見出し画像

イコライザーを知ろう

Hold me tight 夢とちゃうのかい
こんな出逢いは夏の数だけ 模試受けたけど
It's all right 志望校変えたわ
E判定マズい あー夏期講習
チョイト塾長と気合わん 退塾baby
はい 高校は余裕の併願で私立のGPPです
僕は努力することが大嫌いですからね
そんなことよりクソ暑いな
これはもはや季節ではなく災害だな
溶ける暑さです 皆さん、熱中症にはご注意を
塩舐めとけ 水飲んどけ 家では裸で過ごせ
スッポンポンカーニバルや 何がだよ
まあ、僕は今年もサマソニに行きますので
その時はまたレポブログ書きます
よろしくお願い致します
そして、海だ!山だ!EQだ!
夏といえばイコライザー、EQですよね?
え?「お前、暑過ぎて脳が溶けてるのか?」ですって?!
いきなり話が飛んですいませんね
とりあえず今回はあのエフェクター・EQについて色々書いていこうと思います
題して「イコライザーを知ろう
次を読め!




【EQとはなんぞや】

引用:Yahoo!映画

イコライザーの略ですね
はい 早速、画像ボケでスベり倒しておりますが映画の「イコライザー」はめっちゃ面白いです
デンゼルがアクションやったら面白いに決まってるやん 是非、見て
ではなく…こっちのイコライザーの話ですね

引用:DTM博士

いや、ツールドフランスの激ヤバコースか
後半でほぼ直角の下り坂と上り坂あるやん
自転車ロードレース詳しくない方、すいませんね
まあ、簡単に言うとイコライズが均一化を意味していますからレコーディングした音の周波数(Hz)・レベル(db)・音色(Q幅)の3点を調整して音作りを行なったり、マスタリングと言うミックス後に行う工程で音質の平均化をする為に使用するエフェクターの事をイコライザーと言います
実は知ってる方もいらっしゃるとは思いますがiPhoneにもイコライザーの機能はついてます
それぐらい実は身近なダイナミクス系エフェクターなんですね
略してEQなんて呼ばれたりしますが、このEQはミックスにおいて必要不可欠な存在です
例えばコンプ(コンプレッサー)と言う出過ぎた音を潰してならすエフェクターなんかもミックスでは登場したりしますが、使わない場面も出てくるには出てきます
しかし、このEQを使わずにミックスすることは基本的にありません 基本的にはね
それぐらい大事なモノなんですよね
では、1つずつ重要事項を説明していきますね



【EQの種類】

EQは大きく分けて2種類存在します
軽く紹介しますね
メモとかしなくていいからね?
しなくていいからね!

グラフィックイコライザー

引用:サウンドハウス

簡単に言うと皆さんにとって一番身近なイコライザーがこのグラフィックイコライザーです
オーディオ機器に搭載されているイコライザーもこれにあたります
調整できる周波数帯があらかじめ固定で決められており、自分で周波数を指定して調整することが出来ないのが一番の特徴ですね
周波数別に複数のフェーダーが均一に並んでいて、上げ下げをすると各周波数の音量が上がったり、下がったりすると言う仕組みになっています


パラメトリックイコライザー

引用:Steinberg.help

パラメトリックイコライザーは調整したい周波数帯や周波数帯域の幅などを調整できるイコライザーです
DAW(音楽編集ソフト)の中に入っているイコライザーはコレになります
まあ、ミックスする際はHzやdbを細かくいじらなくてはいけないのでパラメトリックイコライザーが適しています
グラフィックイコライザーとどっちが優れているかって話ではなくて用途によって種類が分かれているよってことです
今回の記事ではこのパラメトリックイコライザーにフォーカスを当ててEQについて語っていきたいと思います



【各パラメータの説明だコニャロメ】

引用:Twitter

【周波数(Hz)】
音の高さのことですね
モスキート音とか聴いたことないですか?
じいさん、ばあさんが聴こえねえ音です
口悪いな俺 高齢者が苦手とするサウンドです
あれは周波数のお話ですね
EQは実機(実物の機材)もありますが今回は分かりやすいようにDAWと言う音楽ソフト内でのEQで説明していきます
この画像の右側に位置するグラフの横線の位置が周波数になります
んで、その位置を動かせるつまみが丸でかこってある二段目のヤツ

向かって左側が音の低いゾーン(低域)で右にいくにつれて中域→高域とどんどん音が高くなっていきます
一番左端下に20、右端下に20kと表示があると思います
20は20Hz、20kは20kHzのことです
一般的なEQでは人間の可聴周波数帯域に合わせて20Hz〜20kHz(20000Hz)から調整できます
一番左からLF(低音域)・LMF(中低音域)・MF(中音域)・HMF(中高音域)・HF(高音域)と音の高さ別に操作できるようになっています
あと、周波数のことを英語ではFREQUENCY(フリケンシー)と言います
なのでカッチョよくそう表記されています



【GAIN(db)】

次はグラフの縦軸の話
名前はゲインです
このEQだと調整するつまみは一番下です
簡単に言うと音の大きさを表すパラメータです
もっと言うと音声信号の大きさや増幅幅のことを指す項目です
単位はdb(デシベル)です
よく騒音のレベルを計る時に「地下鉄の走行音は何デシで〜」とか言ったりしませんか?
アレのことです
ちなみに僕の弟のいびきは80デシぐらいです
工事現場の騒音に近いです 
まとめると基準の大きさから何倍レベルが増幅しているのか?と言う単位がデシベルです


【Q】

FREQUENCYで設定した周波数を中心にどれ位の幅で調整を行うかを設定する項目で、数値が大きければ狭く、小さければ広い範囲を調整可能出来ます 一言で言えば帯域幅ですね
さらに言えばブースト(音を持ち上げる)orカット(音を削る)からのバンド幅の広がりを数値化したモノがQ幅です
イコライザーによってはQが固定されていて調節項目がないモデルもあったりラジバンダリです


フィルター

フィルターとは設定した周波数帯域をカットする機能のことです
赤で囲ったつまみがフィルターの項目でカットしていくと青の矢印の部分のように変化していきます 種類は2種類で以下になります

LPF(ローパスフィルター)
設定した値より高い周波数をカットするフィルター

HPF(ハイパスフィルター)
設定した値より低い周波数をカットするフィルター

これは音楽の面白ところなんですがローパスってことはロー(低域)を通してあげるって意味なんで言い換えるとハイカット(高域をカット)フィルターでもあるんですね
意味は同じでも言葉は2種類あると
ハイパスもハイ(高域)を通すフィルターなのでローカット(低域をカット)フィルターとも言えるわけです
つまり、目立たせたくない音域を削ることで聴かせたい音域を持ち上げる効果があるのです
では、EQの構造の説明はこの辺にして少し持論を語らせてください 次



【EQはダイエットだ】

引用:alu.jp

何を言ってるんだ貴様はと
読者の皆様はそうおっしゃるでしょう
まず、僕の体脂肪率はマズい数値になってきているんですが…
それはランニングと食事制限でどうにかしろって話なんで一先ず置いといて…
僕はね、EQはダイエットだと思うんです
つまり余計な脂肪(おにく)は落として全身をスッキリさせましょーやって話だと思うんですよ
これを音楽に例えるとこんな感じ

「この曲、全体的に中低音域がボワッとするな」
「200Hzあたりを少しカットしてみよう!」
「なんか余計な成分(おにく)がなくなってスッキリした感じに聴こえる!」
「他にも無駄な贅肉があるかも!探そう!」
「ここもだ…ここもか…それっ よいしょ!」
「おー!曲全体がスリムになった!やはりダイエットして良かった…クリアに聴こえる、成功!」


実際はこんな簡単にはいかない作業ですが…
僕としては基本的にカット方向に使用していき、ミックスしている曲において不必要な脂分をダイエットの要領で落としていくセクションがEQだと捉えています
これは一概には言えないので言い切りはマズいとも思っています
なので断言はしません
基本的にはカット方向で使用していると書きましたが、これもケースバイケースです
ブーストといってもっと欲しいなと思う帯域を持ち上げる作業もします
本当にジャンルと曲によります
エレキギターなのかアコギなのかでも変わるし
女性が歌っているのか男性が歌っているのかでも各パートのEQ処理は変化していきます
ちなみにネットで検索して出てくるミックスやDAWのHow to記事って商材的な一面があって副業アプリで募集をかけたフリーのライターがふんわり書いてる可能性も大いにあるので"言い切り"の文章が散見されます
例えば「大体のジャンルで原則〇〇Hz以下はローカットをします」なんてことが書いてあったりしますが…それは必ずではありません
と言うのも先程のダイエットで考えてみて欲しいのですが適度に肉付きはある状態で痩せたい曲もあると思うんです
モデル体型ではなくてスポーツマン的なダイエットが適している楽曲もあると言うことです
その場合、とにかく細くするぞ!ってマインドで作業するとガリガリになってしまい音がスカスカっとしてしまう…なんてこともあるんです
その曲にはドッシリとあってほしかった脂肪が存在していたのかも…的なね
これはミックス全般に言えますが1つの正解があるわけじゃないのでトライアンドエラーで対応していくしかないのです
なので、僕の記事含めてなんでも情報を鵜呑みにするのは良くないのでそこだけは悪しからず



【EQを意識して音楽を聴いてみる】


僕の作業部屋の写真を載せようと思ったのですがデスク周りが見るだけでストレスになるような小汚さだったのでモザイクかけときました
まー どんなジャンルでも良いんですけど、どういった音域のバランスでリスナーに曲が届けられているのかを意識して音楽を聴いてみることは大事なことだなと感じています
僕もそれを実践し切れているわけではないので偉そうなことは言えませんがダラダラと浴びるように聴くよりは俄然世界が違います
メタルとカントリーではEQのバランスって当然違うわけですよ
メタルは低域がガッツリ欲しいだろうし、カントリーは歌とギターをメインで聴かせたいはず
エンジニアの音作りと言うメッセージを読み取る行為は楽しいです
僕はまだミックス・マスタリングを勉強中の身でちゃんと他人の楽曲のミックスを納品までに持っていった経験はありません
だからこそ、日常的に音楽を聴くことも勉強なんです ボーとは聴いてられません
このブログの読者の中にはラッパーもSSWもバンドマンもいると思います
音楽を発信する身としてレコーディングやミックスは切っても切り離せないはず
聴き方は色々でチャート上のプロのエンジニアがミックスした楽曲と友達がミックスした知り合いの曲を聴き比べてみるなんてのも面白いかもしれません
僕は試した結果、あまりオススメ出来ませんが今の時代はステムデータと言うパラのファイルも無料でダウンロード出来たりするのでそれらをDAWで立ち上げてEQをいじって視覚的にも聴覚的にも周波数・ゲイン・Qのバランスの奥深さを探ってみるのは良いと思います
では、ここから先はGPP流のEQ処理について具体的に書いていこうと思います
お前みたいな素人顔むくみ野郎のやり方なんて読んでどうすんだハゲ!って方はその意見が正しいと思うのでここでお別れといきましょう
もし、読んでみたいなぁーって言うレア度で言えば遊戯王のカオスソルジャーみたいな人はポチッとして頂けたら幸いです 
それでは、また バイバイ

ここから先は

1,442字 / 3画像

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?