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スイちゃんの菜遊記 第11話 タケノコ芋(別名:京芋)

家庭菜園を始めたころから栽培している里芋ですが、特に注力しているのがタケノコ芋という品種で、別名、京芋とも言われています。
京芋という名称については、宮崎県内でブランド化している作物のようなので、以下ではタケノコ芋と称しています。

収穫したタケノコ芋

この芋は、子芋ではなく親芋の方を食べる品種で、大根のような形に真っ直ぐ長い芋が採れます。
味はホクホクして、煮崩れしにくく、調理に関してもヌメリが少なく、皮も剝きやすいですし、私の母やカミさんも手も痒くなりにくい里芋と言っております。
 
この品種に知るキッカケとなったのが、ちょうど10年前、市民農園で作業していた時に、近所の農地でプロ(農家)のお婆さんが、「タケノコ芋いっぱい採れたんだけどどぉ?」とお声をかけていただきました。
その時、私も「へっ?たけのこいも???」と最初は、どういうイモのことなのかサッパリわかりませんでした。
お婆さんより、「ホクホクして美味しい親芋を食べるサトイモだよ」と教えていただきました。
その時もらったイモの写真が、コレ 

10年前にいただいたタケノコ芋


煮物にしたら、とても美味しく、形の物珍しさもあって、今風にいえばすっかり”沼”にハマった次第。
それから毎年育てるようにしています。
 
栽培に際して気を付けていることは・・・
1)サトイモ全般に言えることだが、肥料食い、水食いであるため。
追肥をコンスタントにすることと、晴天が続く日は水やりが必要なこと。
また、下部周りの葉面に抜いたり刈り取った雑草や他の作物の残渣を使ってマルチングすること。

雑草や残渣でマルチングしたタケノコ芋の畝


2)土寄せして、茎周りをできるだけ土を被せること。

土寄せとかがうまくいくと背丈が2m近くにもなります。

以上のようなことで、長い親芋が育つようになります。

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