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ぐん税ニュースレター RPAバックナンバー 2021年10月号

この記事は2021年10月に発行されたニュースレターvol.20からRPAの記事を再編集したものです。

前号でお伝えした通り、IT導入補助金を活用して3つのITツールを導入したわけですが、今回は残る1つのツールについてご紹介していきたいと思います。

kintoneってなに?

kintone (キントーン)とは、サイボウズ (株)が提供しているWebデータベース型の業務アプリ構築クラウドサービスです。サービス開始は2011年11月で、日産やANAなど名だたる大手企業でも採用されているツールです。
説明の通り、ざっくり言ってしまうとデータベースではあるのですが、 自由にカスタマイズできるユーザインタフェースやワークフロー、コメント機能など、業務運営・情報共有のための機能が盛り込まれています。
初期段階ではアプリがない状態ですので、 自分たちで作るか外部に発注しなければなりません。とは言っても、 無料のアプリストアが用意されていますので、初めはこれらのアプリをベースに自社に合った機能になるよう手を加えていくのが一般的でしょうか。
弊社では、顧客管理や月次決算の進捗管理などの基本的なアプリは外注で、その他に必要なものは内製でという形になっています。

エンジニアがいないと難しいのでは・・・?

「アプリを作成する」と聞くと難しいように感じますが、基本的にはノーコード(プログラミングなし)で作ることができます。下の画像は実際のアプリ作成画面なのですが、画面左側(赤枠部分)にアプリに配置するオブジェクトがあり、これを右側のスペース (青枠部分)に配置していく感じです。

どうですか?意外と簡単そうじゃないですか?
選択肢による動作のカスタマイズや他サービスとの連携など、 プログラミングが必要なケースもありますが、インターネットで多くの事例が公開されていることに加え、 便利なプラグインも多数提供されているので、ハードルは低くなっているように思います。

kintoneで何をする?

kintoneは大げさに言えば「何でもできる」ツールです。 弊社がkintoneを導入した目的は、基幹システムとエクセル・スプレッドシート等に分散しているデータを集約することで、情報共有を推進し、業務効率・品質を高めることにあります。 そして、「デジタルデータとして存在する」ということは、RPAを推進していくうえで非常に重要な点となります。アナログプロセスが介在しないことにより、ミスがなくスムーズな処理が期待できます。
まだまだ途半ばではありますが、RPAを含めた事務所全体のIT化が大きく進められそうで、非常に楽しみです。

IT導入支援事業者に採択されました!

弊社は7月6日付でIT導入支援事業者に採択されました。今後は、 皆様がIT導入補助金を活用される際のお手伝いを させていただく側となります。 登録ツールはまだ少ないですが、ニーズに合わせて登録申請を行って参りますので、お気軽にお問い合わせください。

システム部 田中

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