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SCP-026〜028

SCP-026

アイテム番号:SCP-026
オブジェクトクラス:Euclid

説明: SCP-026は、████構内に存在する三階建てのパブリックスクール校舎です。この建物は中央玄関に繋がった両翼の棟を有します。間取り図が建物の設計図面に一致しなかったことが発見された後、████に使用禁止宣告を受けました。(インタビューログ026-01を参照してください。)廃墟への立ち入りに関連してエリア内で数件の失踪があった後、この建物は財団の目に留まりました。

建物は空間異常を示しています。その内部空間は建物の外部表面が許容するよりも遥かに巨大です。廊下が可変的な長さを見せる一方で、階段は上り下りで段数が異なります。廊下からの部屋数は数える度に異なります。廊下の端へ到達しようとする試みはこれまでに成功していません。廊下の両端に位置する非常階段から通じる入り口は廊下のほぼ中ほどにあるドアへと通じます。(本作品上の仕様です)

まあなんかおかしな校舎です。こればかりは僕も理解できません。

SCP-027

アイテム番号:SCP-027
オブジェクトクラス:Euclid

説明: SCP-027は、一度に人間の対象者ひとり(現在は027-02)に限定して発生する起源不明の現象であると考えられています。SCP-027の宿主である027-02は、彼の居場所に惹きつけられた害虫の群れによって常に取り囲まれています。対象者はどのような方法をもってしてもこれらの生物をコントロールすることができず、実際に時々凶暴な種類から襲われることもあります。これらの生物は、近づきすぎた職員にも襲いかかることが分かっています。

対象者の行くところではどこでも、まずブヨやハエのような飛ぶ虫の群れが2から3分以内に彼の周りに群がり始めます。その後すぐに地面を這う生物(シラミ、ゴキブリ、イモムシ、クモ、[データ削除済]、ハツカネズミ、ドブネズミなど)が現れはじめ、対象者がその場にとどまると更に多くの害虫が集まってきます。対象者が移動すると一部の生物は付いて行きますが、大半は散っていきます。

SCP-027は、知られている限り最初の宿主である027-01(詳細は補遺1を参照のこと)の死に際して宿主を替えたことが知られています。対象者027-02が死亡する際にもSCP-027は同様の行為を繰り返すことができると思われるため、SCP-027についてより解明が進むまで全ての高価値な職員は現在の宿主に近づいてはなりません。SCP-027は封じ込められるまでの間に複数人の宿主間を渡り歩いてきたものと思われます。SCP-027が少なくとも███年前から存在してきたことを示唆する予備的証拠をもとに、存在したかもしれない以前の宿主に関する調査が開始されました。

SCP-027がどのようにして生物を選び、誘引しているのか、SCP-027が正確には何であるのかについては未だ分かっていません。以前の宿主は別の意識体との接触はどのような種類であれ全く無かったと報告しており、現在の宿主に対する分析でも決定的なものではありません。

これはまあとりあえずは、「現象」にしましょう。
存在や物品ではなく、1人の人間に取り憑き、その周りから害虫が湧くという現象です。(ここまで書いていていまだに公式が画像を貼らないことに恐怖を覚えてきました)

SCP-028

アイテム番号:SCP-028
オブジェクトクラス:safe

説明: SCP-028は、ミシガン州北部の銅山の放棄された貯蔵庫の外に位置しています。SCP-028にはいかなる種類の観察しうる物質的な存在はありません。しかしその効果は一般にSCP-028の"中心"と考えられている箇所の周囲2.1メートル(7フィート)の立方内で起こります。SCP-028の域内における全ての検査と実験が、異常な結果を示したわけではありません。物体の追加また除去、またはSCP-028に落ちているゴミを除去する行為は、SCP-028の大きさや形状、または効果の症状や質的な変化に関して何の影響もありませんでした。

SCP-028の域内に居る被験者は、3~6秒以内に、総体的かつ完全な知識におそわれます。この知識はその規模と有用性において完全にランダムで、時には長期間気づかれぬままの場合もあります。より"深淵な"知識は、さらに強力な影響があります。いくつかの事例では[削除済:文書EL-028-1125を参照のこと]。この効果はSCP-028への出入りによって複数回経験することができますが、2回目以降は晒されるとより強い偏頭痛と目眩を引き起こすことがあります。

SCP-028は、米国特許庁に低温核融合原子炉の設計図を提出した地元の鉱夫の報道についての調査の後、財団の注意を惹きました。███氏はそれについて「まるで青天の霹靂のように私に降りてきたんだ!」と語りました。報道と対象はSCP-028の発見ののち隠匿され収容されました。そして原子炉の設計はSCP-1995の格納庫内において実現されました。SCP-028の以降の実験は、様々な結果を引き起こしました。

被験者になんらかの「知識」を与えるSCP。ただ、知識の深刻さによって影響が大きくなっていき、心身に重大な事態が起こりかねないということですね。というか、今回も画像公式から引っ張って来れなくて申し訳ないです。

出典

公式さん


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