楽しく取り組むと500円玉も人も集まりやすくなるかも。健康経営と500円玉貯金の話

恐らく500円玉貯金用なのかと思うのですが
コンビニなどのレジで
お釣りをきっちり500円にしようと
画策する人を数年前はよく見かけました。
キャッシュレス化が進んだ現在では、
あまり見かけなくなった光景です。

500円玉は1枚の重さが7.1ｇだそうです。
5000円で71ｇ、50000円で710ｇ、500000円で・・。　
お金が貯まっていく様を
重さで確認できるのは
手ごたえもあり
重くなればなるほど楽しい気分になれそうです。

話は変わりますが
うちの近くに比較的大きな公園があります。
観光客の方なども来られるような公園で
ボート遊びができる大きな池もあります。
この公園でコロナ禍になる前
笑いながら体操のようなものをする
いわゆる「笑いヨガ」をしている人を何度か見かけました。
大体、10人位の集団で行われ
ご本人方はとても楽しそうに笑い転げているのですが
普通の通行人にとっては「笑う何かの集団」にしか見えず
毎回、遠巻きにしてその場を通り過ぎていました。

それから2年後のある日。
在宅での仕事中
健康経営についての情報を色々見ていると
私があの日、遠巻きに眺めていた「笑いヨガ」は
「ラフターヨガ」とも呼ばれ
健康経営の一環として取り入れる企業がある
という記事を発見しました。

会社のフロアの一角で
お昼休みに何人かが集まり
いえ、朝礼でもいいかもしれません。
皆で笑いながら体操のようなものをする。
笑っているうちに
前日のうっかりミスや
今日のハードスケジュールなど
どうでもよくなってしまい
なんだか分からないけど
楽しくなってくる。

おぉ、なんだか楽しそう。

50万円貯金しよう　とか
従業員の健康管理に取り組もう　とかいうと
とても硬いイメージになりますが

この缶一杯に500円玉を集めてみよう　とか
声を出して笑いながらみんなで体操してみよう　とかいうと
ちょっと面白そうなのでやってみようかな
ってハードルが一気に下がります。

会社で「ラフターヨガ」を取り入れようと
一番初めにアイディアを出した人は
すごく勇気が必要だったと思います。
でも、みんなで楽しくやってみようよ
っていう気持ちが勝ったんじゃないかな　
なんて想像します。

何をするにしても「楽しく」って大切です。
楽しくしていると
「お金」も「人」も集まってくる
そんな気がします。