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《25》【読書感想】問題解決のためのロジカルシンキング(生方正也)

こんにちは、田中梓です😃

今日は頭を使いながら読む本の感想です。

皆さんは、ロジカルシンキングというワードをご存じでしょうか?

ロジカルシンキングとは思い付きやただの自分の感想ではなく、理論的な根拠に基づいた主張ができる考え方のこと。

会議や打ち合わせで「結局議題に対して適切な答えが出せない」「そもそも話し合いの方向性がズレているのでは?」と感じているときは、ロジカルシンキングが足りていないということになります。

その主張に至った根拠は?

会議などで空気が盛り上がっていると、ついついその場で出た答えが理にかなっていると思ったものの、後々「その答えだと何も解決にならない💦」となった経験はないでしょうか?

この本の例でいうと、「お客様のクレームが多い」という問題解決のために「しっかり社内のコミュニケーションをとる」という答えを出すシーンが該当します。

社内のコミュニケーションが薄い⇒情報連携ができていない⇒お客様のクレームに繋がるという発想は、一理あるかもしれません。

しかし、社内のコミュニケーションを図るためにみんなでランチを食べるようにすれば、お客様のクレームは減るというわけではありません。

根拠を考えるときは、主張と結論を繋ぐ「⇒」をどれだけ具体的に挙げられるかがポイントです。

仮説が合っているとは限らないという前提でトライ&エラーを繰り返す

では、確実な根拠がなければ主張しない方がいいのでは?何も発言できないのでは?と考えられるかもしれません。

私も、ロジカルシンキング=確実な判断材料を持っている人だけができる思考だと思っていました。

しかし、ロジカルシンキングは仮説を立てて、確証が無くてもまずは主張を導き出すことが大切だそうです。

仮説が違ったとしても、また別の仮説を立ててロジカルシンキングを繰り返すことで確度も磨かれるということです。

反対に、絶対に正しい仮説が無ければ主張ができないとなれば、いつまで経ってもロジカルシンキングはレベルアップしません。

何度でもロジカルシンキングのチャレンジができる環境を作る

この本を読んで、ロジカルシンキングにはトライ&エラーが大切だと理解しました。

さらに言えば、間違っていても何度でもロジカルシンキングのチャレンジできる環境が必要ではないでしょうか?

仮に一度でも失敗したら次のチャンスが無い、責め立てられるような状況では、思いっきりチャレンジするのは難しいでしょう。

誰かが仮説を立てて主張する際、私が否定せずに受け入れて「まずはやってみよう!」を言えるようにしていきます。

そして、私もロジカルシンキングを磨いて仕事に役立てていきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました😃
今後ともよろしくお願いします✨


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