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問題解決能力とは?今すぐ始められる基礎をお伝えします!

仕事の本質は問題解決にある。人はめんどくさいと思えることを、それを得意な人にお願いすることで、その対価を支払い、解決しようとする。とても当たり前のことだ。とても当たり前のことなのだけれども、それは実に樹海のように奥深く、宇宙のように未だ謎めいている部分が数多くある。

これまで成果を上げることを生業とする多くの職業の方々と密接にさまざまな問題解決の場に居合わせたが、大きな成果を上げる場合には決まった共通点があったように思う。それを言語化することは、きっと未来の誰かの役に立つはずだ。

万能薬というほどの絶対的なものではないかもしれないが、ビジネスに限らず、私生活においても世の中の殆どの問題はこのアプローチで解決策を導き出すことができると思う。(解決できるとは言っていない)

※注:タイトルにあるように問題解決の「基本」の記事です。仕事がバリバリできるみたいな人は当たり前のように無意識でやっていることなので読まなくてもOKです。なんだかうまくいかない、というモヤっとさん向きの記事です。

1,一本筋の通った理想の仮説を立てる

まず最初に行うことは、一本筋の通った理想の仮説を立てることだ。あくまで理想で構わないし、仮説で構わない。出オチ感はあるが、これがめちゃくちゃ大事なのだという話を論理立てて後ほどする。

余談1.
ここで問題になるのは理想を洗い出すためには理想のバリエーションを手札として豊富に持っていなければ、選択肢に入ってこないということだ。選択肢を手に入れるために数をこなし、学ぶ必要がある。

余談2.
理想が無いままいきなり分析に入り、ボトルネックを見つけて穴を埋めるような実行をしても、応急処置には役立つが効果は制限されてしまう。このままでは大きな成功はありえない。

2,理想の仮説をセクション毎に小さく分けて、出来る出来ない(やりたくないなどの価値観も含む)、コスト(お金も時間もコスト)がかかるかからない、の四象限で表し、それぞれを因数分解する

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