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コロナ禍での経営

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2021年2月の記事一覧

コロナ禍での経営2~「損益分岐点の低いお店作り」が重要です~

コロナ禍での経営2~「損益分岐点の低いお店作り」が重要です~

前回「コロナ禍での経営1」は最悪のシナリオ、売上がなくなっても経営を続ける具体的な方法を書きました。

今回の結論は「損益分岐点の低いお店作り」が重要です。
今日も、いつも通り、「五島つばき商店」に向かうと、斜め向かいの天神橋筋商店街3丁目「串かつ でんがな」さんが閉店になっており、驚きました。

「串かつ でんがな」さんの紹介「串かつ でんがな」さんは全国で60店舗以上あります。

運営会社は「

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コロナ禍での経営3~コロナ禍で「パクリ屋」が増えています~

コロナ禍での経営3~コロナ禍で「パクリ屋」が増えています~

コロナ禍で「パクリ屋」が増えています。高級商品が納入されると代金を支払わらない「取り込み詐欺」を行うのを「パクリ屋」と言います。

コロナ禍で苦しむ生産者の足もとをみて、許せないです!!

その後、「パクリ屋」は入荷した商品を右から左に転売して、儲けて終了です。

「パクリ屋」の住所に行っても、「もぬけの殻」です。または廃業や倒産の通知が生産者に届くだけです。

「パクリ屋」と取引しないための取り

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コロナ禍での経営4~店舗での売上が上がらないのなら、副業をしましょう~

コロナ禍での経営4~店舗での売上が上がらないのなら、副業をしましょう~

店舗での売上が上がらないのなら、副業をしましょう。日本一長い商店街、天神橋筋商店街には800店舗ぐらいあります。時短要請、またその影響で営業時間が短くなっております。

毎日の通勤で見ていると、ずっと店舗にいたままの方がいます。

このまま売上減少でよいのでしょうか?

国から協力金がもらえるからは一旦なしとします。

店舗に「こだわり」を持つ事は大事です。しかし、「こだわり過ぎる」のは頂けません

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コロナ禍での経営5~最悪を想定して、経営しましょう~

コロナ禍での経営5~最悪を想定して、経営しましょう~

事業撤退も想定して、経営しましょう「コロナ禍での経営1」で、五島つばき商店はそもそも売上が上がらない前提で創業しましたので、まだ耐えております。

しかし、副業しても、支払いが追いつかない場合はあきらめて、廃業が良いと思います。

スポットライトは浴びませんが、線引きして「撤退」が上手い事も経営者として、大事な能力です。

突っ込んだお金を取り返していない、まだいける、まだ大丈夫、協力金がでるから

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コロナ禍での経営6~もう時間がない「営業時間短縮協力金」と準備しよう「一時支援金」、「事業再構築補助金」~

コロナ禍での経営6~もう時間がない「営業時間短縮協力金」と準備しよう「一時支援金」、「事業再構築補助金」~

営業時間短縮協力金五島つばき商店は大阪のため、大阪府、大阪市の「営業時間短縮協力金」です。

令和3年2月26日までです。

大阪以外の方は各自治体に問合せ下さい。

五島つばき商店は小売りのため、対象外で申請できません。

一時支援金
飲食店以外の方はこちらです。

上記の「営業時間短縮協力金」と重複受給はできません。

情報が随時更新されておりますので、適宜必要です。

2019年、2020年

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コロナ禍での経営7~出金は遅く、入金は早く、現金を多く持つ~

コロナ禍での経営7~出金は遅く、入金は早く、現金を多く持つ~

「出金は遅く、入金は早く、現金を多く持つ」『アップルが「最強の資金繰り」を維持できる理由』より

仕入れたらすぐ売る
代金回収を早くする
代金支払いを遅らせる

経営の教科書通り、「黒字倒産」を防ぐための基本です。

「黒字倒産」とは損益計算書上では黒字の状態であるにもかかわらず、資金繰りの悪化し倒産してしまうことです。

コロナ禍ではますます重要となっています。

基本から外れると倒産する危険性

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