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#イベントレポ/動画制作講座!第3回 『編集編』を終えての感想と総括!!

先週・先々週に引き続き動画制作に関する講座の第3回目をさせて頂きました。

第1回は『企画構成編』。

第2回目は『撮影編』。

そして今回の第3回目は『編集編』です。

いかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。

全3回の講座も『編集編』の今回でひとまず完結編。今回も動画制作講座のイベントレポートと言いますか、イベント様子や感想、講座への思いなどを綴ってみたいと思います。

プロローグは『何のために編集をするのか?』

まずはプロローグとして『何のために編集をするのか?』という問いかけからスタートです。答えは何だと思いますか?

私が思う答えは、次の二つ。

まず一つ目が、『動画を見やすくするため』

例えば私たちが業務で動画を制作する場合、別撮りした音声をかぶせたり、色味の浅いRAWデータで収録したりして、編集上でカラーグレーディング(色調整のようなもの)を行いお好みの色味に仕上げています。

なぜこのようなことをするのかというと『動画を見やすくするため』

つまり素材が悪いがために(画質が悪かったり、音が悪かったり)コンテンツの足を引っ張りたくないからです。

またカメラマンでない方が撮影した素材で動画を作ることになったとします。露出が適正ではなく、手振れもあり、そのままの素材を長時間見るのは疲れる素材だったとしても、編集で素材の修正を行えばある程度使える素材に生まれ変わらせることができたります。

素材画質などが良くなかっても、内容がいいことって結構あります。(画質は良くないけど、最高の表情が撮れているなど。)

お父さんやお母さんが自分の子どもを撮った素材なんか本当にこれ!!近い関係だから撮れる映像ってあります!!

とにかく動画を少しでも見やすくするために『絵(映像)』や『音声』をいい感じにすることが編集をする理由の一つです。映像や音声が適正な動画って見ていて疲れないですもんね。

そしてもう一つが『見ている人を飽きさせないため』

例えば説明動画の場合。1カメ、NO編集で説明を行うより、説明をする人を映したり、作業をしている手元を映したりと、複数台のカメラが適材適所で切り変えると内容も分かりやすくなり、飽きが来づらい動画となります。(もちろん見やすさもアップします。)

またBGMを入れて雰囲気を作ったり、テロップや効果音で注意喚起を感覚的に感じさせる工夫を入れることで、抑揚が付き分かりやすい動画となります。

せっかく動画を見るんだったら、分かりやすかったり、見ていてリラックスした気分で見れたり、ワクワクするような雰囲気のある動画の方がいいですもんね。『見ている人を飽きさせない動画』ってこれらが兼ね備わっているんです。

つまり動画編集を行う理由は、『動画を見やすくするため』『見ている人を飽きさせないため』だと考えています。

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【ちょっと一息】
当日はこんな感じでセンターの方が、手書きのイラスト入りの看板を施設内の入り口など目立つところに色々置いてくださりました。(なんかイラストがちょっとあるだけでとってもあったかい気分になります。本当にありがとうございます!!)

前半は編集の進め方を中心に解説

講座の前半では編集をするにあったっての進め方(ワークフロー)を中心に解説しました。

初めて動画編集をする方だと、どこからどう進めればよいのか分からないと思うので、まず編集を始める前に、こんな感じで編集を進めるとスムーズですよという流れを紹介しました。(編集の流れは人それぞれ微妙に違い、今回はあくまでも私のやりやすい流れを紹介)

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ざっくりですが私の場合、編集の流れはこんな感じ

後半は実際に編集方法を解説

後半は編集ソフトを使って編集方法を紹介しました。編集ソフトもたくさんあって何を選べばよいのか迷いますよね。

今回は代表的な編集ソフトを何点か紹介し、その中でも『DaVinci Resolve』という動画編集ソフトを使って編集方法を解説しました。

『DaVinci Resolve』はプロの現場でも使われている編集ソフトですが、無償版もあり、これが結構使えます。

無償版だからと言って完成データにロゴが入ったりといった制約もありません。しかももちろん無償版だから無料!!

有償版に比べていくつか使えない機能がありますが、初心者のころはあまり気にならないと思うので、どんな編集ソフトを選べばよいのか迷っている方は是非一度使ってみてくださいね。

動画編集ってざっくり言ってしまうと、素材(動画)を編集ソフトに取り込んで、その素材をタイムライン上でカットしたり、並べたりして動画の流れを作り、テロップを入れて、絵や音声を調整していい感じなったら、完パケを書き出しして完成!!って感じです。

もっと単純な編集だったら、タイムラインにBGMに合わせて素材を並べたら、完パケを書き出しして完成!!ってのもOKです。

こういう流れを実際に見て頂くことで、
『動画編集って意外と単純なものやん!!』って感じてもらえれば、講座後にチャレンジしやすいかなぁと思い、今回はシンプルに実演してみました。

あとがき

3週連続全3回にわたる講座(2時間×3回の計6時間の講座!!)でしたが、3回ともリアル+オンライン共にたくさんの方々に参加して頂き、動画の関心の高さを実感した講座でした。

基本的に3回連続受講できる方が対象の講座でしたが、それでもキャンセル待ちが出るほど大盛況でビックリしました。(どの回も20~25名ほどの方々に受講して頂きました。)

講座の最後にもお伝えしたのですが、動画制作って『センス』より『経験』なんじゃないかなぁって私は思っています。

最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、とにかくたくさん動画を『撮影』して、たくさん『編集』してみてください。

そうそう!ちょっとめんどくさいかもしれませんが『企画構成』も忘れずに。見様見真似でもいいので『企画構成』して、その内容をもとに『撮影』を行い、『企画構成』をもとに『編集』を行うと、きっといずれ自分だけのいい感じで動画作りが出来るノウハウをGET出来ると思います。

ほんと先人は『急がば回れ』ってよく言ったもんだなぁって思います。まさにその通り。

『最初はだれでも”下手ッぴ”だった!?』ってことを知っておいてください。逆に最初からいい感じで動画を作れる人なんていないと思ってもらっていいと思います。

”下手っぴ”も数をこなせば、”普通の腕前”になり、気が付けば”凄腕”になります。(これほんとにほんと!!)

とにかく何よりも数をこなすことが、上達の近道なので、数をこなすことが苦にならないような、楽しい講座をこれからも作っていきたいなぁ。(ワクワクを刺激するような(笑))

映像クリエイターとして、実際に動画を作る傍ら、講師も務めさせてもらうようになって今年で4年目になるんですが、皆さんのキラキラした表情を見ていると本当に刺激とパワーがもらえます。

本当に講師って楽しいんですよ!!伝わった時の感触や物事をどうやって嚙み砕こうかと考えるもの楽しい!!動画を作るのも楽しいですが、講師をさせて頂くのも同じくらい楽しいです!!あぁ講座をさせてもらえて本当に良かったなぁって毎回思います。

今回も自分の中での雑感(まとめ)のようなnoteでしたが、3回にわたってお付き合い頂きありがとうございました。

読んで頂きありがとうございます。 『映像制作をもっと身近に、もっと気軽に』という思いでnoteを始めました。 noteでは映像制作に関するtipsや話題をはじめ、ぐっでぃテレビの中の人たちによる他愛のないお話まで幅広く綴っていきたいと思います。