見出し画像

自習室の「二刀流」をしてみて

こんにちは!利賀プロ3年のまなです。

今回は前回のてつさんの記事に引き続き、今年度の「自習室」企画について振り返っていきます。主に今年の目玉企画であった「拡大版自習室」と「自習室」企画への想いの2本立てで書きたいと思います!

「自習室」企画って面白そう


私は今自習室運営メンバーとなっていますが、トガプロに入った当初からそうだったわけではありません。最初は参加者として参加していました。自習室は前回のてつさんの記事に書いてある通り、「地域領域にまつわる本や雑誌、記事などを読んで感想や考えをみんなで共有し、内容理解を深める会」なのですが、私は参加者全員が積極的に意見を言い合うこの会にハマってしまいました。なぜなら、地域に関することを学ぶことができるだけでなく、参加者のそれぞれの価値観を共有しながら、深いことまで話が展開することもあるからです。そのような場ってあまりないですし、話し合いに結論がでなかったとしても、学んだことや感じたことは人生の糧になると感じていました。

「自習室」企画に入ったのは、8月の中旬と他の企画に入るよりも遅い時期でした。その時期私はトガプロとしてあまり満足のいく活動ができておらず、他の忙しそうにしている同期や先輩を見てちょっとだけ悲しい気持ちと焦りを感じていました。「トガプロで私ができることはないのか」と考えた結果、参加者として他の誰よりも楽しんでいた自習室の力になりたいという想いから、企画への参加を決めました!

iOS の画像 (1)

拡大版自習室について


私が運営側として初めて参加した「拡大版自習室」について書きたいと思います。
いつもはトガプロメンバーや他のプロジェクトメンバーで行っている自習室。しかし、拡大版自習室では、実際利賀村に移住をされた川岸さんと後藤さんをお招きしてお話を伺うという特別な自習室になりました。
川岸さんは仕事を辞めて利賀村に移住し、主にInstagramで利賀での日常を発信されています。
後藤さんは昨年東京から利賀村に移住し、古民家DIYやYoutube投稿を行っています。

川岸さんInstagram「古民家ふたりくらし」
https://www.instagram.com/kominka_futari_kurashi/

後藤さんInstagram「源流居酒屋たいしょー」
https://www.instagram.com/genryuizakaya.t/


移住したきっかけや利賀村の良いところ、生活のぶっちゃけた話まで、様々なことを教えてくださいました。
お話をお聞きして感じたことは、何でもある=「幸せ」ではないということです。
私は家から徒歩数分でコンビニに行く事ができますし、欲しいと思った時に何でもすぐに手に入れることができます。それはとても「便利」だし「幸せ」なことだと思います。そう考える方は多いのではないでしょうか?だからこそ、コンビニもない、買い物に行くのには車で40分かかるという利賀村の生活は「不便」だし「幸せでないのでは?」ということが頭をよぎりました。
しかし、拡大版自習室中にその考えは飛んでいきました。川岸さんの「私たちにとって田舎は便利で、今は幸せで満足している」という言葉や、後藤さんの「山で遊ぶことが好きだから町にいる方が不便で、今は幸せな環境にいる」という言葉。どちらの言葉にも共通して言えることは、一見不便そうである利賀村の環境が彼らにとって”幸せの形”であるということです。
幸せの形は人それぞれで、何でも簡単に手に入れられることが万人共通の幸せではない。当たり前のことのようで、日々の生活で忘れていたことを思い出させていただきました。
川岸さん、後藤さん。お忙しい中お話をしてくださってありがとうございました!

自習室がもっと重要視されてほしい


”参加者”として参加した自習室。”運営者”として参加した自習室。様々な形で参加しました。また、私が参加している他の企画も徐々に動き出してきました。活動していく中で思ったことは、役に立つ知識を学ぶことがいかに大切かということです。

トガプロでの活動中で、アウトプットをする機会は多いのですが、インプットをメインにする企画は実はあまりないんです。知識や理解があれば、活動していく中でより付加価値の高いものが提供できたり、新しいアイデアを思いついたりする可能性が広がると感じました。アウトプットの基礎はインプット。アウトプットをする活動だからこそ、インプットすることはもっと重要で力を入れていかなければならないと思っています。参加した方には、自習室がインプットの場として重要だということを感じてもらえていたらいいなと思います。

また、来年度も開催して、トガプロの人はもちろんプロジェクトを越えた勉強の場になったら楽しいなと思っています。トガプロ以外の牛ゼミの人も参加してくれたら嬉しいです。


最後まで読んでくださってありがとうございました!

いただいたサポートは、トガプロの活動費にあてさせていただきます。