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take_kuroki
わかるの力
「わかる~」
これは、わたしが繊細っこあるある(長男)を話したときに、オンラインサロンでかけてもらってうれしかった言葉。
そう、わたしは共感に飢えていたのだ。
”家でだけ癇癪”は、周りから見ると「お母さんだから甘えられている」という肯定的な意味にも受け取られうる。
それは夫から見てもそうなのだから、幼稚園の先生はもちろん私の両親からしてもそうなのだ。
つまり、長男のことで困っているのは、この世界に私一人だけ。ということになる。
周りに理解されないということは、自分が感じていたよりしんどいことだったらしい。「わかる~」の一言で、私は胸の奥から暖かくなり、目頭が熱くなる。
それくらい、癇癪っこのパニックはそれはそれは理解しがたいものだったのだ…
この”わかる”には、あなただけじゃないよ!わたしも頑張ってるよ!だったり、乗り越えられるよ、の肯定の意味ががいくつも含まれているように感じられて…
理解されない孤独に加えて、未来への不安までもが軽くなったのだ。
そして、在宅ワークのオンラインサロンでこれだけ共感されるということは、繊細っこを育てる上で外に働きに出るということのハードルの高さも垣間見えた。
かくいう私も、今は主に外に働きに出ているが、長男の小学校入学に不安を覚え在宅ワークを学んでいる一人。
母って、夫や子供に合わせていろんな者に変化できるすごい存在なんだなあなんて思うのと同時に、時には自分の”わかる”を分け合って私も誰かの孤独を軽くしたいと思う。
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