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note開設にあたって

初めまして。眞田真紀子と申します。

イタリア語の全国通訳案内士として2018年に稼働した矢先の新型コロナウイルスによるパンデミックで、予定していた仕事を今年の予約分は現在のところ少なくとも9月分まで、ほぼ全てを失いました。これからもキャンセル続出となるのは間違いないでしょう。

今年の仕事もそうですが、来年もどうなるか皆目わからない中、いま自分ができることって何だろう、と、この数ヶ月は考え続けてきました。

国家資格を持つ通訳ガイドとして稼働してから、たった2年のキャリアの新米。それでも、この2年は仕事がある限り働き続けて、目の前のことだけで精一杯となっていることが少し苦痛になりかけていました。

でも、汗水垂らして働かなければ食べていけない。フリーランスの世の中は甘くない。稼げるときに稼がないと、何が起こるか分からない。

まさにその「何が起こるか分からない」が、まさかのキャリア三年目となるはずの年に起きてしまった。

仕事は精神的・体力的にキツくても、とても充実感があり、猛省することも含めて楽しかったのですが、仕事以外のことが犠牲になっていた日々には(仕事自体、終えてから丁寧に振り返る時間さえもなかった)何かが違う、と、今年の仕事の予約スケジュールを年初に見て正直げんなりしていました。

もう一度、きちんと腰を据えて勉強がしたい。

からのコロナ禍。

なので、なんとか生きながらえながら、この偶然にも(必然かもしれない)与えられた貴重な時間を、すでに折り返し地点に来ていた自分の人生も振り返り整理しながら次へ進もうと思い、noteに参加することにしました。

個人が良識的範囲で自由に社会生活を選択できる権利がある限り、日々の生活をし、読み、考え、綴りながら、残り半生をどう生き抜くか、模索していきたいと思います。

選んだ写真は、月曜日に近所のおつかいで道端に腕を伸ばしていたぺんぺん草。幾つになっても雑草のようにたくましく生きていきたい、との決意表明です(笑)

そのためには、このコロナ禍も何とか生き抜いていかねばならない。できうる限りの感染予防に努めながら。家族の健康も守りながら。

すでに2020年も、気付けば半分が過ぎてしまうところまで来てしまいました。日々変化し溢れる情報をかき分け、自分がこれと思ったものに遭遇したり裏切られたりしながら、ここまで来てしまった。

もうこれからは、許される限り自分のために投資し、それを世の中にささやかでいいから、何らかの形で還元していきたい。

そんな思いでいます。

だからというわけではありませんが、勉強も一生続きます。特に今年と来年は自分にとっても世界にとっても重要な年になると確信しています。

単なる一個人の経験や思索がたまたま誰かの目に留まり、生きていくうえで少しでも何かしらのヒントになれば、嬉しく思います。


貴重な時間を割いて読んでいただけるだけでも有り難いですが、サポートしていただければ励みになります。自分なりの社会貢献のために大事に使わせていただきます。