、ペースはしっかり保っている👍
少しずつ大丈夫かどうかという論点が頭をよぎっています^^;
そうじゃない!そうではなくてどうするかだ!
ペースは維持している。ここで負けてどうする!
この日はここまで不思議と呼吸の辛さを一度も感じなかったのですが
ここで初めて呼吸に意識が向き出しました。
呼吸も姿勢も足取りも行えている👍
進もう!
最後の折り返し、15キロあたりだいぶダレてしまいました💦(といっても、もともとの設定ペースではあるのですが、自分の感覚値が一段上がった状態に居た?ように感じたからそう思ったかな?)
心と体が自分から離れてしまったような、いや!
自分が心と体から距離をとってしまったのか?
そもそも心、体そして自分とは?その3点を切り離して考えてしまう癖がある。
ランニングをしていると三位一体というか、そのような感覚を得られる瞬間が必ず訪れる。
もしかしたら、その瞬間に立ち会いたいから私はランニングをしているのかもしれない…
日常とは自分の思い通りにいかないことばかり、
せめてこの瞬間は自分で舵を切りたい。
立て直そう!自分で決めたのだ!私は自分で決断したことを守りたい。
最後の折り返し後、下流へと進む向かい風の区間、そして最後の1回、未舗装路区間ギアを上げよう👍
酷道ランナーさんの決め台詞、”この区間で最速ランナー^^;”なんて心の中で思いながらちょっぴり上げたい上げました!
でもでも思った以上に上がらない💦
もう脚がきてます!
初めての痛みです、両ふくらはぎの違和感、これ以上の力を入れたらピリってなりそうな、つまりはツルっていうのかな?
でもでもやってみたい!
最後の給水を終えたら再び最後の力を振り絞ります。
沿道からは「女子ガンバレ〜!残り300mだよ!」とか。
最後のカーブを過ぎる前に同じく沿道の方の声にハッとしました。
「今なら7分台だよー!」って
えーーーー😱
1キロのラップタイムだけをただただ意識して走っていたので2時間と一桁台でゴール出来るなんて、考えてもいませんでした。
計算すればわかるのにね🤭
余談ですが
もう一つえーーー😱なことが!!
300mくらい距離足りてない😱
だから自ずと…
NRCのハーフマラソン記録のトロフィー点灯せず
ゴール直後に数字見て足りないことに気がついたのですが、計測タグの回収をされている中学生の子が待ってくれているのでここは自然に終了させました。初めての記録だから欲しかったけど
それがリアルで楽しいしね😆
後日記しますレース後マッサージ待ちの時に近くの方にその話をしてみたら、その方も距離足りなくて、その分ゴール後走って計測終了させたそうです。去年の大会口コミでも自身の計測器では距離足りなかったとのコメントがいくつかあったのですが、やはりという感じで。
東京や大阪でも都市部の高層ビルやアンダーパスの構造物があることによるGPSの誤作動で距離の不一致が生じてしまうという話を聞きましたが、
小田原で、しかも開けた土地で大きな河川でとなると…原因はどこにあるのでしょうか?
今思うと、当初考えていたものとは全く違うレース展開となりました。
大会が、たくさんのランナーさんの走りによって
スタート直後から非力な私の力を引き上げて
くれました。
練習でも続けては出来ていなかったこのペースでハーフの距離を走り続けられるのかどうか?という疑念とか不安は不思議と湧かなかった。
なんでだろう?
一心不乱?無我夢中?そんな感じ。
さらに思えば、大会間際までずーっと痛めていた
左脚大腿四頭筋の痛みが気にならなかった、
いつもの痛みは相変わらずあったけど、
うまく他でカバー出来たのか?単純にアドレナリン的なものが作用して鈍感になれたのか?
一つ言えるとしたら、当日も含めた直前のレースへ挑むための体の準備(ストレッチ、筋トレ)はそれなりに出来たのではと思いました。いつもそれくらい時間をかけてあげれたらいいのに!
ですね😊
意を決して!完全に目標を切り替えたことで
肝が据わるといいますかなんかね、見える景色が、自分の内側が今までに感じたことのないものに取り憑かれるというかなんと言うか、
これは世に言うゾーンに入るって言うの?
私1人では出来なかった、マラソンという競技の面白みというか醍醐味みたいなものを実感した1日となりました。
貴重なお時間に読んでくださり
本当にありがとうございました。
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