ぐん税ニュースレター vol.26 page04 -今日からできるクレド-
~ クレドをもっと身近に ~
ある時耳に入ってきた音楽・・・
♬ なんのために うまれて なにをして いきるのか
こたえられない なんて そんなのは いやだ!
♬ なにが きみの しあわせ なにをして よろこぶ
わからないまま おわる そんなのは いやだ!
ご存じ、『アンパンマンのマーチ』、作詞者はアンパンマンの作者である、やなせたかしさんです。今まで何度となく耳にしてきたこの歌詞ですが、その時は聞き流すことができず、しみじみと反芻してしまいました。
生きることの意味、幸せとは何か、とはシンプルでありながら難しい問いかけですが、まさにこれがクレドの考え方で、子どもにはもちろん、大人にも伝えたいメッセージです。現実には、大人になってしまうと夢も情熱もなく、慌ただしく時間を過ごすことが充実だと錯覚していたり、あるいは夢は持っていても、それをかなえるための行動が伴っていないことがほとんどでしょう。
それであれば、組織でのクレド導入の前に、まずは個人のクレドでトレーニングするのはいかがでしょうか。なぜ生きるのか、幸せとは何か、について明確な答えはすぐに出せないかもしれませんが、だとしたら、もう少し具体的に20☓☓年の自分の理想像を思い描くことから始めましょう。その理想は現実とかけ離れていたとしても、本気でかなえたいと思うのなら問題ありません。そして、20☓☓年までの期間を1年ごとなどのさらに細かい期間に区切り、現状とのギャップを埋めるために必要なことを行動(クレドで言うところのバリュー)に落とし込んでいきます。
また、将来のことを思い描くと、とてもワクワクしますが理想像に達するためには行動の振り返りと、多少の軌道修正も必要です。「買うだけ、書くだけで夢がかなう夢ノート」なるものがあり、それはいくら何でも誇大広告でしょ、と思っていましたが、自分の行動や気持ちに常に向き合い、克明に記録をしていくことこそが夢の実現のための最重大要素であり、夢ノートは確かに有効なのかもしれません。
社会保険労務士 高橋
私たちのクレドについては自己紹介記事もご覧ください。
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