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その日は秋か冬か

昨日で「誕生月強化月間」と称して計画した私の散財祭りが終了した。
予定していたものがしっかり買えたし、買ったものを通して発見があったり、新たに欲しいものができたりして楽しかった。

独りで豪華なランチコースを食べた話と、初めてフェイシャルエステを受けた話も書きたいが、それはまた改めることにする。

私が生まれた日は、秋と冬を行ったり来たりする。
立冬にあたるからだ。
今年の誕生日は冬であった。

誕生日が秋であるか冬であるかに特段の意味はない。
だが、何となく冬であってほしいという気がしている。
「カッコいい」という中二病的な発想だ。

と言っても、冬が好きなわけではない。
著しく筋力のない障害のため、体温は普通にあるものの、手足の冷えが酷い。手が冷えすぎて箸が持てない時もある。
また重ね着による服の重さ、寝る時にかける布団は羽毛で軽いと言われていても私には寝返りが難しい程重い。
冬の景色や匂いは好きだが、冬が来るたび、私の体力はひとつ削られるような気がする。
必要とわかっていても、できれば冬は来てほしくない。

それなのに、冬生まれにはすごい力が備わっているように思い、冬生まれであることを少し嬉しく思う。
あえて厳しい冬に生まれてくる…自ら季節を選んで生まれるわけではないが、木々が内部にエネルギーを溜めて芽吹きの準備をするいわば「充電期間」に生まれることを、私は何か特別なことのように感じている。

どんな季節に生まれても、多分私はその季節を肯定するだろう。
それは自分を肯定することに他ならないからだ。
寒く厳しい冬に生まれ育った私、強く生きてこられているだろうか。

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