沖縄県豊見城市を踏破<日本全市町村踏破(制覇)>
2018年2月13日。与論島から飛行機で沖縄本島に渡り、那覇空港から、那覇市の南隣の豊見城市(とみぐすくし)へ。
国道331号沿いにある、道の駅豊崎に立ち寄り。
日本全市町村のほとんどを巡って来た筆者ではあるが、沖縄県へ来たのはこの時点でまだ三度目である。沖縄本島は二度目。だから沖縄県には未踏市町村が多い。豊見城市もその一つだ。
豊見城市は、那覇のベットタウンとして急速に人口を増やし、2002年、豊見城村から一足飛びに市制へと移行した。国道の向こうに、マンションがいくつか見えている。
この道の駅も賑わっているが、観光スポットとしてよりも、地元の人々の買い物や飲食の場として賑わっているのだろう。
道の駅には、「MESHサポート」寄付金付き自販機があった。「MESHサポート」とは何か?改めて調べてみると、沖縄県北部で活動している民間救急ヘリコプターを運営するNPO法人ということだった。
沖縄本島北部周辺には、伊江島、伊是名島、伊平屋島等、本島と橋で繋がっていない有人島があるし、本島内にしても北部は山がちで、大病院まで時間のかかる場所が多いので、このようなサービスがあるのだろう。
なお、「MESH」とはMedical Evacuation Service with Helicopter(ヘリコプターを活用した救急医療の提供)の略である。詳しくは公式サイトで。
道の駅の店内。スパムむすびのようなや、紅芋を用いた伝統菓子「うむくじだんご」など、郷土色豊かな食べ物が多数。
特に地元で好んで食べられているのが、「ばくだん」というおにぎりの一種。ご飯を「ちぎあぎ」と呼ばれる魚のすり身で包んで揚げたものだ。
すり身には野菜なおも一緒に混ぜ合わせるので、ご飯とおかずを一度に食べることが出来、時間のないかまぼこ職人が素早く食事を摂る為に作られたものとか。
ただし、一般に売られるようになったのは、ごく近年のことらしい。
厳密には豊見城市の南隣の糸満市の郷土料理だが、この道の駅から橋一つ渡ればもう糸満市であり、地元と言って差し支えないだろう。
沖縄県全41市町村のうち、27市町村踏破、残り14市町村、達成率65.9%。
九州・沖縄全274市町村のうち、259市町村踏破、残り15市町村、達成率94.5%。
日本全国1741市町村のうち、1719市町村踏破、残り22市町村、達成率98.7%。