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どの感情と仲良くするかは、自分で決められる


休職して、仕事に行かない生活も、はや3ヶ月を迎えようとしている。

今日は最近の近況と、読んで良かったおすすめの本について話そうと思う。

朝起きて行く場所がない辛さ

先週たくさんの人に会った刺激で、今週は体が鉛のように重かった。


そんな自分を心のどこかでは責めていて、

年末年始を迎えるために世間が慌ただしさを帯びている中、

何もしていない、何もできていない自分でいることが辛くて、孤独だった。

どこにも所属していない、
毎日朝起きて行く場所がない、という辛さは想像以上に辛い。


高校時代、抑うつ状態で学校に行けなくなった状況と似てはいるものの、


今後の仕事のこと、特にお金の面を考えなくてはいけないという焦燥感と不安感は、


高校時代のそれとはまた違った辛さがある。


最近読んだ本


そんなことを思いながらも、今日はやっとこさ重い体を起こし、病院の予約まで時間があったので本を読むことにした。

読んだのは、はあちゅうさん著『とにかくウツなOLの、人生を変える1ヶ月』。

あまりにも今の自分の状況に近すぎて、
気づいたらポチッと「今すぐ読む」ボタンを押していた。

自分の状況と願望が、読みたいと思った本のタイトルにあからさまに出る私。


うん、なんとも可愛いじゃないか。
(Kindleアンリミテッドで読めるので、ご興味ある方はぜひ)

今の自分をなんとなく変えたいとは思っているけど、変わらない自分の原因を外部に求めてしまう女性が、

ある女性と出会い、対話を通して自分を見つめ直すことで、

自分の人生の手綱を掴み始めるまでの考え方の変遷を描いた本だ。

この本に出てくる主人公の視点が、
まさに今の私の悩み方と似ていて救われる。



「仲良くする感情を選ぶ」

この本を読んでいくと、


自分の人生、考え方も生き方も自分で選び取ることができるし、

変えていくことができるということを改めて実感できるのだが、

この本の一節に、こんなことが書かれていた。

あのね、私はある時から、人生がすごく楽になったの。それは、自分の感情を自分で選ぶようにした時
(中略)
さみしさや悲しさと仲良くするか、楽しさや嬉しさと仲良くするか。
選ぶのは常に自分なの。だから自分が好きな感情と仲良くすれないいわ。

はあちゅう『『とにかくウツなOLの、人生を変える1ヶ月』


うん、一見当たり前なんだけど。

それでも「仲良くする感情を選ぶ」なんて視点、持ち合わせてなかったなーと。

むしろ、さみしさや悲しさとばっかり仲良くしてたなーと改めて気づいちゃったというか。

感情をコントロールしようとか、感情を抑えようとか、そういう考えもたくさんあるけど、

感情が出てきちゃうのはどうしたって抑えられないわけで。


だから、感情がたくさん出てきたら、

その上で自分が、

「仲良くしたい!」

「こっちを選んだ方が心が楽になる!」

って、「感情すらも自分でちゃんと選ぶことができるんだよ」っていう言葉が

すごく腑に落ちた。



今の私が「選びたい」のは?


もちろん昔の私だったら、

「悲しい」「寂しい」感情と仲良くしていた方が

自分の心がこれ以上傷つかなくて済んだわけで。


でも、今は違う。

わざわざその感情を選ばなくてもいい。

今度は「楽しい」「嬉しい」の感情を選んだって、いいんだ。

少しずつでいいから、

今まで押さえ込んできて選ばなかった「楽しい」や「嬉しい」の感情と

仲良くなっていきたい。

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