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羨ましい。と嘆く言葉の浅はかさ

どうもこんばんは。絶景を見る日々に人生をかけ衣食住を捨てた男Goyaです。

本日も、気が狂ったように一本桜を撮り続けてきました。

今日は、シーズンが始まる前から狙っていた、雨や霧の中に聳える一本桜の様子と捉えるべく雨に濡れながら3時間ほど撮影を続けて参りました。

本当に寒く、苦しく、それでも美しい光景、絶景に魅了され、撮り続けました。

今日で見ごろを迎えて4日?5日?が経過し、ロケハンを含めると1種間が経過しました。

流石に、平日で雨ということもあり、撮影者はごく僅か。

土日の満開、晴れの日には100~200人のカメラマンが日の出前から場所取り合戦を繰り広げて居ましたが、今日は3,4人ほど。

そこにいる人たちは同志感が強く、頼もしくありました。

その中に唯一いた若い女性の方が、僕と同じくらいの時間、霧を撮って居ました。

気になり、声をかけてみると、テンションや、興味のあるものが面白く、つい話し込んでしました。

その方は、東京、浅草の寿司屋の娘さんらしく、定休日の水曜にいつも撮影をおこなっているそうです。

そんな彼女は今日も忙しく、次の撮影地へ向かおうとして居ました。

どこへ行くのかと尋ねると、山梨。と答え、私は静岡のもう一ヶ所の桜を狙おうと思って居たので、気をつけていってらっしゃい。と見送ろうと思ったのですが、詳しく目的地を聞くと、勘違いで静岡の同じポイントを目指しておられました。

ということで、一緒に行きましょう。となり、2台の車で向かったのですが、昨日か、去年かの大雨で土砂崩れが起こったらしく、目的地までの中間地点あたりで、足止めを食らってしまい、私は、1日に使えるガソリン代が100~500円なので、今日はリタイアとなってしまいました。

その後、彼女も道を引き返し、寿司屋の職業病なのか、港の市場へ向かい、私は3日ぶりのお風呂へ向かい、解散しました。

そして私は、雨で冷え切った体を湯船で溶かし、サウナで蒸し殺し、水風呂で解凍された時、寿司食いてぇぇぇぇ。

と考えて居ました。

今は1食100円で収められるよう、豆腐や、食パンを食い漁っているので、お米やお肉や、お魚はなかなか食べられません。

なので、寿司職人毎日寿司食えるんか!?羨まし〜〜。

と、思ったと同時に、職人、プロとして生きる為には寿司を握り続けることももちろん、美味しい魚、寿司を提供するために食べ続けなければならないのかもしれない。

と考えた時、それは、幸せなのか?本当に羨ましいのか?成りたいのか?成りたいと思ったとしてやれるのか?と自分に問いました。

その結果はなんと。

厳しい。

でした。

そのようにプロになるというのは素人が想像できない領域で、その分野に専念し、突き詰めなければなりません。

表に見える、結果だけを行えるのであれば、幸せなのかもしれませんがそこに至るまでの経緯が必要です。

先日の投稿でも書いたサッカー選手であっても、いくらサッカーが大好きだからと言って、ボールを蹴る続ける、グラウンドを走る続ける、またそれに伴った筋力トレーニングや、節制された食事に耐えられるのか。

多くに人は厳しいと思います。

それでも、テレビや会場でみる90分間走ってボールを蹴るだけの様子を見て

いいなー。こんなことでお金が稼げるなんて。羨ましい。

と思う人も多いと思います。

その裏に隠された努力や、困難を想像できれば羨ましいなんて軽率に言えないはずです。

羨ましい。と言う言葉を発する人の思考の浅はかさが如実にでているように感じました。

それと同時に、自分も羨ましいを含めた言葉には気を使わないといけないな。と感じました。

みなさんも言葉を大切に。思考の量と速さと正確さを大切に。

明日も朝から桜を狙います。。。。。

見ごろを迎えた桜を5日間撮影中ですがその1日目の動画をyoutubeに投稿したので定点カメラですが、よければご覧ください。

【4K】日本一の一本桜に朝日が当たるまで。2024.03.30


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