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TEMA7 メソッド

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記事一覧

TEMA7: メソッド -Metodologia-

TEMA7: メソッド -Metodologia-

テーマ

Tema1: 統一メソッドの目的
Tema2: メソッドダイレクターの姿
Tema3: トレーニングステージと練習のデザイン
Tema4: フィジカルトレーニング
Tema5: 技術トレーニング
Tema6: 戦術トレーニング
Tema7: メンタルトレーニング
Tema8: 選手のフォローアップ

イントロダクション

クラブの指導者や育成者がロードマップを持っていないと言うことは理解

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TEMA7-1: 統一メソッドの目的

TEMA7-1: 統一メソッドの目的

スポーツダイレクターの役割を持つものは以下のことをしなければならない。

・チームがクラブのアイデンティティとして明確なプレーアイデアを持つための理念や共通のプレーモデルの確立。

クラブには個人とチームの育成における中長期のプランがあり、自分たちのはっきりとしたアイデンティティを持ち他クラブと明確に差別化しなければならない。

・全カテゴリー共通のプレーモデルの確立。
・もし全ての選手が同じよう

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TEMA7-2: メソッドダイレクターの姿

TEMA7-2: メソッドダイレクターの姿

はっきりとした大志を持つスポーツプロジェクトではメソッドダイレクターの貴重な働きが欠かせません。

クラブが示す短期、中期、長期の目標を達成するために彼の役割が明確にされていなければならない。役割は以下のように特徴付けられる。

・仕事の基準をスポーツダイレクターと共に統一する。
(フィロソフィー及び使用するメソッドの作成)
・各年代で達成する目標の設定。
・指導者の育成に対する積極的な貢献。

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TEMA7-3: 育成カテゴリーと練習デザイン

TEMA7-3: 育成カテゴリーと練習デザイン

各育成年代のカテゴリーでは特徴が全く異なるのでそれぞれの練習においてフィジカル面やメンタル面では同じ負荷をかけることはできない。

各フェーズ分けは以下のような例が考えられる。

スタート1(INICIACION 1):CHUPETE y PREBENJAMIN
スタート2(INICIACION 2):BENJAMIN A y ALEVIN B

開発(DESARROLLO):ALEVIN A か

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TEMA7-4: フィジカルトレーニング

TEMA7-4: フィジカルトレーニング

各年代に必要なフィジカルの内容を獲得するために、以下のようなポイントを持つことが必要です。

スタート1:フィジカルトレーニングを考慮するフェーズではありません
スタート2:コーディネーション、機敏、バランス、スピード

開発:有酸素能力、有酸素パワー、解剖学的適応(?)(先生に質問...)

プレ収穫:有酸素・嫌気性代謝、筋力、爆発力
収穫:負荷の個別化に注力する

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TEMA7-5: 技術トレーニング

TEMA7-5: 技術トレーニング

サッカーの新しい知識と現代の理解によると技術アクションと戦術を切り離すことは不可能です。

しかしながら各指導者が選手の個人技術を向上させるためのトレーニングプランを開発することは自由です。

練習において向上を試みることができる各技術アクションは以下のようなものが考えられます。

攻撃における個人技術アクション

・コントロール(Control)
・リフティング (Habilidad)
・フェイ

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TEMA7-6: 戦術トレーニング

TEMA7-6: 戦術トレーニング

スポーツダイレクターはクラブ内で最初に戦術トレーニングの原則を定める際に、常に同じ疑問に遭遇します。

「共通のプレーシステムを持つべきか?」

・サッカーはどんなシステムや配置でも生み出すことができるので、もしかしたらフィロソフィーや理解の仕方によっては必要ないのかもしれません。
しかし一つのプレーモデルを踏襲し、それに基づいて練習することをお勧めします。

・プレーを理解することが自身の選手達

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TEMA7-8: メンタルトレーニング

TEMA7-8: メンタルトレーニング

もしフィジカル、技術、戦術、そして心理学的トレーニングを一体化した練習をデザインしたければ、スポーツ心理学のスペシャリストを招くことを考慮するべきです。 それは選手はもちろんコーチングスタッフのパフォーマンの向上のためにもなります。

心理学が貢献できること

・選手のモチベーションの基礎に影響する各ケースの側面の評価を助け、監督に各選手個人に対してや、チーム全体に対してうまく振舞うように助言する

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TEMA7-9: 選手のフォローアップ

TEMA7-9: 選手のフォローアップ

チーム事情があることはわかっていますが、この項目では何よりも選手個々の進歩を最も重要視するためチームの各選手の監視を実行することが不可欠となります。

そのため四半期ごとに各選手の評価を行っています。
実施したフォローアップシートを共有します。