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【一日一問】子供の気持ちは、きちんと本人に聴く

皆さん、こんばんは。プロコーチの長谷川由香です。

命の素晴らしさを分かち合い、愛を持って共に生きるということを信条に日々味わい、選択し、行動しています。

今日は『子供の気持ちを、きちんと本人に聴く』という事について。

子供はこう思っている、と思い込んでいないか?

自戒を込めて、ですが、時折

子供はこういう時、きっとこう思うはずよ!

子供の気持ちを考えると、こうすべきじゃない?

という『押しつけ』に出会うことはよくあります。子供の気持ちを思いやり、先回って行動する。大人として、子供たちを守る。という視点ではもちろん共感しますが、そういう風に思っているはずだ、という強い思い込みを感じることもあり、それをいきなり押し付けられることに違和感を感じることは少なくありません。

驚いた息子の発言

そんな『思い込みにはまっている大人』である自分を自覚した出来事でもありますが、昨夜の息子との会話。

姉弟二人なので、一人の習い事にコミットすると、もう一人は少しおざなり気味・・・という事がここ最近続いていました。

子供たちに寂しい思いをさせたくない。自分がそのことで苦しんできたからという強い思いがあった私は、そのことについて昨日息子に尋ねました。

私『ママは本当はK君の野球にも行きたいの。一生懸命やっているのを応援してあげたいんだ。身体が一つしかないし、仕事も夢もあって、いっつもいけないからごめんねと思っているんだ(涙)』

K『ママ、僕ね、ママが来てくれるのは嬉しいし、一緒にいたいよ。でもね、ママにはママの人生があるでしょ。だから、それに集中してほしい』

子供の気持ちは私の思い込みを超えている

その言葉を聴いて、私は言葉を失うような感覚になりました。

私がいなくて寂しい、もっとそばにいてほしい(だけ)の気持ちなんだろうとすっかり思い込んでいた私。

息子は『ママの人生をきちんと生きて』と言ってくれたのです。親の人生があるんだ、という事。そこを犠牲にしてほしいとは思っていないこと。

心の中ではそう思っているんだ、と話してくれたのでした。親と子供は、生きてきた年数という視点では違いがありますが『人生に対する思い』という点では『同志』なのかもしれない。

共に『自分の人生を生きる存在』なのです。

今日の設問

息子とのやり取りを今日一日振り返っていました。世界は『リソース』にあふれている。そう思うのです。

誰から受け取り、何を学び、自分の人生につなげていくのか。

その在り方が『自分から見える世界』を創り出しているのです。

今日の設問はこちら:

あなたの『命の使いみち』は何ですか?

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