マガジンのカバー画像

Thanks for choosing my pics!!!

512
私の写真を使ってくださった方々の記事。ありがとうございます。同じ写真でも記事の内容は様々で、表現の幅広さを改めて実感。
運営しているクリエイター

#小説

連載版「十束神剣百鬼夜行千本塚」 #27

忍者を抱えながら急いで階段を駆け下りる。そして駆け下りながら自分の考えを語り出す。要点を…

グエン
2年前
2

【詩】退化

あたしにとって 最低限の機能だけ残して あとはもう 削いでいいよ それを退化というのだろう …

14

おしっこの色はなぜ黄色いのか?

こんにちは! eighttwoです。 今日は誰もが1日に1回は目にするけど、意外と気になっていない…

酒場の隅で

酒場の隅で港の外れの酒場の隅で お前と出逢ったあの日から 俺にとっては お前のことが 忘…

100

文明をつくろう

本の種類は、たくさんあれど、3種類にわけることにした。 ❶小説 ❷ビジネス書 ❸学術書 …

idea
2年前
5

【短編】ジャズと現象学 前編

 先ず初めに注記しておかなければならないのはタイトルについてであって、なぜこんなタイトル…

かんやん
2年前
13

【小説・腹黒い11人の女】(22)「腹黒い11人の女」

 どうしようもなく情に流されやすい店長は、退店すると言った私をさんざん引き止めた。 「ちえりちゃんがいなくなったら困るよ」  私は、肩をすくめてこう答えた。 「またまた。この成績じゃむしろいなくなった方がいいでしょ」 「そんな事ないよ、ちえりちゃん指名取ってる方だよ」  店長は慌てた様子でそう言ってくる。私はその発言に噴き出した。 「私が指名取ってるってその発言は無茶でしょ。成績、下から数えたら一瞬だし」 「でも、ちえりちゃんはウェイトレスも出来るし、いてくれないと困るよ

SS バーテンダー神様 #爪毛の挑戦状用

いつものように夕方になると開店準備をする ここは場末の飲み屋だ 安い酒を提供するので喜ばれ…

wsd983320987
2年前
21

インガ [scene003_02]

バイパスを使えば25分、というのは地図アプリの統計データで、実際にかかった時間とは少し乖離…

衣谷 其土
2年前
2

【小説】バーテンダー【短編】

 ハワイに2週間ほどの旅行に出かけた時、たまたま知り合ったマスターは、身一つ、恋人も連れ…

龍之介
2年前
3

大人のための童話

いつものように乗った小田急線。 新宿に向かってたはずの電車が いつの間にかイベリア半島を走…

2

【連載小説】移民が主権を握った近未来:イエローリバーエロージョン20話

(20)地下 「ここには、ありったけの人間の憎悪と醜い願望とが詰め込まれている。さて、お前…

芹沢怜司の怪談蔵書「6.殺意の小刀」

 ガラガラガラ  おや、帰ってきたようだよ。今回あの本を読んだ誰かは筆を執れたのかな。私…

秋が来ない

江古田のbar moja文芸杯エントリー作品です。  もうちょい書き足すやも。。 主人公のモデルは、某店長です。 身にしみて あはれなるかな いかなりし 秋吹く風を よそに聞きけむ 秋は漢字にしてもなお「飽き」と掛けることを許されるほどに、誰かから飽きられることを恐れる気持ちは普遍のもので、千年前の女流歌人がそれを示してくれている。 ともすれば、令和を生きる何の特徴もない男である自分が飽きられてしまうのは、もはや不可避なのかもしれない。 「優しいしさ、無害だし。いい人