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[ ひっそり吉方位旅行 ]新潟・松之山温泉は緑の癒しがたっぷり

新潟・松之山温泉に方位取りに行きました。1泊2日の夫婦旅行です。
今回は木気をチャージするべく、緑に触れ合うことを意識した旅になりました。

北西×八白土星の方徳

旅行の時期は2022年6月上旬。北西に八白土星が廻座している時期でした。
一般的に、北西(六白金星)と八白土星には以下のような特徴があると言われています。

<六白金星>
■天と鉱石を表す
■天は、もっとも高いところに位置しているとても尊いもの。そして、雨を地上に降らせて万物に正気を恵む存在でもある
■鉱石や原石は素朴で硬く、そのままでは使い物にならなくても、みがけばとても価値がある宝石となり得る高い素質を秘めている
<八白土星>
■山や積み上げられた土、蓄積された土という意味があり、高い位置にある土を表す
■「移り変わり」を示す精気でもあり、物事の終わり、新たな出発、節目を表す

田口二州「日本で一番わかりやすい九星方位気学の本」

そこから、北西に八白土星が廻座した場合には下記のような効果があるそうです。

■やる気がわいて気力も充実する
■これまで行き詰まって悩んでいたことも解決の道が開ける
■新しい計画や企画を実行すれば成功し、目上の人の強力なサポートで出世する
■山林や家屋といった不動産や投資で利益を得るなど金運も好調になる

田口二州「日本で一番わかりやすい九星方位気学の本」


ほくほく線で十日町へ

上越新幹線で越後湯沢に到着し、ほくほく線で十日町を目指します。

在来線のホームに降りると、地元以来久しぶりに見る1両編成です。出発時刻5分前にはほぼ満席でしたが、ギリギリ座ることができました。

電車に揺られること30分。
お昼前に十日町に到着し、ランチは小嶋屋本店でへぎそばと卵焼きいただきました。

「立川高島屋にある小嶋屋と、卵焼きがちがうなぁ」と思ったのですが、小嶋屋にはいくつか系譜があるのだそう。このnoteを書きながらたったいま知りました…!なるほど!


静寂の星峠の棚田

レンタカーで車を借りて、まつだい方面へ向かいます。
当初は宿に直行する予定でしたが、翌日の天気予報が雨だったため、くもりの今日のうちに「星峠の棚田」に寄ることにしました。

ゆるやかな上り坂を進んで棚田に到着すると、ラッキーなことに観光客はわれわれ夫婦だけ。濃い緑の草木と棚田が視界いっぱいに広がり、鳥たちの声と、遠くの地元の人の声だけが聞こえる、静謐な空間です。

静けさの中に身を置いていると、ガランとひらけた空間と鳥の声が自分を満たし、ふしぎとあたまの中が空っぽになるような感覚をおぼえました。太陽のない曇天が静けさをいっそう引き立てているようで、良い意味で思考が停止してしまうような感覚です。神社やお寺はないけれど、すごいパワースポットなのではと思いました。

棚田を見下ろせる場所にグランピング施設「星峠宿」さんがあります。いつかこちらに宿泊し、静寂の中で星空や朝焼けを眺めてみたいものです。


ひなの宿ちとせ

ひなの宿ちとせ公式HPより

宿泊したのは「ひなの宿ちとせ」さんです。
15時過ぎにチェックインし、さっそく温泉へ向かいます。

「海水の化石」といわれる温泉は、1200万年前の地殻変動で閉じ込められた海水なのだそう。なめてみると塩辛く、薬のようなふしぎな匂いがしました。ちなみに「熱い場合はホースで水を入れてください」との案内があるのですが、ホースの水も山清水であり、加水をしても地面の恵みがいっぱいの温泉です。

夜は地元食材たっぷりの晩ごはんと地酒をいただき(山菜がとてもおいしい!)、ふたたび温泉へ。くもりで月や星は見えなかったものの、ふとんに入るまで身体がポカポカするような力強さを感じる、すばらしい温泉でした。


朝湯治の過ごし方

翌朝は6:30に起床し、うすく霧雨が降る中、近くの不動滝と薬師堂に散歩に行きました。こうしようと思ったのは、ひなの宿ちとせのブログを読んだことがきっかけです。

私たちがこだわり、提案したいのが「朝湯治」です。
まぁ本来なら湯治とは1週間単位で療養された歴史があるわけですが、
さすがに、今の世の中では厳しいものがありますね。
そこでです、
温泉の療養効果の中で、もっとも高いとされている「転地効果」と「身土不二」。
この、大きな湯治効果を1泊でも味わえてしまうのが、

早朝のすごし方だと思うんです。

どこに行っても温泉の朝は、早くから目覚めてしまいます。(何故でしょう?)
直ぐ朝風呂って方もいらっしゃるかもしれませんが、
ちょっと頑張って、土地ならではの朝の空気を吸い込みに散歩に出ませんか?

山に囲まれ雪に囲まれ楽しむ松之山
(http://eito1108.niiblo.jp)

霧雨のひんやりとした空気、湧水の冷たさ、滝の音と鳥の声、雨で濡れた土の匂いを感じる、五感をフルに使った朝の過ごし方です。

朝の空気でシャッキリと目が覚めたところで、温泉と里山の朝ごはんを堪能し、まさしく「転地効果」と「身土不二」を体感させていただきました。


美人林とキョロロの声

チェックアウト後は美人林のハイキングツアーに参加すべく、「森の学校キョロロ。」に向かいます。

「キョロロ」とは、松之山の里山を代表する野鳥「アカショウビン」の鳴き声のこと。姿は見えずとも遠くで「キョロロロロ〜」と鳴く声が聞こえ、そのふしぎでかわいい鳴き声にとても感動しました。

ツアーでは、ブナの木と動植物の共生関係、ブナの木が人間社会にもたらしてくれる恩恵をガイドさんから教えていただきました。

一面にひろがる昨年の落ち葉をめくると、腐葉土となったおととしの落ち葉(微生物の分解がすすんで真っ黒!)が出てきたり。木の根元をほり起こすと、地面を這う太い根からは想像できない、細かな根っこが出てきたり。「樹幹流」という、雨水の通り道のなごりを見たり。

地面にたっぷりとたくわえられた雨水や雪解け水が、やがて清流となり、田んぼを潤しておいしいお米になるんだと実感するツアーでした。

ブナの森は、他の森林と比較して保水力が高いと言われています。「ブナの森に水筒はいらない。」と言われるほどの保水力の秘密はブナの葉と地面にあります。

広葉樹で、丸みを帯びた形の葉は、面積が広く雨をたくさん受け止めます。また、少しへこんだ形なので、雨を葉にためることができ、枝を伝って幹の方に水を流します。こうして、根元に集まった雨水は、積み重なった落ち葉がスポンジ状態になり、水がためられます。「一本のブナの木から8トンもの水がわき出る」とも言われています。

神戸市教育情報ネットワーク
(http://www2.kobe-c.ed.jp/top/)


今回の宝くじ

十日町産業文化発信館「IKOTE」でランチを食べ、いざ吉方位の運試し・宝くじへ。コメリのチャンスセンターで、こそこそとスクラッチを購入します。結果は…

■スクラッチ:2,000円分買って、当選額は700円

今回もざんねんな結果になりました。
いつか元を取れる日が訪れますように…!


感じた象意・方徳

今回はあまり積極的に象意を取ったり、感じたりする旅ではありませんでした。
しかし!旅行中にばっちり吉方位の効果がありました^^

■メルカリで1ヶ月前からなかなか売れず、再出品をくりかえしていたアクセサリーがありました。「吉方位なら売れるかも?」と思って宿で出品したところ、数時間後には値下げ交渉もなく売れ、1万円の臨時収入がありました。

出品後すぐに温泉に行ったのですが、その夜はすっかりメルカリのことを忘れて過ごし…。翌日の車の中で「あれ?メルカリから通知がきてる」と思って確認したところ、出品した数時間後に売れていたことがわかった、という流れでした。

南の方位取りでもメルカリがとつぜん売れだす、という方徳がありました。
滞っていたものが流れ出すのは、やはり吉方位の効果かなと思っています。

また、占いの先生に「吉方位ではラッキーアイテムとして木製のおみやげを買うと良い」と教えてもらったため、美人林の間伐材を活用した「びじんばし」を購入しました。良い気をもたらしてくれるといいなと思います^^

静けさ、鳥の声、緑に包まれた今回の方位取り。
梅雨入りで雨の旅になると覚悟していましたが、ほぼ雨に降られることもなく、今回も良い旅になりました。

さいごまでお読みいただき、ありがとうございました!

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