中国鍼灸と日本鍼灸

鍼灸治療を経験するも
「何だかなぁ～」と
足が遠のいてしまったあなたへ
もしくは、
これから鍼灸施術を考えている
というあなたへ

鍼灸治療ってめちゃくちゃ幅広く
多種多様な手技がある
東洋医学を学んでびっくりしたよ！
と、中国鍼灸と日本鍼灸の違い
についての話。

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■蓋を開けたらびっくりしたよ

「鍼灸」と
ひとくくりにしているけれど
東洋医学の蓋を開けたら、
手技手法がめちゃくちゃいっぱいあり

ついでに師弟制や
口伝、秘伝、〇〇流とか
いろいろあり過ぎて
口があんぐり空いてしまうほど。

西洋医学よりも
ずっと以前に確立され、
絶えることなく存在する
東洋医学。

361経穴、経脈経絡・奇脈
四診、五臓六腑の弁証（診断）
他、現代に発展した
筋膜アプローチ、スポーツ鍼
皮膚ルート刺激、美容鍼
リハビリテーションその他
漢方も含めば
それはもう多様化するわけですよね。

中国4000年以上の歴史
伝統的な中医学を知るだけでも
とほうもない時間でしょう

外資系医療機器メーカーで
西洋医学どっぷりの中、
東洋医学を唯一学べる鍼灸学校に通い
国家資格を取得。

様々な治療院・鍼灸院を
20代から巡り
疑問だらけだった
多種多様な手技と治療の違いも

東洋医学を学び、おおよそ解決した
…と、同時に
新たななぞと探求も始まった

手技のいろいろは有り過ぎて
私の知識も至りませんので
ここでは、ざっくりと
中国と日本鍼灸の違いをご紹介します。

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■中国鍼灸と日本鍼灸との違い

中国から日本に渡り、
国内で発展したのが日本鍼灸。
いづれの鍼灸も多様な手技があり、
複合的に発展。
ここでは一般論として特徴をつたえます。

因みに、遠い昔の中国では
“東洋”とは“日本”を意味していたとか。


【中国鍼灸】
・中医学（中国の医学）
・病院の診療科に鍼灸科がある
・治療目的で用いる

中国の病院では、中医学の観点から内科や外科と並列し、鍼灸科が診療科として設置。病気の自覚症状の改善など病気の治療にも目標を置き、西洋医学の検査データとあわせ、鍼灸で病気を改善、治療に用いる。
▼中国鍼

【日本鍼灸】和鍼とも云う
・西洋医学が優位
・代替医療、民間療法的観念が強め
・心身の神経緩和と痛みの回復
・リハビリテーション活用

昨今、東洋医学の理解と西洋医学的臨床研究がすすみ、鍼灸施術の効果的療法について理解が広まる。リハビリテーション分野、心身の自己治癒力を高め自律神経を調整、美容鍼やリラクゼーションとしても注目が高い。
特に美容鍼は世界一。日本独自に発展した施術法です。
▼日本鍼　太さにより色分け

■鍼灸治療の目的

中国鍼灸
難病、慢性病、不妊症、女性疾患、がん、うつ、痛み、生活習慣病など
一般疾患、体質改善など　治療法として浸透している。

日本鍼灸
肩こり、腰痛などの慢性疾患緩和、癒し、リラクゼーション、美容鍼灸
リハビリテーション、スポーツ分野で浸透している。
近年は、アレルギー、体質改善、自律神経調整、不定愁訴の改善に優れた療法として注目。

鍼灸学校によりますが、
中国鍼灸、弁償論、漢方、
日本鍼灸では、
美容・婦人科・スポーツ・高齢者
双方の施術法を学びます。

施術者として
目指す治療をしている院に入り
さらなる技術を磨くのです。

■治療院を選ぶとき

西洋医学同様、
基本はありますが考え方は様々。
治療法を組合せ、
我流を生み出す方もいます。

四診に時間をかけ１本鍼、
全身ハリセンボンみたいな施術、
など
同じ症状の申告をしても
訪れる治療院の手法によっては

「えっ、施術が全然違うんだけど！」

と驚くこともあるでしょう。

病院選びもそうですが
治療の相性もあると思います。
安心して施術を受けられるよう
無料相談をぜひ活用して下さい。
＊殆どの治療院で無料相談可能

施術者のキャリア年数に関わらず
日々技術を高め
「よくなって欲しい」と
親身に患者さんを診る施術者は
たくさんいます。

あなたの不安や悩み、
痛みから解放され
半年、１年後、３年後…と
今よりも動きやすく
心身健やかに過ごせますように

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