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「空想を現実にするもの」・・・驚異!憧れを追求した人々。



マッハGOGOGOのマッハ号を車の博物館で見つけた時は嬉しかった。
映画の広告用に作られたレプリカで走らないそうだが、それでも嬉しい。

ところが、空想上の乗り物を忠実に再現し、実施に公道で乗り回している人たちがいる。

良く知られているのは、
ウルトラ警備隊の特殊車両「ポインター」だ。

私が最初にこの車に遭遇したのは、30年ほど前。
友人達とスキーに行った帰り、の関越自動車道の渋滞の中だった。

銀色のボディに黒のラインが入り、ドアには大きく警備隊のマークが付けられている。

「うお~~~~」

と思わぬ遭遇に歓喜の声を上げたのを覚えている。

一度通り過ぎた後で、スピードを下げて、並行して並び、しっかりと確認した。
「間違いない! 実車で作った人がいるんだ」

と興奮した。

しかも、その「ポインター」の屋根には、しっかりとスキーキャリアが付けられ、2本のスキーセットが乗っていた。

「ウルトラ警備隊雪国へ」

そんな言葉が頭に浮かんだ。


次に感動的な遭遇をしたのが、
幕張メッセで行われたワンフェスというイベント。
アニメ特撮のコスプレの中に、
実際に撮影でも使われたクライスラーの中古車体を手に入れて、
総額1000万円以上かけて作り上げられたという。

ワンフェス2017夏09

ここまでくれば感服。さすがに頭が下がる。

運転席に乗せてもらい、子供のように嬉しかった事を覚えている。

生涯を好きな事に賭けている人は、ジャンルに関わらず、
ある種のすがすがしさを感じさせてくれる。

その一方で、いくらでも作ることが可能なのに、様々な大人の事情で
実現できなかった車がある。
童夢ゼロなどが代表的だが、この本では、
それらのプロトタイプカーが満載。見ごたえもある。

おわり









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