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答えはいらない

こんにちは。遂に最後のゼミも終わり卒業まであと2か月になりました、トガプロ4年のてつです。先月は「とがのおと」企画の振り返り記事を書いたのですが、それに引き続き今回は「自習室」企画の振り返りをしていきたいと思います。

「自習室」の始まり

この「自習室」企画は、昨年度プロジェクト活動のほとんどがオンラインとなる中、「地域領域にまつわる本や雑誌、記事などを読んで感想や考えをみんなで共有し、内容理解を深める会」として先輩方が企画してくれたことから始まりました。「自分ひとりで本を読んで学びに変えていくことは少しハードルが高いから、みんなで自習室に集まって一緒にやろうよ」をコンセプトとしていて、1人で本を読んだり資料をじっと読み解いたりするのが正直あまり得意ではない僕にとってはぴったりな企画でした(笑)
 去年、テーマとして扱ったのは「コミュニティデザイン」・「都市と地方をかきまぜる」・「限界集落論」などです。自習室に参加することで単に知識を得られるだけでなく、ディスカッションを通して他の人の色々な考えを知ることができたことが楽しかったです。

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たまにはモヤモヤするのもあり?

この企画は全ての人に共通するゴール、目的を求めてないということに特徴がある企画だと思っています。参加することを通して何か正解に到達できるわけではなくて、むしろ「モヤモヤ」が深まることもあるというのは、トガプロの他の活動ではあまりない気がします。社会における活動のほとんどは、ある答え・目標を持ってそこにどう到達するかを考えながら進んでいくものだと思いますし、その大切さはこの2年間のゼミ活動を通して実感することができました。でも、だからこそ、たまには答えのない問題を考えてモヤモヤする場所があってもいいのかも?と思います(笑)

周りを巻き込んで自分のやりたいことをやっていい場所

今年度の自習室では、トガプロのメンバーはもちろん他プロジェクトのメンバーが参加してくれた回があったり(ユニスポの2人には感想のnoteも書いてもらったので、以下のリンクを参照にぜひ読んでみてください!)、


利賀村に移住した方をお招きしてお話を伺う回があったりしました。自分自身、この2つのことは去年からやってみたいと思っていたので、それが実現できたことには満足しています!
 来月にはトガプロメンバーが「デザイン」と「企画作り」というそれぞれの得意技を後輩たちに伝える場所として自習室を使ってくれる予定です。「自分のやりたい・学びたいことを、周りを巻き込んで深めたい!」というときに、「自習室でやろう」と思えるような場所になれていたらうれしいです。

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最後に

最後に、「拡大版自習室」において、突然のお願いだったのにも関わらず丁寧にお話をしてくださった利賀村の川岸さん、後藤さんにこの場を借りて改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

川岸さんインスタグラム「古民家ふたりくらし」
https://www.instagram.com/kominka_futari_kurashi/
後藤さんインスタグラム「源流居酒屋たいしょー」
https://www.instagram.com/genryuizakaya.t/


そして何より、自習室に参加してくれた牛ゼミのみなさん、今年度もこの企画が出来たのは参加してくれたみんなのおかげです。

ありがとう!

いただいたサポートは、トガプロの活動費にあてさせていただきます。