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温泉

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日本第一神霊泉といわれる世界的に稀有な有馬の温泉と御所坊の温泉施設の紹介をまとめました。
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記事一覧

有馬温泉の歴史をテーマにした貸切温泉 『湯屋 松風』

湯屋松風は、有馬の温泉街の中心地、御所泉源に隣接した所にあります。 民家を改修し、一階に…

御所坊の新しい ONSEN BA ALTANA (温泉場 アルターナ)

かつて昭和の時代、屋根の上に物干し場が設けられていました。 子供たちの遊び場でした。そし…

Bar Altana 物干し台の酒場

物干し台は昭和の風景とばかり思っていたが、イタリア・ヴェネツィアにも物干し台があった。洗…

ホテル花小宿の貸切風呂番のオマージュ

オマージュとは、芸術や文学において、尊敬する作家や作品に影響を受けて、似たような作品を創…

御所坊 偲豊庵(Shihouan)

慶長伏見の大震災(1596年)からの有馬温泉の復興を豊臣秀吉が行った。 阪神淡路大震災の復興…

ホテル花小宿の貸切風呂について

2000年に花小宿をオープンしました。20余年が経過しています。 コンセプトは昨今の古民家再生…

有馬の源泉を加温加水することなく、唯一適温で提供できる宿

プレート直結の有馬の温泉は非常に貴重で、非常に濃厚な温泉なので維持管理に非常に手間がかかります。その温泉を加水や加温することなく、常に適温で提供できるというのは御所坊だけだと思っています。その理由を説明いたします。 結論から申し上げます。源泉は非常に高温。湧出したての湯は100℃近くある。 非常に配管が詰まりやすい。泉源では3日に1度交換する。 湯量が日々変化する。ある日は“0”という事もある。 海水より濃い塩分濃度。機械がすぐに壊れてしまう。 湯量はそんなに多くな

温泉界の非常識、有馬温泉の謎ーその1(ものすごく塩辛い温泉、世界一かも)

塩分濃度が世界一といわれる有馬の温泉。海水の1.5倍から2倍あります。 それは何故?どのよう…

金井啓修
3年前
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温泉界の非常識、有馬温泉の謎ーその2(元気になれる場所)

「有馬に来ると、父が元気になる」と従兄弟が言った。 聞くと、お父さんは末期癌だそうです。…

金井啓修
3年前
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温泉界の非常識、有馬温泉の謎そのー3(有馬の温泉から原爆!)

第二次世界大戦中、有馬の温泉で原爆を作る研究がされていた!って某大手新聞に掲載されたこと…

金井啓修
3年前
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世界唯一の温泉 有馬の温泉

「湧くはずのない所に、湧くはずのない湯が湧く」 有馬の温泉を一言でいうとそうなります。 そ…