子供が幸せになる方法と日本社会の誤り
こんにちは、らくいきラボです。
前回の続きになりますが、
今の世の中、すごく生きづらく、毎日暗いニュースでもうウンザリしています。
けど、だからといって人生が不幸でいいって人はいないと思います。
誰もが幸せになろうと目指している。そうですよね?
そのために、一生懸命働いて、お金持ちになろうとする。
けど、その結果、幸せになれたでしょうか?
なれていないのであれば、一度立ち止まって考えてみるのも必要です。
私自身、10年ものサラリーマン生活を送り、お金もそれなりに稼ぎ、結婚して子供もいるし、幸せなはずです。
たしかにそうなのですが、心のどこかで満たされない部分がある。
その原因を知りたくて、本をたくさん読み、ネットの情報もたくさん見ました。
それでわかったのが
「幸せか幸せじゃないかは、自分が決めている」
ということです。
世の中のほとんどの人の考え方はこうです。
「上の人に比べて、私はまだまだ足りない」
常にだれかと自分を比較して、勝てば優越感に浸り、負ければ劣等感に浸る。
この考え方は、日本の学校の偏差値で人を評価するシステムが原因です。
人生には学ぶことがたくさんあります。それにもかかわらず学校は国語や数学といったほんの数個の科目だけで、優劣をつけ、いい学校、いい会社に入るために、いい点数を目指す。学生にとってそれが全て。と誰もが思っています。
人生はもっと自由です。学校に通わず成功している人もたくさんいます。
では、こうなったのはなぜなのか?
その理由はわかりませんが、これが間違っていることはわかります。
子供のとき、特に思春期にかけての時期は「自分はこういう人物だ」という概念を作り上げるときです。
そこに、偏差値システムが悪影響を与えてしまっている。
私もその悪影響を受けた1人です。
私の親はしつけに厳しく、学校で100点をとっても、
「世の中にはもっと上がいる。学校レベルの100点は意味がない」
中3の夏に受けた全国模試で数学と理科で学年で1位、偏差値は75を超えていましたが、褒められませんでした。
そういった経験を通じて、「自分はがんばっても褒められない、ダメな人間なんだ」という強烈な劣等感を持つようになり結果、高校中退、引きこもるようになりました。
みなさんも引きこもるほどじゃなくても、劣等感をもって生きてる人がほとんどじゃないでしょうか?
なぜなら、他人と比較することは、「上には上がいる」と考えることで、上に比べたら自分は下だと認識し、行きつく先は劣等感を持つしかないからです。
劣等感を持つことは自分で自分が嫌いになることで、不幸なことです。
劣等感をもつ人は、もっと下の人を見ていばったりします。
いばることで優越感を感じ、劣等感を感じないようにしてるんですね。
または、いばるかわりに、ネガティブ発言をたくさんして、周囲を下げようと足をひっぱる人もいます。
足を引っ張ることで自分の劣等感が緩和されるからです。
子供の思考はとても柔軟で、固定概念がありません。だから、親の考え方も柔軟にコピーしてしまいます。
親が劣等感を持ってると、子供も劣等感を持つようになります。
親が劣等感をもっていると、子供に勉強をがんばらせることで、自分を癒そうとします。
自分の親もまさにそうでした。
「あなたのため」と言いながら厳しくしつけられましたが、結局自分のためだったんですよね。
子供への過剰な期待は絶対にダメです。
親が残念に思ったとき、その表情を子供は敏感に受け取り、心に劣等感をつくります。
誰かと比べる思考は劣等感を生み、劣等感により自分が嫌いになり不幸になります。
逆に幸せになるためには、自分の劣等感に気づき、それを捨てることだということがわかります。
これが幸せになるための方法の1つです。
これは子供を育てる立場の人に一番聞いて欲しい話ですが、日本の学校に通ってた人なら全員が当てはまったんじゃないでしょうか?
もし、この記事が誰か1人でも参考になれば嬉しいです。
次回は、劣等感を捨てて幸せになるもう少し具体的な方法などについて書くつもりです。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
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