Karhu Paté 熊肉パテ : フィンランド ヘルシンキ
森の多いフィンランドでは、数が多くなってしまった熊を駆除するために、数を決めて熊を狩るそうで、ヘルシンキのスーパーでは、熊肉のパテが売っていました。熊さんの写真が大きく載っていますが、こちら熊肉100％のパテではなくて、熊肉に加えて豚肉が入っていて、高たんぱくかつ低脂肪でヘルシーだそうです。パテなので、パンに塗って食べたり、焼いて熊ステーキにしてもいいし、ブラックカレントと一緒に食べたりするのも美味しいそうです。熊好きなので、食べませんが。
ほかにもエルクとか、トナカイとか、日本ではあまり見かけない、珍しい缶詰がたくさん売っていました。お土産におすすめです。Stockmann (ストックマン) というデパートのデパ地下でも購入できます。
熊肉の代わりにといっては何ですが、ヘルシンキで入り浸ったのがムーミンカフェ。Stockmannにもほかの店舗より小さいですが、ムーミンカフェがありました。コーヒーのミルクフォームにも、ムーミンの姿。ケーキの隣のデコレーションにもムーミンの姿。そしてお皿はアラビアのムーミンシリーズ。ムーミンづくしです。
さらには、ムーミンがぼっちごはんにならないように、一緒にテーブルについてくれます。ムーミン。。。
なぜムーミンカフェに入り浸ったのかというと、ヘルシンキで置いてけぼりにされたからです。。。
ヘルシンキに行った目的は、マドリッド出張を使って、帰りにストップオーバーでとある人とヘルシンキで落ち合って、3泊一緒に過ごすというプランを遂行するため。わざわざ直行便ではない、そのくせ直行便よりちょっと値段がお高い、トランジットのあるFINAIRを選んで出張したんです。（自由が利く会社だったのです。感謝。）しかも、久々に会うからと、ちょっと素敵なホテルを予約してたんです。（こちらはもちろん自費。）
なのに、そのとある人から、前日の夜におばあちゃんが入院することになったと言われ、今更、飛行機を早めることも出来ず、結局予定通りに午後遅い時間にヘルシンキに到着。そして、とある人は翌日朝ごはんを食べたら、もうとんぼ返りしていったのです。。。。。
一緒にピクニックにも行けません。入院は仕方ない、おばあちゃんが具合が悪いのも仕方ない、とはいえ、非常に非常に、もやもや、もやもや。。。。癒してくれるのはムーミンたちしかおりませんでした。
とはいえ、初夏のフィンランド、とてもすがすがしく、美しかった。太陽が近くて、海も空も青いのです。ヘルシンキから、フェリーで15分くらいのところにある小さな島のスオメンリンナ島。特にこちらは絶景でした。島の中は歩いてみて回ることが出来て、もともとは要塞らしいのですが、みんなピクニックに来ていて、なにをするでもなく、太陽を楽しんだり、アイスクリームを食べたり。北欧のこういう雰囲気大好きです。
正面ファサードがアールデコな感じのヘルシンキ中央駅、デザインが個人的にとても好きです。
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