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バック トゥ ザ フューチャーに魅せられて~あの頃の気持ちが鮮やかによみがえる~

皆さんいかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。

【2020年(現在)】久々に地上波でバック トゥ ザ フューチャーを楽しむモーリー

3週連続で放送されていたバック トゥ ザ フューチャーを皆さんはご覧になられましたか。私は3週連続でじっくり楽しんだのですが、見ていると目を輝かせてバック トゥ ザ フューチャーを見ていた、少年時代の自分の気持ちにタイムスリップしてしまいました。

しかも今回放送されたバック トゥ ザ フューチャーは私のお気に入りの声優陣バージョン。(ドクが青野武さん、マーティーが山寺宏一さんバージョン。私は青野さんのまくし立てるようなしゃべり方のドクが一番好き。)

そして今、映像に携わる身として客観的な見方をすると、バック トゥ ザ フューチャーの丹念に仕込まれた構成、明快なキャラクター設定とドクとマーティの絶妙な掛け合い、そして世の男の子を虜にするデロリアンの存在、そんな全ての要素に脱帽せざる負えないことに気づき、より一層好きになってしまいました。

今回は全2回に分けて、バック トゥ ザ フューチャーに出会った少年時代の思い出(過去)と、大人になって映像制作に携わるようになった今、改めてバック トゥ ザ フューチャーの凄さを実感した(現在)の2つの時空で話を進めたいと思います(笑)

Part1はバック トゥ ザ フューチャーとの出会い、少年時代の思い出を語ったnoteとなりますがお付き合い頂けましたら嬉しいです。

【1980年代後半(過去)】私のバック トゥ ザ フューチャーとの出会い

バック トゥ ザ フューチャーを初めて見たのはおそらく小学生低学年の頃だと思います。映画公開時のリアルタイムではなく、当時私の住んでいる街にも出来たばかりの流行りのレンタルビデオ屋さん(TSUTAYAさん)で両親に借りてもらったような記憶があります。
※しかもバック トゥ ザ フューチャーPart1ではなくpart2から見たような記憶が・・・part2が面白くて1にたどり着き最後にpart3を見たような気がします。どちらにせよめちゃくちゃ好きで何度も見たことには違いありません。

【1980年代後半(過去)】ビデオのジャケットがモーリー少年の心にはあまり響かなかった・・・

小学生になってドラえもんやハットリくん、パーマンといったアニメだけでなく少しずつ映画にも興味を持ってきたモーリー少年が最初に好きになったのはインディージョーンズやグーニーズといった冒険ものでした。

特にインディージョーンズはお気に入りで、毎回、摩訶不思議な迷宮や洞穴を探検するインディーの姿にハラハラドキドキしながらテレビの画面を見ていたのを覚えています。当時流行っていたファミコンのゲームソフトっぽいアドベンチャーなテイストが子供心に響いたのかもしれません。

またビデオのジャケットが古代の文化が残っている未開拓っぽい土地でアドベンチャーを繰り返すといったインディージョーンズの映画のテイストを感じやすいデザインだったからすぐに興味が持てたのかもしれません。

確か第一作目は「レイダース 失われたアーク」といった題名だったような・・・ちなみに現在販売されているDVDジャケットがこんな感じ。当時のビデオジャケットと同じかどうかわかりませんが、大体こんなテイストだったと思います。
※なお私が見たのは公開時に映画館でではなく、全てテレビの洋画劇場かビデオです。


それに引き換えバック トゥ ザ フューチャーのビデオのジャケット(公開当初のポスターデザイン)は、子供心になんだか未知との遭遇的な宇宙人や怪奇現象的なSF映画に感じ、あまり興味を持てませんでした。なのでどちらかといえば自分から進んでみたいというよりかは、両親が見たかったので、息子である私も便乗して見たという表現の方が正しいかもしれません。

今見たらかっこいいデザインなんだけど、明るく爽快に時間をまたぎ、人々のすれ違いをコミカルに描いた映画だと想像できないと思うのは私だけかなぁ!?子供心になんか「未知との遭遇」的な宇宙人が出てくるのか、怪奇現象を描いたシリアスなSF映画だと誤解していました(笑)

【1980年代後半(過去)】将来、発明家になりたいと初めて自分の夢を持ったモーリー少年

モーリー少年がジャケットから想像したイメージとは裏腹に、超ゴキゲンな内容だったバック トゥ ザ フューチャー。最初に虜になったのは超イカシタデザインのタイムマシーン、デロリアンの存在です。
そんな最初にドクとマーティーの掛け合いでこんな場面があります。

【デロリアン初お目見えでのワンシーン】
マーティー:「ちょい待ち。デロリアンをタイムマシーンに改造したの?」
ドク:「どうせ車を使ってタイムマシンにするならかっこいいほうがいいだろ。」

かっこいい車がタイムマシーンだなんてほんとヘビーです。しかもドクの「どうせならかっこいいほうがいいだろ。」っていうコメントが洒落っ気があり発明家っぽくなくて今でも大好きなシーンです。

自分の作りたいものを、自由に作ってみたい。こんなものがあればいいのにと思ったものを作ってみたい。そんな想像をする少年でした。

【1980年代後半(過去)】憧れた1950年代!アメリカの古き良き時代

将来、発明家になりたいと思うようになったモーリー少年が、バック トゥ ザ フューチャーでもう一つ虜になったのは、1950年代の古き良き時代のアメリカの街並みと文化です。
街を走っている車。かかっている音楽。綺麗な芝生に囲まれた大きな家。登場する人々が着ている服。それらすべてのものが輝きお洒落に見えました。
まだ小学生も低学年だったのですが、こんな世界で青春を過ごし、ダンスパーティに行きたいと心から思いました。

その後モーリー少年は小学生高学年頃から1950年代から1980年代くらいまで洋楽を中心に音楽に心奪われます。
(ロック、ポップス、ジャズ、ボサノバと様々なジャンルが好きですが、今でも古き良き時代の明るく乾いた感じのアメリカンポップスが理屈抜きに大好きです。)

そんな道を歩むのもバック トゥ ザ フューチャーを見てそんな、キラキラした古き良き時代のアメリカの姿が印象に残っていたからかもしれません。

さぁデロリアンに乗って現代へ戻ろう。

青春期を迎えたモーリーは、発明や科学の世界にのめり込むわけでもなく、人並みにスポーツに明け暮れ、音楽に心震わせるといった、ごく普通の青春時代を過ごすことになります(笑)

しかしひょんなことから映像の世界に入ったのもひょっとしたら少年時代に出会ったバック トゥ ザ フューチャーがそうさせたのかもしれません。

さて次回の「バック トゥ ザ フューチャーに魅せられてPart2」では、モーリーが大人になって改めてバック トゥ ザ フューチャーを見て、改めてその凄さに圧倒されたところから物語がはじまります。

綿密に計算された脚本。ブレのないキャラクター設定。飽きさせない映像構成。どれもパーフェクトで、とてもヘビー!

次回は大人になって映像制作に携わるようになったモーリーが、改めて感じたバック トゥ ザ フューチャーの凄さを語ります。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
to be continued...

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