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【一日一問】繰り返される深い対話がもたらすもの

みなさん、こんばんは。Grounding Lifeの長谷川由香です。

今日もNoteをご覧いただきありがとうございました。去年から少しずつ始めたNoteも80記事を超えました。驚くほどたくさんの方に訪問いただき、温かいスキを戴き、とても嬉しく思います。

人は誰かと繋がる時、安心を得る生き物ですね。

今日は『対話のもたらす力』について書いてみたいと思います。

『経営サポート』という仕事

このところ、連日で書いていますが、私はこの3年、札幌市にある株式会社プライムデンタル様(https://www.prime-ireba.jp)にお伺いし、経営サポートとしてコーチング、プロジェクトミーティング、営業会議、リーダー研修を実施させていただいています。

1回の訪問は3泊4日。そのほとんどの時間を社内で過ごさせていただき、沢山の社員の皆様や経営メンバーと共にいます。

最初の訪問は3年前の3月。コーアクティブコーチングという学びやリーダーシッププログラム経験という共通点は多くありましたが、それでもこの時『経営サポート』という仕事をするという意識は私にはありませんでした。

ただただプロコーチやこれまでの企業での経験を活かし、経営メンバーのお役に立てる方法は何かないか、と壁打ちをするところから始めたのです。

『私なんかに何ができるだろう』

という声が何度出てきたか、わかりません。それでも『きっと何かできることはあるはず』と自分を信じて社長に向き合い、社員の皆様とお話してきました。今月で訪問30回目、となりました。感慨深いです。

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まずは徹底的な対話

私の仕事は、そのほとんどが『対話』といっても過言ではありません。訪問中10時間近い時間を『オーナーミーティング』としています。

内容は様々ありますが、私がこれまで経験してきた『企業における会議』と圧倒的に違うのが『感情』を取り扱う点です。

・今、何を思っているのか

・起きた事象について本当はどう思っているのか

・今、この習慣沸き起こる不安・不満・悲しみは何か

・一緒に分かち合いたい喜びは何か

経営メンバーというのは組織の中で『孤独』になることが多い、と聞きます。そんな経営者の『心の声』を言葉にしていくことで、経営メンバー同士が思い込みを手放し、同じゴールに向けて意図を揃えていくことができる、そんな時間を目指しています。

リーダーとして心の器を磨き続ける

私はこの仕事を心から誇りに思っています。

それは、経営メンバーが『心の声』を明らかにし、共有しあうことが互いの『心の器』を磨くことに繋がり、組織を強くする、と確信しているからです。そしてその確信を自らのコーチングや関わりでより一層深めていけるという事に喜びを覚えます。ああ、私が存在している意味があるんだな、と。

私は『命の素晴らしさを分かち合い、共に生きる』という事を人生の目的としており、そこに即した行動を常にとりたいと思っています。この仕事はそういう意味でも『人生の目的に即した志事』だと言えるのです。

クライアントを目の前にして、言いにくいことも多々あります。そんな時でも『これは相手のために言う必要があることだ』と自分を信じて、思い切りストレートに伝えるー。そうすることで相手の核心にスパッと入っていく。

私もまたそうやって『心の器』を磨き続けているのかもしれません。

今日の設問

今月の訪問では最後に札幌市内にあるカフェに行き、3人で振り返りを行いました。とにかく心の中にあることを全て言葉にしていくような時間です。

飛ぶように過ぎる時間に流されず、今何が起きていて、何を思っているのか、何か気になっていることは本当にないのか。

きちんと向き合い、丁寧に共有していくからこそ、毎月大きなずれが生まれず、プロセスがつながり続けているのだと思います。

まだまだ道半ばですが、人生における大切な仕事として引き続き向き合っていきたいと考えています。

今日の設問:

あなたが本当にしたいことは何ですか

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