見出し画像

日記を通じたリフレクションのススメ

日記で自分の感情を把握する

こんにちは。大野です。コンサルタントグループで商品・サービスの企画や開発をしています。よろしくお願いします。

皆さん、日記を書いたことはありますか。私はつい半年前まで一度も書いたことがありませんでした。
 
そんな私がこの半年間、日記を毎日書いています。日記といっても今日起こったことや、そのときの感情を書く「日記を通じたリフレクション」のようなものです。1行しか書かない時もあれば、思いつくままにたくさん書く時もあります。だいたい寝る前の5分くらいで書いています。
 
※リフレクションとは、自分の仕事の進め方、行動、考え方などを振り返り、自分を見つめ直すこと

こちらの記事でもリフレクションについて触れていますので、合わせて読んでみるとリフレクションについての理解が深まると思います。

きっかけは、上司から「大野さんは自分の感情に鈍感だ」「自分の感情にもっと興味をもった方が良い」と率直な指摘をもらったことです。

確かに、振り返ってみると自覚がありました。

自分の意見よりも、周囲の意見を優先する傾向があること。感情に無頓着で、「今どのように感じているのか」ということを自分でも明確に理解していないときがあること。

そんな感情に無頓着な自分を改善したいと思って、まずは日記を書き、自分の感情を把握することから始めてみました。

日記を書きはじめて気づいた2つのこと

日記を書き始めて気づいたことが2つあります。
 
1 自分の感情は文字に書き出すと良く理解できる

仕事をしていると、一日のなかで、様々な感情が沸き起こります。「仕事がうまく進んで嬉しい」「逆にうまくいかなくて悔しい」「上司から叱られて悲しい」など。ただ、一日が終わるとそれらの感情はざっくりした「喜怒哀楽」に分類されてしまいます。

しかし、日記を書いてみると「仕事がうまく進んだこともそうだが、実は上司から頑張りを認めてもらったことが嬉しかった」など、その感情が生まれた要因を深ぼることができます。

深ぼることで、感情が変化したポイントを把握することができ、「なぜ嬉しかったのか」「なぜ悲しかったのか」感情のトリガーを理解することができます。

2 人は嫌だったことや不安なことは考えないようにしがち

ネガティブな感情はできるだけ早く取り除きたいものだと思います。また、嫌だったことや不安なことは自分の感情を抑制しがちです。
 
だからこそ、日記にはネガティブな感情も書いてみることをおすすめします。友人同士で、悩みを口に出してみたら案外すっきりしたという経験があると思います。

ため込まずに自分のネガティブな感情も日記に書いておくことで、発散させることができます。
 
また、ネガティブな感情が生まれた要因を書きとめ、対策を考えておくことで、ネガティブな感情から早く抜け出せるポイントを自分で理解しておくことができます。

そうすることで、ポジティブな感情だけでなくネガティブな感情とも上手に付き合えるようになります。

この半年間日記を書いてみて、自分の感情に少しずつ気づけるようになりました。ぜひ、日記を通じたリフレクションで自分の感情と向き合う時間を作ってみてください。

(執筆者:大野)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?