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ことばと成長 ヨーロッパの多言語 生活

我が子は、欧州で生まれ育ちです。

家では日本語、フランス語を話します。

日本への里帰り休暇中と、普段の親戚とのライントークは日本語を使用。

現地校では仏語で授業を受け、小3からオランダ語が必修。中高では蘭語&ラテン語が必修。

英語、ドイツ語は中高の学年で選択可能。

学校では遊びを通じアラビア語の単語や、各種言語のスラングも覚えてきます。

学校で4年間学んできた蘭語には興味が低く、現地生活では全く使ってない様子です。

その反面、インターネットや映画作品で見聞きしている英語は独学しています。なんとか片言で話せている様です。

この様な生活環境から、子は自然にスポンジのように多様な言語を吸収し成長していきます。

一方で、日本生まれ育ちの私は、普段は日本語、英仏語を使っています。

10代から日本語で英語学習、20代から大学で英語と仏語の授業で仏語学習。

30代からベルギーでオランダ語の基礎を習い放置中。今では年に数回、片言で使用するのみです。

私と全く対象的な子の言語体験は、成長体験とともに同時進行をしていて、とても興味深く思います。

現時点で、子は6つの言語に触れて成長をしています。最重要なのは母国語の完璧な習得です。次に継承語、そして第一、第二外国語の順番になります。

これからも、更に色々な言語に触れる機会があると思います。その経験が、各々の言葉を使う人々の生活習慣、思考心理、文化と歴史を知るきっかけに繋がって行くのだと思います。


お読みいただきありがとうございます。

今日も良い一日をお過ごしください。

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