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親愛なる日本の子どもたちへ。

これは、今の子ども達と大人たちへのお手紙です。


私は、昭和58年に生まれた今の子ども達の親世代です。もう39年も生きてきました。わたしには、自分の子どもはいないけれど、日本の子ども達、世界の子ども達は、わたしにとっても、かけがえのない存在です。大人たちから大切に愛されなければならない存在があなたたちです。

今から77年前、日本では戦争がありました。映画や小さい頃に絵本などで知ったことがある知識だと思います。39年生きてきた大人のわたしも、戦争は体験したことがない、ずっとむかしのお話です。

わたしが皆さんのような子どもの頃、戦争というのは、日本のずっと遠い昔の自分とは無関係なお話だと思っていました。でも…、39年という歳月は、あっという間で、今から77年前の日本は、わたしのお爺ちゃん、お祖母ちゃんが10代だった頃のつい最近の実話だったのだと気が付いたのです。

今の日本は、77年前の戦時中と変わらない言論統制のひどさ(言いたいことを個人が自由に何でも言えないということ)、憲法で基本的人権が保障されているのに、人権侵害ばかり多発していて、人権侵害されていることに、大人の大半が麻痺して、自分の頭で考えたり、調べたりすることを放棄して、気が付かないのです。

少し調べれば、日本人は、60代以下など、コロナに罹患しても、致死率0%です。健康であれば、重症化するリスクも若ければ若いほどありません。
その中、テレビは、コロナが怖いと、煽り報道を2年以上、やめないため、みんなコロナが怖いウイルスだと今でも洗脳されてしまっています。

過度な自粛による経済悪化で、失業者の増大、自殺も増加し、コロナ死より、自殺者の方が問題が大きくなっています。DV(家庭内暴力)や児童虐待も増えてますし、凶悪犯罪も増えています。人々の心に余裕があまりになくなっているので、これは当たり前のことです。

自粛により、高齢者も2年、引きこもっていますから、数年後、歩けなくなる要介護者(介護がないと1人で生活できない高齢者)は、莫大になると言われています。せっかく元気で長生きできたはずの高齢者も可哀想だし、介護費でまた増税になります。つまり、若い世代は、もっともっと、貧困になります。

もう政府に、コロナ煽りをやめさせないと、日本人は、もう危機的な状況にあります。日本では海外ほど、コロナ渦など、本当はなかったんです。でも、悪い政府に上手くコロナを利用されてしまったのです。そして、大人たちがしっかりしないから、それに気が付かない人が大半。

世界的に日本は、コロナ被害があまりに少なかった中で、まだ、マスクを国民が強要されています。マスクで感染対策にならないことが科学的にも証明されても、まだマスクを続けてます。日本人は交差免疫(コロナに対する集団免疫)をもっていたから被害が少なかったことは理化学研究所が証明しています。

マスクで1番の被害者は、誰かわかりますか?

マスクの1番の被害者は、あなた達、これからの未来を生きる子どもたちです。赤ちゃんや、幼児なら、抱っこしてくれているお母さんの顔がマスクで2年も見えない時間が長い。どう考えても、将来、悪影響がでる気がします。

小学生も、2年も同級生の顔も、担任の先生の顔も見えない。みんながお家で飼っている犬や猫でも、飼い主の顔を見て表情を読むのに、もっと複雑なコミュニケーションを必要とする人間の子どもたちに、マスクを2年も強要することは、将来的な悪影響がでる心配があります。

ツイッターでどなたかが流されていたものを使わせて頂いています

授業中も、ずっとマスク。酸欠(酸素が足りていない)で学力低下も指摘されています。多くの医師たちが、その危険性を指摘しています。

精神科医の和田秀樹・医師もマスクの悪影響を指摘

大人は、2年でも3年でもマスクをしていても、大きな悪影響はありません。でも、マスクや過度な消毒で、1番、子どもたちが被害者です。

赤ちゃんや幼児なら、毎日、床や色んなものを触り、それを口に運びます。少しずつ雑菌やウイルスを身体に取り入れて、免疫という自分の身体を病気から守ってくれるものを強くして(軍事訓練をして)、少しの風邪や病気では死なない大人に成長していくために、ばい菌を少しずつ、子ども時代に身体に取り込む時期が、今のあなた達の年齢にとても大切なことなのです。

わたしたち大人も、子供時代、泥んこになって外で遊び、ばい菌だらけになっていました。昭和時代の子供は汚かったですが、あの体験が、大人になって、色んなウイルスから身体を守ってくれて、病気になりにくい身体を作ってくれたんです。

だから、大人から、マスクを外していかなければ、今の赤ちゃん、幼児、子どもたちは、将来、単なる軽い風邪でも、命にかかわる重大な問題になるかもしれないのです。

馬鹿な大人たちへ。


本当に、このままで、いいのでしょうか?マスクだけでも、大人たちから外していかないと、大人として子どもたちにあまりに無責任です。大人と違い、子どもたちの2年は、あまりに長いです。

今の日本は、77年前の戦時中の日本とそっくりです。

77年前、マスコミ(ラジオ)は、「日本は戦争に、勝ってます。欲しがりません、勝つまでは」という嘘を国民に流し、軍国主義でお国のために戦場で死ぬことを美化し、勝てない戦に、沢山の若い男性が徴兵されました。

愛する夫や、息子が戦死しても、可愛い幼いわが子が空襲で焼け死んでも、それでも、日本は戦争に勝っているとラジオで嘘を流し続け、国民に日本が良い国になるために、わが子が死んでも我慢をしろと言い続けました。

結果、8月15日、ラジオで、日本は戦争に負けました、と流れました。ポツダム宣言で無条件降伏で、GHQがやってきて、これからの日本は民主主義だとされ、日本は、180℃変わりました。国民はみんな国に騙されていたんです。

でも、77年前に終結した戦時中でも、少数派の国民は、真実に気が付いていました。
「はだしのゲン」という実話を描いた漫画に、それが描かれています。
【ドラマ】 はだしのゲン (前編)(後編)を観て下さい。

この実話を描いたドラマで、「日本は、戦争に負ける。日本は、戦争なんかしたらダメだ。命を大切にしないとダメだ。戦争に行って死ぬことがお国のためだなんて嘘だ!生きて帰ってこい!」と、愛する息子に言った国民は、憲兵さんが飛んできて、「非国民!!」と罵られ、警察に連行され、ボコボコに殴られたのです。その家族も、非国民として地域住民から非道い扱いを受けました。

でも、その非国民が、真実を語っていました。

憲法が今と異なりますが、あの戦時中に、非国民と罵られた少数派の国民の意見に耳を傾け、多くの日本人が戦争に反対し、国と闘っていたら、もしかしたら、広島、長崎に、原爆は落とされていなかったかもしれません。

40万人以上が、原子爆弾で地獄絵図で死に、生き延びた被爆者も、放射能の後遺症に一生苦しみました。

広島に原子爆弾が投下された時

今の日本は、あの時代にそっくりであり、危険であることを、大人たちが気が付いて、自分の命、家族や子ども達を守らなければ、「歴史は繰り返す」危険性があります。

すでにインフルエンザより致死率が低いコロナで、マスクをここまで強要される社会に、おかしいと思わないと、このままでは、77年前の独裁国家の日本に戻ります。

もう日本は、瀬戸際です。1人でも異常な今の日本に気が付き、マスクを外したり、テレビや政府の言うことを鵜呑みにしないで、国民が自ら情報を収集し、国民みんなで、おかしいと政府に声をあげなければならない危機的な瀬戸際に日本はきています。

青春時代の体験は、一生の財産

私は、北海道の国立大学の帯広畜産大学で大学時代を過ごしました。学生の9割が北海道外の全国各地から集まる大学でしたから、県民性が10人いたら、10人違いました。

文化が異なる「人種のるつぼ」でした。大学教官たちは、変わった学生など、慣れてましたし、学生同士も、個性の潰し合いが起きないんです。

マジョリティとマイノリティという集団では、マイノリティ側が、生きにくい集団ですが、「人種のるつぼ」、なら、お互いの個性を認め合わないと、学生集団が成り立たないのです。

帯広畜産大学にいた頃、小さな島国の日本でも、育った県が異なるだけで、こんなにも文化や価値観が異なるのだと学べたことは、今でも良い体験でした。

「多様性」を認め合う寛容な社会が、障害者も生きやすいという福祉の現場で言われていることにも通じます。

わたしにとって今でも財産になっている体験の多い大学時代。今の若者は、その2年間がすでに、過度なコロナ対策と、マスクで学生の青春時代は奪われてしまっています。せっかく一番、楽しい時代を大人が奪っています。
大人たちは、自分たちは自由に青春を謳歌したのに、今の若者からは青春時代を奪う。非道くないでしょうか?

子ども達、若者たちへ。


1番、大切にすべきは、あなた自身です。あなたの命、あなたの人生、あなたの尊厳、あなたの自己決定が1番、大切なものです。「同調圧力」で、他人に無理をして合わせる必要性はないし、「空気を読んで」自分を犠牲にしてまで、他人のために生きることは美しくありません。自分らしく生きることが素晴らしいことです。

あなた達は、自由です。誰からも支配も束縛もされていません。
自分が自分を愛せるようになって、人は初めて他人を愛することができます。まずは、自分を大切に、なのです。
コロナ対策で、他人のために、社会のために、という言葉をよくマスコミが流してきましたが、1番、大切にすべきは、あなた自身です。
あなたは、地球上で、たったひとつのかけがえのない存在です。

手紙はこれでおしまいにします。みんなを心から愛しています。

令和4年5月2日  先に生きた者より

※アイキャッチ画像は、写真家・星野道夫さんの写真を使わせて頂きました。ワイルドストロベリーの葉に初霜がおりる。(撮影:星野道夫)

写真の出典

ご興味があればで構いません。以下の拙著「わたし、虐待サバイバー」を読んで下さい。できれば、大人たちに。
これは、ただの児童虐待が可哀想という本ではありません。児童虐待を生き延びた子どもが大人になってどんな人生になるか?という典型的なパターンや「虐待の後遺症」を描いています。
今の子ども達の未来や、日本に必要な要点を巻末にまとめています。
児童虐待は、他人事ではなく、77年前の戦争トラウマが、現代の対人暴力につながってもいます。
沈没しかかっている日本にとって早急に対策をしなければならない緊急メッセージをまとめた書籍です。精神科医の和田秀樹先生の監修・対談付き。

わたしからのメッセージ


虐待の被害当事者として、社会に虐待問題がなぜ起きるのか?また、大人になって虐待の後遺症(複雑性PTSD、解離性同一性障害、愛着障害など多数の精神障害)に苦しむ当事者が多い実態を世の中に啓発していきます!活動資金として、サポートして頂ければありがたいです!!