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推しアイドルを担当カラーで分けてみた

笑って泣いて傷ついて
夢見て強くなる
どんな未来だって自分次第だって
同じ痛みを抱いて
混ざり合ってカラフルな僕らの色になる
すべては今ここから始まる

NOW DRAMATiC『Colorful』



こんにちはこんにちは!灰色です。

今回は久々にDK(誰のことでも書く)回でございます。

訳分からんですね。

複数グループについて書く記事、ということでございます。



今回のテーマは、「推しのメンバーカラー」!



アイドルグループの多くが採用している担当カラー制は、その担当メンバーの個性と結びつき、ときには客席からのサイリウムの光との相乗効果によって、それぞれのパフォーマンスとキャラクターを観客に強く印象づけます。



そんなメンバーカラーですが、複数の推しグループを見ているうち、どこかに法則めいた共通点があるのではないかと感じられてきました。

というわけでこの記事では、個性豊かな推しメンたちをメンバーカラーを切り口として分析することで、その共通点を探していきたいと思います。


では、早速どうぞ!


赤❤️……熱く燃えさかる英雄の資質

まずはやはり、この色でしょう。

スーパー戦隊シリーズでは、最もフォーカスされる主役にしてリーダー役(実質的に、を含む)が担っているのがこちらの色。その存在感の強さからか、アイドルでも非常に多くのグループで採用されています。

該当するのはというと、こちらの面々です。

Finally:Rinka


C;ON:絹井愛佳



NOW DRAMATiC:キャプテン・ミサト


ジエメイ:八乙女ニア


いやー、いきなりとんでもないメンツが揃いました

存在感、パフォーマンスともにずば抜けた顔ぶれが揃い、アベンジャーズもかくやというような豪華さです。

一方、意外にもグループのリーダーはナウドラのキャップ一人のみ。やはりアイドルと戦隊はちょっと違いますね。当たり前か。

リーダー制を採用していないジエメイは別としても、シーオンとFinallyは明確に別のリーダーが存在しています。そちらの面々については別項にて。



赤の4人ですが、やはり際立つのはその歌唱力。さらに言えば、全力を出し切る力強さが持ち味の面々がずらりと並びました。

赤色から連想できる通り、情熱熱血といった単語が思い浮かびます。

また、その高い実力から、落ちサビなどの重要パートを担当することが非常に多いのも注目ポイントでしょうか。


個別に見ていくと、まずFinallyのリンちゃんは深く響かせるパワフルさを持ちながらも、非常に丁寧に言葉のひとつひとつを語りかけながら歌うのが特徴的です。作詞を手がけている彼女ならではの姿勢でもあるでしょう。

息を呑むほどの集中力と真剣な表情も引力抜群で、「花瓶」「愛迷」などFinallyでは異色にあたる楽曲でも、そのポテンシャルを存分に発揮してくれます。

そんなリンちゃんは、Finallyが実力派ロックバンドからの提供楽曲を迎えたことでさらに飛躍。この勢いのままにどこまでも、自分らしい歌を突き詰めていってほしいです。


シーオンの愛佳さんの歌唱力は、まさに神の子。低音域の安定した奥行きは随一で、ムーディーな曲や往年の名曲のカバーもお手のものです。

完成度と成長性を併せ持つ彼女は、なんと17歳にしてキャリア7年目という経歴の持ち主!若くして極めて豊かな表現力を持っており、無邪気な笑顔から魅惑的な笑みまで、表情の振り幅はまことに末恐ろしいです。

ステージではLIVEならではのアレンジを加えることも多く、エンターテイナーとしてのセンスもまた疑いようがないでしょう。



ジエメイ・にあちのパフォーマンスは、まさに攻撃力全振りのアタッカー。理屈を超えた大地を震えさせるような歌い方で、観客の心臓を高鳴らせます。

特に「レアリゼラストのウルトラロングトーンはまさに絶技。観るたびにその長さと強さを増していっています。

また、これはジエメイ全員に共通することですが、どれほど凄まじいLIVEを見せたあとでも反省と改善を怠らないことによる、異常なほどの進化速度も特筆点。

4月に1周年を迎えたばかりとは思えない勢いの裏には、グループ全員の音楽に対する真摯さがあるのは間違いないでしょう。

あと、にあちは特典会での早口が凄いです。



そしてナウドラのキャップはというと、一見するとアイドルらしからぬ根っからのTwitter芸人。さらに特典会でのマシンガントークはにあちやジュリちゃん以上の最速クラスで、一見の価値ありです。

キュートな外見に優しげな声質で、ともすれば王道アイドルにも馴染めそうな彼女ですが、ステージ上での鬼気迫るパフォーマンスは普段の彼女とは完全な別物。

演技経験もあってか、ときに優しく語りかけ、ときに悔しさ苦しさを熱い歌声へと変える、胸を刺す歌い方はキャップならではです。


また、カラーが赤といえどリーダーには必ずしも当てはまらないと書きましたが、その一方で共通する点がもう一つ。

それはヒーロー性とも呼べるような、鮮烈な迫力です。

絶対的な実力と明るく前向きな姿勢が誰からも愛される「地上最強の17歳」ことシーオンの愛佳さんを筆頭に、5人体制となったナウドラを引き続きその類稀なリーダーシップとユニークなキャラクターで引っ張るキャップ最強軍団ジエメイの主砲とも言えるにあちに、聴くもの全ての心を共振させるリンちゃん

その誰もが、グループの顔であり主役にふさわしい存在感を持っています。そして同時に、理想に向かってストイックに歌を極めるひたむきな熱さもまた彼女たちの魅力です。

この人についていきたい、もっと活躍を見てみたいと思わせるヒロイックさ。赤の推しメンたちはもれなく、一度見たら惚れ込まずにはいられないビビッドなキャラクターを持っています。



紫💜……魅惑の技巧派エース

赤と同数で推しグループに多かったのは、意外にも紫。これは王道系よりもロック系・コンセプトよりもパフォーマンス重視型のグループを推していることも関係しているのかもしれません。

スーパー戦隊ではというと、現行作品のキングオージャーなどの例外を除けば、メインに組み込まれることは稀なこのカラー。果たしてどんなメンバーが担当しているのでしょうか。


Finally:Juri


C;ON:栞音


NOW DRAMATiC:ナナティック


神薙ラビッツ:旭



紫担当、いくらなんでもビジュがヤバすぎるだろ。

どうなってんだよ。



失礼しました。

まず特筆すべきは、Finallyとシーオンではこの紫色がリーダーカラーなことです。

しかもジュリちゃんとしおんさんはたびたび本人たちも話題にあげているほど仲が良く、まさに長年苦楽を共にしてきた戦友といった趣。大物同士の友情というのはいいものですね。


それはさておき、共通点としては、歌またはダンスにおいて4人ともが凄まじくハイレベルなスキルを持ち合わせていることです。


言うまでもなく、Finally・ジュリちゃんのダンスはインディーズアイドル界で並ぶ者はいないと思わせる絶対的なクオリティ。

HIPHOP系をベースとしたシャープ&ソリッドなダンスだけでなく、優雅でしなやかな舞もお手のもの。アイドルではほとんど見られない本格的なステップも、当然のように次々と披露します。長年の弛まぬ鍛錬に裏打ちされた底なしのスタミナもまた、他の追随を許しません。

セルフプロデュースのFinallyのみならず、他グループの振り付けも行う、まさにダンスのプロフェッショナルです。


シーオンのしおんさんは、まず実はチェキ一回しか撮ったことありませんごめんなさい。しかも去年のハロウィンなので全然この世界を知らなかった頃ですね。シーオンの特典会列すごすぎて瞬殺されるんだもん……。

もとい、彼女の魅力は長年リーダーを務める中で磨かれたあらゆる曲に適応できる歌唱技術の幅広さでしょう。その実力はバラードで特に際立ち、「Re:take」はまさに珠玉の一言。

ドレススタイルの衣装も相まって、艶の中にも気品が漂うその歌声は、しかし確かなパワフルさも持ち合わせています。

ソロパートは勿論のこと、愛佳さんとのハモりはまさに至高!血よりも濃い絆で結ばれた、最高の姉妹です。



ナウドラのなーたん
は、ただでさえハイレベルな歌唱に加えて、その感情をありったけ乗せることで実力の100%以上のステージを常に見せてくれるのが最大の魅力。

収録音源でさえも彼女の魂の叫びが伝わってくる「Destiny」は勿論のこと、「大逆転」では「諦めの悪さだけは一流さ」と、まさに彼女にピッタリな一節を意気揚々と歌ってくれます。

さらに、キング・ユリア移籍後の新体制で覚醒して以降の進化は著しく、LIVEのたびに毎回試行錯誤しながら最適なスタイルを模索中。これからが楽しみなアイドルの筆頭です。

特典会では一点、まさにオタクに優しいギャルの具現化。そりゃもう衝撃を受けました。


そして神薙ラビッツの旭様は、なんといっても精密機械のごとき超絶ダンススキルが目を惹きます。キレと止めの鋭さは天下一品、低く腰を落としての力強いムーブも様になっています。

問答無用のビジュアルも合わさり、人間離れしたそのオーラはもはや神聖さをたたえていると言っても過言ではありません。

それでいて、キュートで明るい曲調の「天下一天晴れウサギ!ではかわいらしく頬を膨らませながらジャンプしたりと、もはや存在が反則。

さらには独特の発声法によるラップパートも非常に安定したレベルの高さで、弱冠19歳とは思えない武器の多さを誇るスーパーアイドルです。



こうして並べてみても、グループのエースと呼ぶに相応しい界隈屈指の実力者が揃う紫担当。

パフォーマンス面もさることながら、間違いない共通点は四者四様に煌びやかな」があることでしょう。

表情と立ち振る舞いを通じて性別を問わずに訴える、グループの中心としての輝き

決して見せかけだけではなく、その裏には想像を絶するほどの努力の積み重ねがあるからこそ、時に熱く、時に楽しげに、そして時には妖艶に、彼女たちの魅力は絶えずファンの心を奪っていきます。



青💙……天下無双のステージマスター

最後に取り上げるのは、メンバーカラー・青です。

スーパー戦隊では赤以上の人気を博すことも多いこの色。王道のクールキャラだけでなく、意外とコミカルなキャラクターも多かったりします。

こちらで紹介するのは3人ですが、もしもボーカリストとして対戦するならば、間違いなくこのブロックが「事実上の決勝戦」となるでしょう。

それほどまでに、無類の超メジャー級アーティストたちが揃っています。



Finally:Meg



ジエメイ:黎鮫ワナ



POPPiNG EMO:キング・ユリア



強い。

美しいだけでなく、強すぎる。

もはや名前からして強そうな人たちまでいます。


まずはなんといっても、Finallyが誇る最強の怪物・メグ。そのポテンシャルはまったく底が見えず、いかなる大舞台も不足に感じるほどです。

基本的なスペックの高さは勿論のこと、驚くのはあらゆる楽曲を歌いこなす多彩な表現力。ソロでは男性ボーカル曲をカバーすることもありますが、どんな曲も最初からメグをイメージして書いたのではないかと思うほどです。

曲の世界観にメグが合わせるのではなく、メグという歌姫の世界観に曲が合わせてくると感じさせる、その存在感はまさに怪物。感覚ピエロ・横山氏のフルプロデュースによる新曲「トーキョー・ナイト・イミテーション」では、ついに禁断のセクシー系までも完全にものにしてしまいました。

あらゆる服を着こなし、あらゆる曲を歌いこなし、さらにはあらゆる振り付けを踊りこなす。メグこそが、最強の綺羅星です。




優しさと強さを併せ持った、最高のスーパーヒーロー。そんな形容詞も決して大袈裟ではないのが、ジエメイのワナさんです。

高難易度で負担が大きい楽曲も、華麗に歌い上げるどころかフェイクやアレンジをどんどん入れて遊びながら進化させてしまう神業の持ち主。「ワタシスタイル」や「Mew」のラストは絶対にLIVEで観るべきです。

鮫が噛みつくような攻撃的な煽りだけでなく、サビにダンスがある曲では心から楽しそうな笑顔を見せてくれたりもしますが、彼女が誰よりも優れているのはイントロや間奏での毎回異なるオリジナル決め口上

一緒に最強の歌、届けよう!!」「ジエメイが背中押してやっから!!」といった魂に響く激励は、アイドルどころかアーティストをも超えたヒーローそのものです。

そうした台詞が決して浮かないのは、ファンとメンバーたちへ大きな愛を自分の言葉で伝えることを常に続けている彼女の人格と大きな器があってこそでしょう。


青グループの最後に紹介するのは、キング・ユリア。現在在籍しているポピエモにはカラー制はなく、過去のグループのポジションについて語るのもどうかとは思ったのですが、それでもやはり私にとって青のイメージを決定づけた彼女を語らないわけにはいきませんでした。

轟く雷鳴のごとき、限界を知らないハイトーン。歌いながらギアを上げるのではなく、一瞬でMAXを解放するユリアのパートは、一言目どころか1文字目で彼女の別格さを伝えてきます。その出力をアンコールまで保ち、それどころかさらに熱を増していくスタイルには、いつも鳥肌が止まりません。

中性的な容姿にストリート系のファッションが似合い、歩く姿からして只者ではない風格をまとったユリアは、まさしくロックの化身。今後はポピエモでもその真の実力を存分に発揮してくれることを期待します。


こうして書き連ねてみても、やはり青のメンバーの歌唱力は抜きん出ています。真似のできないその歌声によって、楽曲でもラストサビなどの最も重要なパートを担うことが非常に多い面々。グループの方向性を決定づける力を持っているとも言えるでしょう。

そんな神々しささえ感じるほどの面々ですから、どんな人なのか特典会で一度は話してみたいと思わせるのもまた、ごく自然なことです。

例外なく謙虚で、頂点を目指すハングリーさの裏にファンへの感謝を忘れないキャラクターに触れるたび、ひたすらに思うのは彼女たちには評価だけが追いついていないということ。

絶対に天下を取ってほしいし、遠くない未来には間違いなく取るだろう。そう思わせるスーパーボーカリストたちです。



いかがだったでしょうか。

赤、紫、そして青と、推しグループの中で3人以上が当てはまるカラーだけを取り上げてきましたが、改めて素直に感じることは一つ。


よくもまあ、こんなとんでもないメンツが揃ったものです。


私の分析もどきが的確かどうかは別にしても、彼女たちのステージに一度でも触れた人であれば、このことには同意いただけるのではないでしょうか。


カラーという共通点を持ちながら、それ以上に溢れる規格外の実力と個性によって、ひときわ輝く11人の超アイドルたち。

その未来には、きっと期待をはるかに超えるほどの光が待っているはずです。



赤、紫、青。

それぞれの色をまとった推したちの道の先が、輝けるものでありますように。

心から、願っています。



今回もお読みくださりありがとうございました!

またお会いしましょう!!灰色でした!!

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