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【完結編】就職活動必勝法 その2

どーも。
今日は注文していたふとん乾燥機と、ハンドブレンダーが到着し、テンションがあがっております。
使った感じ、特にハンドブレンダーは時短にもなるわ、ご飯も美味しくなるわ、でめちゃめちゃおすすめです。
ちなみに私は、ブラウンのハンドブレンダー(以下リンク)を購入しました。
ご参考まで!


さてさっそくですが、昨日の記事【就職活動必勝法 その1】の続編です。

簡単に前回の要旨を記載すると、就職活動のにおいて私が行っていたのは、

・自分の強みを伝えられる過去のエピソードトークをブラッシュアップする
・ブラッシュアップしたエピソードトークを5つ程度用意しておく

以上2点のみで、他作業は基本的には行っていなかった。 
だがしかし、最初に受けた外資系メーカー以外は、全ての面接をパスする事が出来た
なぜそんな事が出来たかというと、就職活動・面接の仕組みを理解し、志望動機等のライバル学生と差別化出来ない内容には時間をかけず、自分がアピール出来る内容(ブラッシュアップしたエピソード)を話す時間を確保する事を実践し続けたから。

ただ面接官がなかなか自分の伝えたいエピソードトークに関する質問をしてくれない時、どの様にして促すか
という所までが、その①で記載した内容です。


ではさっそくですが、私がどの様に対応していたか。

『微妙に微妙に論点をずらしながら会話をしていく。』

という事を行っていました。

具体的にどうゆう事かというと、例えば【日本経済についてどう思いますか】という質問をされたとします(こんなざっくりした質問はないと思いますが)。
これに対し、私は素敵な受け答えが出来なさそうだ、と瞬時に悟ったとします。であれば、

【日本経済は、景気の冷え込みにより、どの業界においてもしんどい時期にあると思います。中でも最近の失業率の高さは、就職活動を行っている私からしても、非常に気になるポイントです。
私が2年前まで住んでいたロンドンでは、今の日本経済より更に深刻と言える状況でして、失業率が高く、ロンドンで働き場所を探す時にも非常に苦労しました。そういった経験もあるので、この点が非常に気になっております。

こんな感じでしょうか。
会話の内容の半分以上が、本来の質問の回答ではなく、若干横道にそれた私の経験談です。
さらに、私の留学期の話は、就職活動の際によく何かしらの強みとして使用していたエピソードなので、ここでジャブを打っています。

この後ロンドンの話に展開されればラッキー。てな具合でしょうか。

イメージを掴みにくいと思いますが、本来の質問に対する回答は、序盤と、締めの言葉がそれっぽければよく、中盤の話は出来る限り自分のエピソードトークを無理やりにでも絡めながら喋ってました

このスキルは、よく様々な市場状況について、突然質問される事の多い商社マンが頻繁に使用しているスキルかと思います。
私の周りの優秀だと言われる諸先輩方は、この手法を使って切り抜けている方が多かったです。


最後に、私が一番お伝えしたい『エピソードトークの話し方』について記載していこうと思います。

ポイントは3つ。

・より具体的に
・出来るだけ最近に
・出来るだけハードルを抑えて

以上です。

まず一つ目の【より具体的】という点は、エピソードトークは、話している相手に景色の共有が出来て成功です。
例えば、【2ー3年前の話なんですが】と言ってスタートする話と、【2年前の夏休みの話なんですが】とスタートする話、全く想像出来る景色が違いますよね。
私は自分のエピソードの具体的にしたいポイントを洗い出し、より鮮明になる言葉選びをする事で、エピソードトークのブラッシュアップを行っていました

そして二つ目の【出来るだけ最近に】という点ですが、これは面接日から一週間前に起きた出来事を話す場合は、私は全て当日もしくは前日に起きた出来事として喋っていました
目的は、直前で起きた話なので、話が纏まってなくてもしかたない、とある程度の話の完成度に対するハードルを下げる事が可能であり、加えていえば、自らも「すいません。まだ話が纏まってなくて」と言葉にする事で、さらにハードルの下げに追い討ちをかけたりしてました。
実際は、事前に考えてきたエピソードであるので、話の完成度が低い事は前提としておらず、さっき起きた話なのに、よく纏まってて面白い話だね。となる事が多かったです。

そして三つ目の【出来るだけハードルを抑えて】というのは、例えば、当たり前ですが、面白エピソードを笑いながら喋っても聞いてる側のハードルが上がり、面白い話も半減します。この要領で、出来る限り聞く側が求めるクオリティのハードルを下げさせる事が必要です。
私がよくやっていたのは、面接会場入室から、着席5分程度までは、がっつり緊張しているフリをしていました
毎面接時に、面接官の方から、「緊張してそうですね。まーリラックスしてくださいね。」的な言葉を最初に引き出し、ミスが起きやすい面接序盤において、面接官のハードルを下げる事を行ってました、

ちなみにですが、三つ目のポイントの【出来るだけハードルを抑えて】は、【出来るだけ最近に】と、その1で記載した【自信を持っている話は、面接官から質問させる】の目的とも共通しているものですね。

こんな感じで、すごい小手先のテクニックですが、すごい活躍してくれますので、みなさんのご参考になれば幸いです。

【就職活動必勝法 その1】で記載しましたが、私は結構適当にやっていたので、私の経験の全部が全部参考にしてほしいという訳ではなく、私の様な適当にやっていた就活生でも、このテクニックで無双出来たので、使ってみては如何でしょうか。というお話です。
ですので、出来る限り自己分析をして、業界研究をして臨むに越した事はないので、この点は参考にしないでください。

よくよく社員訪問や、採用セミナーで学生向けに喋った際に話した言葉ですが、就職活動に限らず、面接・面談というのプレゼンテーションの場は、自分や自社の製品が、いかに素晴らしく、相手にとって価値があるものなのか、という事を相手の脳味噌に植え付ける場所です。
過去の経験や、商品スペックの発表会ではありません。
なので、自由に臨機応変に対応しながら、就職活動を楽しんでもらえればと思います。

以上、これにて就職活動必勝法シリーズを完結致します。



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