読書記録『精神科医が教えるストレスフリー超大全』その②


こんにちは!!
前回の続きである、『精神科医が教えるストレスフリー超大全』について、内容を紹介していきます。


今回は、『健康』、『メンタル』、終章『精神科医がたどり着いたとっておきの考え方』に関する内容となります。
各章の共有させて頂きたい箇所を中心に、書いていきます。


4章『睡眠』~疲れない体を手に入れる~
◎睡眠不足を解消する


≪睡眠に悪い習慣をやめる≫
・ブルーライトを浴びない
ブルーライト⇒青空の波長(昼に出る光の波長)
電球の赤っぽい光⇒夕焼けの波長


赤っぽい光を浴びることで、メラトニンが分泌され、
全身の活動にブレーキがかかり、脳が睡眠の準備へと向かうとのこと。


・(寝る前の)飲酒・食事をやめる
寝る前2時間以内の食事は、睡眠の質を低下させる
【理由】良質な睡眠には、成長ホルモンの分泌が欠かせず、
血糖値を上げる効果のある成長ホルモンは、血糖値が高い状態(食事後の状態)では、分泌されないため。


・興奮系の娯楽を避ける
興奮系の娯楽
⇒ゲーム、ドラマ、映画、漫画、アニメなど
上記コンテンツを見ると、アドレナリンが分泌され、
心拍数や血圧が上昇し、寝むれなくなる
(副交感神経ではなく、交感神経が優位になってしまうため)


◎理想的な運動を継続する方法


・中強度以上の運動をする
有酸素運動をしてから、20~30分経過すると、成長ホルモンが分泌される
※成長ホルモン⇒脂肪燃焼、睡眠の質向上、疲労回復、免疫力アップ、美肌効果など、「究極の健康物質」とのこと。


(もし痩せることが目的の場合)
30分以上の有酸素運動が効果的とのこと


【理由】
運動を開始してから最初の30分は、糖がエネルギーとして使用され、
脂肪は燃えないため。
(運動後30分が経過して初めて、脂肪の燃焼が始まるため)


運動の強度は、「中強度かそれ以上」がベストとのこと。
中強度⇒「早歩き」や「スロージョギング」程度で、終わった後に軽く汗をかいているイメージ



・ほどほどの量にして、やりすぎない
「重度の運動」をした人は、「軽度の運動」をした人よりも、死亡率が高いという皮肉な結果もあるとのこと。
⇒運動は、適度に行うのが、最も効果的。



次に、
5章 メンタル~『心を整え、新しい自分にアップデートする』
について、紹介していきます。


◎『メンタル』~自分を変えるにはどうすればいいのか~


・3行ポジティブ日記を書く
自分の短所ではなく、長所に目を向けるようにする方法
本の中では、以下のようなやり方が紹介されています。
1日の終わりに、楽しかったこと、ポジティブなことを3つ、
寝る前15分以内に書く。


(具体例)
・昼、新しくオープンしたラーメン屋に行ったら、結構美味しかった
・仕事が少し早く終わったため、ジムに行って気持ちのいい汗を流した
☆ポイントは、寝る前15分以内に書くいうこと。


【理由】
寝る前は「記憶のゴールデンタイム」であり、寝る前にポジティブなことを振り返ることで、ポジティブ思考のトレーニングになるため。


最後に、終章『精神科医がたどり着いた「とっておきの考え方」』について、紹介していきます。



◎生き方①~人生を楽しむ人になる方法

ファクト①「素直さ」こそが共通点
素直さ⇒偏見や先入観を持たず、ニュートラル(中立)な状態でいること


ニュートラルな状態でいると、
他の人からの助言やアドバイスを受けた時、「とりあえずやってみよう」という気になり、チャンスや出会いが広がる
⇒「楽しいこと」「面白いこと」に出会える機会が増える


・コンフォートゾーン(快適領域)を出る
コンフォートゾーン⇒私達が普段生活している領域


もし今の生活が楽しくないというのなら、
楽しいことは、コンフォートゾーンの外にある可能性が高い

⇒自分にとって楽しいこと(宝物)は、
初めての場所、人、イベント、お店などに隠れている



◎生き方③~生きる意味を考え続ける~
・「生きる意味」はそもそもあるのか


読者の皆様は、生きる意味について考えたりしたことは
ありますでしょうか??
私は当然ながら、あります。
この本では、生きる意味についての独特な考え方が紹介されておりました。


自分が生きているという現実が先にあり、生きる意味というものは、
全て後づけである。


⇒つまり、生きる意味など最初から存在しないので、生きる意味を探すことで苦しむ必要はない、という考え方です。

以下、カント(ドイツの哲学者)の言葉です。
人間は、自分の存在意義(存在そのもの)を知ることはできない。
⇒自分の生きる意味を見つけられないのは、哲学的に見ても正解。


・時間をかけて、「生きる意味」を考えよう
実際のところ、「生きる意味」を探すことは、時間がかかるし、時間をかけても見つからないかもしれない
そこで、著書が出した一つの結論が以下となります。


☆「生きる意味」より、「ビジョン」を重視しよう
「生きる意味」⇒見つけるものであり、何年、何十年かけても、見つからないかもしれない
「ビジョン」⇒自分で決めるだけ。今すぐにでも決められる。


言い換えると、「ビジョン」という宝地図をもとに歩いていき、最終的に、「生きる意味」という宝箱を見つける、というものです。



最後に、
『おわりにーこれから、どう生きるのか?』
という箇所で記載されていた内容の紹介となります。

本書の最後に記載されていた重要なエッセンスを、
是非共有させて頂きます。


①「それでいい」を口癖にする
多くの人は、自分で自分を責めて、自分を傷つけている
⇒「それでいい」を口癖にして、自分がやれることを、
 やれる範囲で実行していく


②「今」にフォーカスして生きる
過去のことを考える⇒「後悔」に苛まれる
未来のことを考える⇒「不安」に支配される
その為、「今日」やるべきことを、「今日」やっていく。
ただ、それだけ。


③自分を大切にして生きる
自分を大切にし、家族を大切にし、その上で、仕事を一生懸命に頑張る。
この順番が大切とのこと。


④自分から心を開き、「相談」をする
他人の意見を聞きながら、最終的には自分で決めるという順番が大事。
そうすることで、より良い判断が出来るようになる。


⑤必ず、「動きながら」考える
大事なのは、To Doを見つけて、「動きながら考える」こと。
不安や悩みを抱えている人は、止まったまま考え、悩み、
前に進めなくなる。
そして、状況は悪化していく。
そうならないために、大きな目標でなくても、小さな行動からでもよいから、動くことが大事。



☆天職も、生きる意味も、振り返ってみて後から分かること
(成功者ほど、誰にも見せない小さな行動を積み重ねている)



以上が、『精神科医が教えるストレスフリー超大全』の

内容紹介となります。


長文となりましたが、
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!!


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