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不確定な未来への明確な目標

英語には、be going と will という未来を表す2通りの表現がある。
どちらも初歩的な文法事項であるが、その使い分けを知ったのは、学校で習ってからずいぶん経ってからだった。

be going to 確定した未来
will 不確定な未来

なんだかよくわからない。
ちなみにスペイン語もフランス語にも、やはり2通りの未来形が存在する。


フランス語を学ぼうと決めた時、私には明確な目標があった。
I'm going to learn French for talking with a French friend.
フランスの友人と話すためにフランス語を学ぼう。


あるイベントで友人となった彼と、彼の友人でもありビジネスパートナーでもある人と3人でフランス語で会話をする、来日するかもわからない、そんな機会が持てるかもわからない、この不確定な未来に対する明確な目標のために、今まで何度トライしても挫折してきたフランス語学習をほぼ毎日続けている。

単なる音の塊でしかなかったものが、ひとつふたつ、言葉として聞こえ、曲がりなりにも多少書けるようになり、フランス人講師をフランス語で笑わせる、明らかに1年前よりは成長した。

一方で、私はスペイン語に愛着を持っており、スペイン語の音そのものが好きであるのと比較して、フランス語にそれほどの愛着は持っていない。

この音、うーん、正直ちょっと苦手…

と思うこともある。
目的を達成したとしてもフランス語学習を止めるつもりはないが、続けていくためには1年前の「友人とフランス語で話したい」というような強い動機が必要だ。

昨日、何気なくこんなことを思った。
I will take the French exam.
フランス語の試験を受けてみようかな。

フランス語の試験=仏検である。
過去問をざっくり試してみると、単語力や文法の定着度を強化すれば歯が立たない程ではない。
特にリスニングに関しては、普段のレッスンに比べてずいぶんと遅いし、発音が明瞭なのでいけそうな気がしている。

問題は日曜日に行われる試験に外出が可能かどうか、つまり筆記試験の日にヘルパーさんが確保できるか現時点ではわからない。口頭試問を受けるとしたらその日にもヘルパーさんが必要だ。
ヘルパーさんの確保の方が仏検よりも難しいかもしれない。
受験が出来なかったとしても、目標とする級の学習をすることは無駄ではないと思う。

不確定な未来のために、私はまもなく明確な目標を掲げるような気がしている。


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