高橋まさひろ

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マガジン

  • LDLマガジン「地域を変えるのに役立つスキル」

    • 232本

    LocallyDrivenLabs(LDL) 地元と全国をつなぎ、オンラインラボという形式でプロジェクトを成功に導くための実験ラボです。このマガジンは、LDLメンバーの取り組みや地方のとりくみなどシャアしていってます。

  • 地方自治デジタル化のススメ

    • 6本

    議会へのDXを推進するための情報を記事にして紹介していきます。

  • 高橋正浩の政治放談

    地方議員としての経験をもとに、地方自治から国際政治まで切り込んでいきます。 政治って面白い!自分も政治に関わってみたい! そんな風に感じてくれると嬉しいです。

  • 読書という海原

    自分が読んで面白かった本を紹介していきます。 年代もジャンルも関係なく自分の好みでチョイスしていくよ。

  • コネクティッドアイランド 能登島!

    能登島が日本のMEV(超小型電気自動車)をリードする! そんな妄想プロジェクトを実現するための奮闘記です。 まずは、TOYOTA COMSのオーナになるところから始めます。 電気自動車が拓く未来の可能性を一緒に体感しよう!

最近の記事

デジタルギカイのススメ

みなさんこんにちは。七尾市議会議員の高橋正浩といいます。これから”デジタルギカイのススメ”というマガジンで駄文を並べていきますのでよろしくお願いします。 デジタルとかDXとかいいう言葉が現代社会を席巻しているのと同様に、どこの議会においても行政業務や議会改革分野にデジタルを取り入れようという質問はたくさん取り上げられていることと思います。 しかしながら、その内実を見てみるとタブレット化や脱ハンコといった話に過ぎないものが散見され、本質的な議論に至っていないように思われるの

    • まちづくり幻想 木下斉 〜地方創生はなぜこれほど失敗するのか〜

      待ちに待った本が届いた 2021年がスタートしてから比較的多忙な毎日を過ごしている。それはEV関連のプロジェクトにかける時間が多くなってきたことと、なんといっても受験のシーズンに突入したからである。3月も半ばになり、まだ結果が全て出たわけではないものの、受験のサポートもひと段落した。  このタイミングで木下さんの本が出たというのは、インプット不足の自分に対する天の声であろうと思い10冊買って仲間に配りながら読むことにした。まずは第一弾の5冊が手元に届いてちょっとワクワクしなが

      • DOKKARS REPORT Episode3 JAPAN EVフェスティバル(後編)+α

        EVトラックベンチャーのHW ELEMOがおもしろい!前回の試乗体験レポにつづいて、今回はイベント参加のもう一つの目的であったELEMOのEVトラックについてレポートしたいと思います。まずはELEMOのEVトラックの紹介として、いただいたパンフレットの一部を掲載します。 字が細かいので読めないかもしれませんが、外観はなかなかキュートで、完全なEVです。軽トラタイプのEVと言ったサイズなのですが、この形状であれば、バッテリーの搭載位置が確保しやすいようです。(バタバタしていて

        • DOKKARS REPORT Episode2 JAPAN EV フェスティバルに行ってきた!(前編)

           12月5日に東京国際交流館(お台場)で行われたJAPAN EV フェスティバルに行ってきました。これまではサーキットやテストコースで行われてきたイベントでしたが、今回初めて都市型EVフェスティバルとして都内で行われました。このような状況ですが、主催者側の感染対策がしっかりしていることを含め、リスク管理をしながらの上京となりました。宿泊したホテルでは、一回のファミレスからルームサービスを届けてくれるなど、新型コロナの影響の中で新しいサービスをめぐる生存競争が始まっていることを

        デジタルギカイのススメ

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        • LDLマガジン「地域を変えるのに役立つスキル」
          232本
        • 地方自治デジタル化のススメ
          6本
        • 高橋正浩の政治放談
          23本
        • 読書という海原
          52本
        • コネクティッドアイランド 能登島!
          15本
        • Next Generation Learning Labo
          14本

        記事

          いい「まちなか」って、なんだ? のと共栄信用金庫

          Happy life with booksの記念すべき10回目にふさわしい本を地元の信用金庫の 窓口で見つけてしまった。 ちょうど田中元子さんの「マイパブリックとグランドレベル」読後の余韻が残る私の目の前にこの本というか冊子が飛び込んできたのは偶然ではあるまい。一冊読み終えると次に読みたい本というか読むべき本が目に飛び込んでくるということは決して少なくない。今回もそんな感じなのだと思う。 繰り返しになるが、今回紹介するのは本ではなくて無料の冊子である。のと共栄信用金庫が定期

          いい「まちなか」って、なんだ? のと共栄信用金庫

          マイパブリックとグランドレベル 田中元子

          マイパブリックという言葉のインパクトパブリックとは「公衆。大衆。公であるさま。」といった意味が出てくる。プライベート(私的な)が対義語にあたる。これは説明の必要もない当たり前のことであろう。 ところで、日本語には公私混同という言葉があるが、これはあまり良い意味で用いられることはない。おそらくこれには二つの理由があると思われる。一つはそもそも「公」と「私」には厳然たる区別がありそこは曖昧にしてはならないと言う考え方が我々に定着しているということ。もう一つは「本音と建前」の使い分

          マイパブリックとグランドレベル 田中元子

          金沢大学KUGS入試の出願に見る高大接続への対応

          KUGS入試定員割れの衝撃!11月20日に金沢大学が新しくスタートした入学試験の志願状況が確定した。総合型選抜と学校推薦型選抜の出願状況は以下のとおりである。 ※金沢大学ホームページより 字が小さくて見にくいかもしれないが、全体の状況としては総合型選抜は若干の定員割れの状況で、ほぼ1倍。学校推薦型選抜においては0,8倍と定員を下回っている。 もう少し細かく見てみると、総合型選抜においては人間社会学域(文系学部)において定員を上回る学類もあるものの、理工学域(理系学部)に

          金沢大学KUGS入試の出願に見る高大接続への対応

          DOKKARS REPORT Episode1 株式会社DOKKA誕生!

          お待たせしました!note再開!みなさん、お久しぶりです! いろいろありましてnoteを休載していましたが、ようやくの再開となりました。お休みしている間も毎日コムスに乗り、マイクロEV伝道師としてこれからどうやって事業展開していくかについて試行錯誤し方々にアタックする毎日でした。 note再開にあたっては、この二か月間にどんなことがあったかを含めて、活動をご紹介していこうと思います。 それではスタート! ラジオ出演で導火線に火が付いた8月に収録したFMななおのラジオ番組「

          DOKKARS REPORT Episode1 株式会社DOKKA誕生!

          EV購入計画最終章 後編(計画から実行へ)

          ~500km乗って感じたことを伝えたい~コムスが日常生活のツールとなって間もなく20日になります。この間に走行距離は500kmを超えました。能登島と七尾市内の間を中心とした市内での移動はほぼコムスでこなすようになり、自家用車の出番は半分以下になった感じです。金沢へ講師として仕事に行くとき以外はほぼコムスでの移動になりました。 やっぱり小ささは魅力の一つで、能登島の教室にも七尾の教室にもこんな感じでちょこんと収まります。 一般道ではお急ぎの皆さんもいるため、ときどきは遅いと思

          EV購入計画最終章 後編(計画から実行へ)

          EV購入計画 ~最終章前編~ ついにコムスがやってきた!

          「これは1人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩である」 これは、人類史上初めて月面に立ったニール・アームストロング船長の言葉です。それをコムスを買ってきた自分に置き換えるにはあまりにスケールが違いすぎるのはわかってはいるのですが、そのくらい興奮してしまったということで許してください。人類にとってとは言えませんが、自分の人生やこれからの能登島や七尾市にとって大きな一歩になり、それがどんどん広がっていくように期待を込めてこの言葉から最終章はスタートします。

          EV購入計画 ~最終章前編~ ついにコムスがやってきた!

          虫とゴリラ 山極寿一と養老孟司

          ゴリラの誘惑には勝てない(笑) いつものように書店をぶらぶらしていると、一冊の本が目に留まる。竹取物語の一説にある「もと光る竹なむ一筋ありける」の状態で、私の眼には光を放って見える一冊があるではないか。それがこの本「虫とゴリラ」。 ゴリラとあれば反応してしまうのが私の悪い癖。かって就職面接で「自分を動物に問えると何ですか?」と聞かれ、「犬です」とか応えてた他の人には「なんで犬なの?」質問していたのに、私が「ゴリラです」と応えたら「あ、なるほど~」で片づけられて次の質問に進ん

          虫とゴリラ 山極寿一と養老孟司

          隠蔽捜査3.5 初陣 今野敏

          久しぶりに隠蔽捜査の続きを手に取りました。最近書店では隠蔽捜査7”棲月”がピックアップされていて、週間ベストセラーにもなったとか。最新刊でもないのになぜだろう?映画化されたのか?など考えていたのですが、調べてみると7月下旬に文庫版が発売されて、いわば新刊扱いだったのですね。 そんなブームからははるかに遅れて7のちょうど半分の3.5を購入して読みました。あんまりスピンオフ的な作品は好きではない私ですが、正直面白かったです。実は隠蔽捜査3が私の中で不発だったので、しばらく間が空い

          隠蔽捜査3.5 初陣 今野敏

          前略 市長候補殿 三通目

          N市においてはいよいよ候補予定者もかたまり、今週末あたりからは事務所開きも行われていくらしい。第三の候補を求める声もあるらしいが、このタイミングではなかなか現実的ではないと考えられ、選挙の構図はおおむね見えてきている。新聞紙上では、あたかも代理戦争のごとき描き方がされている感があり、候補予定者以外の名前が乱舞しているが、大切なことは候補予定者本人の資質と姿勢であることは論を待たない。 なぜならば、これまでの経緯や党利党略がいかにからもうとも、市長とは市民全員の暮らしを預かる代

          前略 市長候補殿 三通目

          EV購入計画 Episode9 CASEじゃないよPEELだよ!

          今日はまじめに自動車産業の行く末について書いてみたい。 当たり前だが、超個人的見解であることを最初にお断りしておきたい。 豊田章男社長もあせる100年に一度の大変革!自動車産業を取り巻く状況はまさに激動と言っていいだろう。事の始まりの一つはダイムラー社が2016年に中期戦略として打ち出した新しいクルマのコンセプトCASEである。そしてもう一つのインパクトがクルマのみならず移動手段のすべてをシームレスにつなぐMaaSという新しいプラットフォームの登場によってもたらされた。

          EV購入計画 Episode9 CASEじゃないよPEELだよ!

          地方を再生するための視点がここにある

          今日は二冊の本を紹介したい。 たまたま続けて読んだこの二冊の本には、ともに本当の意味での地方創生に必要であるにもかかわらず、私たちが見落としてしまっていることについて書かれていた。 以前にも書いたように、資本主義はそれが資本の自己増殖を志向する限りにおいて、新自由主義やグローバリズムという一種の凶暴性を帯びて人々を分断し地方を破壊すると私は考えている。そして、共産主義に対する資本主義の勝利がその凶暴性を人々に内面化し、そのことが貧しい境遇にある者に”自己責任”というもっともら

          地方を再生するための視点がここにある

          前略 市長候補殿 二通目

          はじめに私がかつてリーダー論について学んだ時に一番印象的だったことについてまずは紹介したいとおもいます。愛なき者にそれが務まらないことはすでにのべました。それに加えてリーダーとして必要なものとして教養、経験、知識、コミュニケーション能力など様々なことがあります。こうした数多くの資質の中において特に重要なのは「実務力と構想力」だと私は思います。 行政組織を動かすことを通じて市民の幸福を実現するためにはこの両方が必要だということは論を待たないでしょう。しかしながら、希なる天賦の

          前略 市長候補殿 二通目